瀧口:ではここで、実際にアイメック農法でトマトを栽培していらっしゃる事業者の方に中継がつながっています。ドロップ代表取締役の三浦綾佳さんです。三浦さんよろしくお願いします。
三浦:こんにちは。よろしくお願いします。
瀧口:そちらは今ハウスの中ですか?
三浦:はい、そうです。
奥平:後ろにトマトが植えられていますね。まだ苗は小さいですね。
三浦:そうですね。定植して1週間経った頃です。
奥平:これから大きくなって、収穫の時期に入っていくわけですね。
三浦:そうです。
瀧口:三浦さんがアイメック農法を始められたきっかけは何だったんですか?
三浦:元々私は農業とは全く関係のない人生を送ってきたのですが、自身の妊娠と出産をきっかけに、女性が活躍できる職場を作りたくて農業を選びました。
農業の中でも、元々広告代理店をやっていたのでとにかく良い商品を作りたい。自分たちでマーケティング、ブランディングをして、お客様が満足できる商品を作り上げたいという思いで、アイメックとメディアで出会うことができて、これなら甘いトマトができるぞと確信し、一歩踏み出しました。
瀧口:他とは違ったトマトを作りたい、というところがきっかけだったんですか?
三浦:そうですね。トマトは味が明確に分かるので、果物に感覚が近いと思います。糖度が高いトマトさえ出来れば販売していく自信はあったので、弊社にはすごく合っている農法だと思っています。
奥平:もう売上と利益は上がっているんですか?
三浦:最初の初期投資を考えるともう少し頑張らなければいけないところですが、目標金額は達成しました。弊社は9月決算ですが3,500万円くらいの売上を今季は達成できています。
瀧口:今ハウスの中で見せていただける部分はありますか?
三浦:はい。カメラをちょっと変えますね。
瀧口:ありがとうございます。
三浦:苗が植えられていますね。
瀧口:近付いたりできますか?
瀧口:こういう感じで植えられているんですね。白い部分は何か下に敷かれているのでしょうか?
三浦:この中にアイメックのベッドが作られています。この透明なフィルムがアイメックのフィルムです。
奥平:その下にその溶液を流すシートが入っているわけですね。
三浦:そうですね。また植えたばかりなので根っこは張ってないのですが、徐々に白い根っこが見えてきているのが分かりますか?
瀧口:本当だ。分かります。
三浦:これがトマトの根っこですね。
瀧口:すごい。これは驚きですね。本当に土がない。
奥平:森さんのフィルムで起業も面白いですが、(三浦さんの)トマトで起業もすごいですね。でも女性が働ける職場を作りたい、という話から始まって農家をやるというのは前代未聞じゃないでしょうか。
瀧口:三浦さん、ありがとうございました。
三浦:ありがとうございました。
森:頑張ってください。
瀧口:アイメック農法でした。
奥平:そして、こちらに何かいただいたものがあるんですよね。
瀧口:実はそうなんです。
奥平:こちらが三浦さんのところでできたトマトジュースです。
瀧口:美容トマトという商品名です。
奥平:やはりラベルもおしゃれで広告代理店(出身)というお話が分かる気がしますね。こちらにコップがあるのでいただきましょう。今日は食べたり飲んだりしてますね。ドロッとしていて濃いですね。
森:これは砂糖や塩などの添加物は一切入っていません。
瀧口:では今日はありがとうございます。なんだか乾杯みたいですね(笑)。
奥平・瀧口:甘い!
瀧口:これトマト?本当にフルーツですね。
佐藤:(このジュースの)糖度はどれくらいありますか?
森:糖度8以上は間違いないですね。
奥平:さっきのトマトも甘かったのですが、甘さがより凝縮されていますね
森:そうですね。より凝縮されます。それから長持ちしますよね。1年や2年は全然問題ないです。
瀧口:美味しいです。これで綺麗になれるならいいですね(笑)。
奥平:普通トマトジュースって刺激的な感じというか、ちょっとチクッていう感じがしますが、これはまろやかでそれが全くないですね。
森:雑味感がないのがまさにリン酸・窒素・カリと、このフィルム(のおかげ)。これは(不要なものが)何も入っていませんから。土を使わない特徴ですね。
瀧口:トマトや野菜嫌いのお子さんにも良さそうですね。
森:子供達は喜んで飲みますね。
瀧口:本当に美味しいです。ごちそうさまでした。三浦さん、ありがとうございました。