大河内麻紀(倉科カナ)と本宮蒼太(菊池風磨)の恋を阻むライバルが出現した『隣の男はよく食べる』(テレビ東京系)第6話は、過去一波乱の展開になりました。せっかく、2人の気持ちが通じ合ったばかりなのに~(ぴえん)。

実はピュア・・・? な蒼太にキュン

「見せてあげる、俺の本気。これからいっぱい見せてあげる」なんて言うから、てっきりエロの意味かと思っていたら・・・。どうやら蒼太は、麻紀と"本気デート"がしたかったみたい。なんだかもう、確実に本命彼女になってますよね? 

ただ、蒼太の本気デートって、ちょっぴり幼くないですか? 少女漫画に出てきそうなことをやっているというか。バイクの2人乗りなんて王道だし、行き先が水族館というのも定番。まさか、蒼太ってこういうデートに慣れてない? もしかして、意外とピュアなの? とか思っちゃいました(これが策略だとしたら怖い)。

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しかも、プレゼントがおもちゃの指輪とか、さすがに可愛すぎません? 多分これ、学生時代だったら大ブーイングを買うやつなんですよ。「あいつ、おもちゃの指輪渡してきたんだけど~」とか、身内でネタにされるやつ。

でも、麻紀はもう35歳。ある程度の欲しいものは自分で買えるし、男性からブランドものをもらった経験もあるはず。だからこそ、こういうウブなプレゼントが刺さるんですよね・・・。

蒼太って、女性関係は派手だと思うけど、案外"本気の恋愛"ってしたことがなかったんじゃないかな。今までは蒼太のセクシーな部分が全面に出ていたけど、交際スタートしてからは、幼さが浮き彫りになってきましたよね。

たとえば、魚全般が苦手な理由が「骨がちょっと・・・」とか。そんなことを口を尖らせて言われたら、全部の骨を取ってあげたくなっちゃう! 沼にハマったらあかんやつ・・・と思いながらも、せっせと世話を焼きたくなってしまう気持ち、めちゃくちゃ分かります。

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10歳のライバル登場!? で波乱の展開に

「ラブラブ期突入か~ってことは、韓国ドラマだったらしばらく何の展開もなさそうね」

町田桜(山田真歩)の言葉に大きくうなずいた直後、次々と波乱の展開が訪れました(号泣)。恋って、本当に不思議なものですよね。「恋愛したーい!」と出会いを求めている時はあまり訪れないのに、「相手見つかりました。もういいです」って時に限って、いい人が現れたりする。麻紀って、まさにそういう状況だと思うんです。

だって、篠原一義(高橋光臣)なんて、蒼太と出会う前だったら最高な恋の相手ですよね。ひとりで娘を育てているわけだから、いろいろと大変なところもあるかもしれないけれど、麻紀は世話焼きな性格だし。意外とうまくやっていけそう!

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しかも、篠原の娘・ひより(長谷川晏)が麻紀のことをめちゃくちゃ気に入っているんですよ。麻紀をパパの奥さんにしたいひよりは、蒼太を敵視しまくり! 10歳の女の子の援護射撃って、手強すぎる・・・。

そして、蒼太の仕事仲間・寺田千夏(野崎智子)も、猛アピールを始めました。蒼太がショート好きって言ったから髪切るとか。「本宮さんがショート好きって言ってたから・・・」って上目遣いするとか。こちらも、かなり手強い。

というか、千夏って麻紀の前ではサバサバ女子〜みたいな感じでしたよね・・・? なのに2人きりになると急に女を出してくるの怖すぎる。サバサバして見える女ほど、実は恐ろしい・・・というのを体現する存在になりそうです。

しかし、せっかく想いが通じ合ったのだから、ライバルに負けずに恋を貫き通してくれ! 麻紀と篠原、蒼太と千夏の方が相性もおさまりもよさそうだけど・・・(小声)。ここまできたら、麻紀×蒼太の恋愛を応援していきたいです。

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文:菜本かな

【第7話(5月24日[水]放送)あらすじ】

両親の結婚40周年を祝うため、大河内麻紀(倉科カナ)は実家に帰省していた。家族に本宮蒼太(菊池風磨)と付き合っていることを話すべきか悩んでいた麻紀だったが、マンション購入を勧められるなど、一生独身だと思われていた。一方で、蒼太は結婚を考えている様子もなく、麻紀は歳の差から世間の目を気にするように・・・。そんな中、麻紀は蒼太に自分の年齢を伝えていないことに気づき、覚悟を持って35歳だと伝えると、蒼太は・・・。

◆番組情報
ドラマParavi『隣の男はよく食べる』
毎週水曜深夜0:30~1:00放送(テレビ東京系)
動画配信サービス「Paravi」にて1話先行配信中

(C)「隣の男はよく食べる」製作委員会