メッセージの最後に必ずぴえんマークをつける"ぴえん女"こと寺田千夏(野崎智子)が、本宮蒼太(菊池風磨)の仕事仲間であると判明した『隣の男はよく食べる』(テレビ東京系)第4話。恋愛感情が皆無かはまだはっきりしていないけれど、ひとまずは安心です(ほっ)。
「俺に期待してよ」ってどういう意味ですか?
私、やっぱり大河内麻紀(倉科カナ)は都合のいい女にはなれないと思うんですよね。嫌なことははっきりと相手に伝えるし、相手に女の影があると分かればサッと身を引く。「それでもいいから・・・」とはならない。よくよく考えると、めちゃくちゃ"本命タイプの女"なんですよ。
蒼太に、「(千夏は)一緒に仕事してるだけ。ただの仕事仲間です」と言われても、鵜呑みにはしない。「そんなのおかしいよ。ただの仕事仲間、家にあげる? 一緒にご飯食べる? それも夜、2人きりで。私なら、期待する」と言い返せるのだから、すごい! この発言は、かなりスカッとしました。蒼太はこれまで数々の女をそうやって丸め込んできたのかもしれないけど、麻紀は負けないからな~! って。
ただ、どうやら本当に仕事仲間だったみたいなんですよ。蒼太の仕事をよく知らなかったら、勘違いしちゃいますよね。それに、千夏と2人きりだったわけじゃなくて、ほかに男性もいたようだけど、そんなことは麻紀の耳には入っていないし。
っていうか、そもそも蒼太が「俺の彼女になりたい?」なんてまどろっこしいことを言わず、ストレートに「俺の彼女になってください」と告白していれば、こんなに面倒なことにはならなかったのでは!?
しかし、ようやく想いを伝えてくれたのでよしとしましょう。
自分に相手がいない場合、"後輩の結婚式"ってちょっぴり気まずいじゃないですか。こちら側はなにも思っていなくても、向こうが勝手に気を遣ってきそうだし。でも、仕事関係の後輩だったら、嫌でも出るしかない・・・。
そんなモヤモヤを抱えている麻紀の気持ちを察してか、結婚式場まで迎えに来てくれた蒼太。なんやこの王子様スタイルは~! 若くてこんなにイケメンな彼氏、同僚たちにめちゃくちゃドヤれる! みんな唖然としちゃってたし!
「俺に期待してよ」とか、告白か告白なのか分からん曖昧なことを言っていた蒼太だけど、やっと「好きだよ、麻紀さん」と告白をしてくれました。ようやく! 観ているこちらまでうれしい!
ただ、ただね、その告白の瞬間に"グゥ~"と蒼太のお腹が鳴ったんですよ。これ、もしかして麻紀のご飯が目当てで告白したパターン? だとしたら、許せん! 麻紀のすべてを愛してくれているはず・・・と信じましょう。
頼れる上司・篠原さんがスマートでカッコ良すぎる・・・!
麻紀の会社の頼れる上司・篠原一義(高橋光臣)、さすがにカッコ良すぎやしませんか? 部長ということは仕事もできるんだろうし、後輩たちにも慕われていて、料理もうまい。しかも、離婚をしたあとは、幼い娘さんをひとりで育てているようです。麻紀の料理の腕は、何を考えているのかよく分からん蒼太より、篠原さんとその娘に振るってあげた方がいいのでは? と思っちゃった(告白を聞くまでは)。
もしかしてこれ、篠原が麻紀のこと好きになる・・・みたいな展開もありますかね? そしたら、蒼太が焦って形勢逆転することもあり得る? 『隣の男はよく食べる』、さらに面白くなってきた~!
文:菜本かな
【第5話(5月10日[水]放送)あらすじ】
大河内麻紀(倉科カナ)は、本宮蒼太(菊池風磨)から好きだと告白される。しかし、結局自分の作るご飯が食べたいだけだと感じ、蒼太とご飯を食べることを避けるように・・・。そんな中、麻紀は会社で役員たちの話を耳にし、自分は実力ではなく条件的に課長に選ばれたのだと思い込んでしまう。落ち込む麻紀だったが、篠原一義(高橋光臣)の言葉で誤解と知り、自信を取り戻す。本当のことは言葉にしないと伝わらないと思った麻紀は、蒼太に今の気持ちを伝えようと・・・。
◆番組情報
ドラマParavi『隣の男はよく食べる』
毎週水曜深夜0:30~1:00放送(テレビ東京系)
動画配信サービス「Paravi」にて1話先行配信中
(C)「隣の男はよく食べる」製作委員会
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