動画配信サービス「Paravi」で独占配信中のParaviオリジナルドラマ『悪魔はそこに居る』。本作は、いとこ同士の今西詩(吉谷彩子)と九条美園(石井杏奈)を中心に、女性同士の嫉妬と承認欲求が生み出す、刺激満載の愛憎サスペンスが描かれており、そのドロドロとした物語展開が話題に。今回、フリーライターを目指す詩のアルバイト仲間で、実家の小料理屋を継ぐために修行中の伊崎紘を演じる上杉柊平にインタビューし、演じる際に意識していることや本作の見どころ、今"悪魔的"にハマっているものなどを聞いた。

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――今回演じる役をどのようなキャラクターと捉えて演じられているのでしょうか?

最初に台本を読んだときに僕が演じる伊崎が作品においてどういう役割を担っているのかを考えました。そうすると意外と僕がいて大きく話が動いていくことが多くて、詩の最大の理解者であることが大事だと思いました。詩は傷ついたら伊崎のところに帰ってきて、また戦いに行くようなタイプなので、こんがらがったものを解いてあげられるような安心感を与えられるようにということを意識していました。

そしてこのドラマの中心となる女性の一人、詩の理解者で拠り所であると同時に、美園にとっては"起爆剤"となる人物だと思うので、詩と話すときと美園と話すときでは雰囲気を変えるようにしていて。特に美園相手の時は表情から本心がなるべく出ないように、言葉の発し方や目線などで出せるようにと思って演じました。

――最初に台本を読んだときのお気持ちは?

長尺の会話シーンが結構多いんですけど、この作品においてとても大事だと思うし役者としてもやりがいがあってうれしいなと思いました。役者を信頼していただけないと書けないものだとも思うので、その期待にちゃんと応えたいというモチベーションを持ちつつ、本番が楽しみだなという気持ちが一番にありました。

僕は伊崎のようなタイプとは真逆で結構はっきり言ってしまうタイプなんですよね。「結論を急いでる」と言われたり「言葉って武器になるからね」と説教されたりしたこともあるんですけど(笑)、正直、僕の所感では詩と美園、どっちもどっちなのではと思うこともあるんです。タイトルの"悪魔"は美園を指していると思うんですけど、詩の言動が美園を焚きつけていたんじゃないかと思うこともありました。身を置いている環境によって受け止め方が変わると思うので。これは日常生活においても起こりうることだなとも思いました。まだ役に入っていなかったので、俯瞰で見つめている感じで読めたのでそう感じたのかもしれません。

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――印象的だったシーンは?

僕は詩との芝居が多いんですけど、あるときから美園とのやり取りもあるんです。その中で美園が僕の前で本性を現す瞬間がとても面白かったですね。物語的にも、明確にそこから動き出した瞬間でもありましたし、その豹変っぷりがすごいので見応えがあると思います。

――ドラマのタイトルから。現在、"悪魔的"にハマっていることはありますか?

ゴルフです! 去年始めたんですけど、とても楽しくて。同級生は社会人になって7年ぐらい経って、丁度部署が変わったり立場が変わったり、上の方や外との繋がりができてゴルフに触れるようになったんですよね。それで僕も一緒にやるようになって、すっかりハマって打ちっぱなしにも一人でよく行くようになりました(笑)。仕事の後や何かに煮詰まってしまった時のリフレッシュにもなるのでとても楽しいですね。打ちっぱなしは週2回・・・行ける日があったらほぼ毎日ですが、お仕事のご褒美的な感じで行っています。がっつりお休みが取れそうなときはマネジャーに前々から確認して「ゴルフに行ってきます!」と伝えています(笑)。

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――最後に視聴者の方へメッセージをお願いします。

詩と美園が物語の中心にいて、その二人を見つめていると、自分の中にある"小さな悪魔"みたいなものに気づいたり、各キャラクターにある何かトラウマや抱えている思いがあって、誰かしらに共感できるところもあると思います。男女関係なく感じるものがあるんじゃないかと。その中で、「伊崎くんはいい人だね」と言われたらなんだか救われるような気持ちになるかもしれません(笑)。また、言葉じゃない、セリフじゃない部分でバチバチとぶつかっているところも多く、その時のみんなの表情や目線、言葉以外じゃない部分のお芝居も見ごたえあると思うので、ぜひ注目してみていただけたら嬉しいです。

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撮影:山田健史

◆配信情報
Paraviオリジナルドラマ『悪魔はそこに居る』
動画配信サービス「Paravi」で全話独占配信中