2023年2月9日(木)から、動画配信サービス「Paravi」でParaviオリジナルドラマ『悪魔はそこに居る』が独占配信される。吉谷彩子&石井杏奈のW主演で、女性同士の嫉妬と承認欲求が生み出す、刺激満載の愛憎サスペンスが描かれる本作に、上杉柊平と和田雅成の出演が決まった。さらに、主要キャラを取り巻く人物として阿部亮平、清水麻璃亜、高嶋菜七の出演が決まり、吉谷、石井、上杉、和田によるキービジュアルも公開された。
本作は、小説投稿サイト「エブリスタ」で人気を博し、めちゃコミックでコミカライズもされた、累計100万DLを突破した話題作をドラマ化。主人公は、子どもの頃から一緒に育ってきた、いとこ同士の今西詩と九条美園の2人だ。詩は、居酒屋でアルバイトをしながら、フリーライターを目指す努力家だが、意地っ張りで素直に感情を表すことが苦手。一方の美園は、誰からも愛されるキュートで甘え上手なキャラクター。
そんな対照的な二人は、都内のマンションで同居しており、家族でもあり、親友のような存在だが、実は美園は悪魔のような冷徹な心を秘めていた・・・。美園に裏の顔があるとは知らずに同居生活を送る詩は、徐々に破滅へと追い込まれていく。やがて美園の裏切りに気付いて絶望した詩は、復讐を誓って反撃に転じるが・・・という物語が描かれていく。嫉妬、憎悪、悪意、狂気。女性同士のコンプレックスやゆがんだ競争心、承認欲求が生み出す、ドロッとしていて、ヒリヒリ感のある愛憎サスペンスに期待が高まる。
既報の通り、Paraviオリジナルドラマ『悪魔はそこに居る』のW主演を務めるのは吉谷彩子&石井杏奈。吉谷は、アルバイトをしながらフリーライターとしてWEBマガジンの記事を書く27歳、不器用で無口な今西詩を、石井は詩と同い年のいとこで、サイコパスな顔を隠しながら誰もから愛されるキャラクターの仮面をかぶる九条美園役を演じる。
そんな二人と深い関わりを持つ男性キャラクターを演じるのが、上杉柊平と和田雅成だ。フリーライターを目指す主人公・今西詩(吉谷)のアルバイト仲間で、実家の小料理屋を継ぐために修行中の伊崎紘を演じるのは、上杉。伊崎は、詩に思いを寄せ、彼女を守る男らしさを見せる役どころで、この伊崎の存在が、詩を陥れようとする九条美園(石井)の嫉妬心を燃え上がらせることになっていく。
一方、和田が演じるのは詩の恋人で商社に勤める営業マン・新谷貴人だ。新谷は、プライドが高く周囲より優位に立ちたがる性格。自分を頼ってくれない意地っ張りな恋人・詩に不満を抱いているところに、美園が接近し・・・という役どころだ。伊崎と新谷が詩と美園の愛憎劇にどう関わることになるのかにも注目だ。
さらに、阿部亮平、清水麻璃亜(AKB48)、高嶋菜七の出演も決定。阿部は、詩と伊崎がアルバイトをしている焼き鳥屋の店主・田所徹次役を演じ、清水と高嶋は詩や伊崎の焼き鳥屋のアルバイト仲間である片瀬由美、本橋加奈をそれぞれ演じる。個性豊かなキャスト陣が物語にどのような彩りを添えるのかに期待が高まる。
【あらすじ】
「可愛い」。外見だけでなく、中身もその言葉がぴったりの九条美園。真面目で優しい心を持つが、意地っ張りで可愛げのない今西詩。2人は一つ屋根の下で暮らすいとこ同士だ。ちょっとわがままだが甘え上手の美園は誰からも愛されるキャラクター。そんな彼女をうらやむ詩は、「美園みたいになれたらどんなに楽しいだろう...」と何度も心の中で願っていた。そんなある日、詩は美園の裏の顔を知る。美園は巧妙な嘘をついて周囲の心を操り、詩の家族、友人、恋人までをも奪っていたのだ。家族であり親友だったはずの美園は、天使の顔をした、悪魔だったのだ――。美園の本当の顔を知った詩は美園への復讐を誓う。一方、美園には幼少期から詩を恨む理由があり・・・幼いころから互いへの羨望と嫉妬を抱き続けてきた真逆のタイプの2人。果たして詩は、恋を、そして人生を取り戻すことができるのか⁉
コメント紹介
◆上杉柊平
――このドラマのお話を聞いたときの率直な感想をお教えください。
現代が舞台の男女の群像劇は久しぶりでしたので非常に楽しみでした。
同時に、膨らみ続けてきた愛憎の渦に刺激を与える役をいただいたのでどのように女性二人の関係に影響を与えていくのか悩むところでもありました。
――伊崎紘はどんな男性ですか?
夢と現実やプライドとコンプレックス、いろいろな事の狭間でもがきながら孤独と戦ってきた人間。他者を本気で理解しようとしないと自分のことも理解されないと分かっていても心の壁を取り払うことは怖くて避けてきた。今西詩との関係を持つことによって少しずつ自分が本当に求めているものを理解していく。本質レベルの人間関係においてはこれからが楽しみ!な、男。
――伊崎を演じるにあたり、大変だったこと、反対に自分と似ていて楽なことなどありましたか?
今西さんをサポートしていくにあたって、明確な答えを提示せず導いていくような言動や行動はモヤモヤする部分もあった。私個人としては、はっきりと示すことが多いので、多くの場合きつい印象を与えることがあるが、伊崎のやり方は当人を成長に導くやりかただなあ。と学びにもなりました。
――吉谷彩子さん、石井杏奈さんのご印象は?
お二人ともとても気さくでお話ししやすい方でした。
吉谷さんと過ごす時間が多かったのですが、日常会話からお芝居のことまで非常にフラットに話せるような環境を作ってくださり、自然とチームをまとめていく力のある方だなあという印象。
石井さんの役は気持ちの起伏が激しく大変なシーンが多かった印象ですが、多くの表情が混在していて、柔らかい雰囲気に意志の強さが混ざっていたり、そこに怒りが隠れていたりと、それらの引き出しがすごいなあ、と思って見させていただいていました。
――今だから話せる撮影のウラ話など教えてください。
東京スカイツリーが見える全ての撮影は、どれも極寒でした。ガチガチでした。
――どのような方に見て頂きたいドラマでしょうか?視聴者へのメッセージなどもあわせてお教えください。
年代問わず、人間同士の対立や、人間関係のこじれを楽しめる方にはぜひ見て頂きたいです。
作品を見ながら、声を出して‟こういうやつ嫌い"などと言いながら、何か不満を言葉にしてスッキリしたい方にも見ていただいて、少し楽な気持になっていただけたらと思います。
◆和田雅成
――このドラマのお話を聞いたときの率直な感想をお教えください。
タイトルにパンチがあるな、と。
でも考えてみると悪魔って意外と近くにいたり、それぞれが心の何処かに飼っているかもしれないとも思いました。
――新谷貴人はどんな男性ですか?
プライドが少し高く、考え方が昭和の頃の男性寄りですかね。
でも誰よりも純粋な人物だと思います。
――新谷を演じるにあたり、大変だったこと、反対に自分と似ていて楽なことなどありましたか?
正直すごく苦労した役でした。
撮影中も彼の正義はどこにあるかを探し続けていました。
似ている部分は正論をぶつけてしまいすぎる所です。
――吉谷彩子さん、石井杏奈さんのご印象は?
吉谷さんは役のその瞬間を生きるのがとても上手い方でした。そして、会話の受け取り方も渡し方も凄く丁寧です。
同い年の役者さんとして刺激を頂きました。
石井さんの役は一見、嫌な部分しかみえてこないんですが、石井さんが演じる事で魅力的な部分がたくさん出てきてその役を愛せるようになりました。
――今だから話せる撮影のウラ話など教えてください。
撮影で使った焼き鳥を、シーンを撮り終えた後にみんなで食べたあの時間、好きでした。
――どのような方に見て頂きたいドラマでしょうか?視聴者へのメッセージなどもあわせてお教えください。
物語の展開が早く、色んな転び方をするので1話があっという間だし、続きが気になるドラマになっていると思います。
最後まで余す事なく見届けてください。
◆森安彩プロデューサー
上杉柊平さんはもともととても気になっていた役者さんでした。
独特の空気感があり、見ているといつの間にか引き込まれてしまう、そんな印象でした。一途に詩を想う伊崎を上杉さんに演じて頂いたら、きっと役の深みとリアリティが増すに違いないと思って、お願いしました。実際、上杉さんのナチュラルだけど説得力のあるお芝居がキャラクターに味と深みを足してくださいました。
和田雅成さんは、お芝居で見せる憂いのある表情と、バラエティでの明るくノリのいいキャラクターのギャップがとても面白い俳優さんだと思って、興味深くご出演番組を見ておりました。プライドが高く、ピュアなのに気づけば女性達の因縁に巻き込まれて行ってしまっている新谷を、和田さんに演じて頂くことで、視聴者の方が親近感を持てるキャラクターになったと思います。理想通りに物事が進まないフラストレーションや、自分自身を相手に解ってほしいジレンマなど、とてもリアルに誠実に表現して頂きました。
配信情報
Paraviオリジナルドラマ『悪魔はそこに居る』
2023年2月9日(木)19:00から動画配信サービス「Paravi」で独占配信スタート。
(C)Paravi
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