DMMブックスの人気コミックを原作に据えた、馬場ふみか主演のドラマ『夫を社会的に抹殺する5つの方法』(テレビ東京系)の第3話が1月24日(火)に放送された。本作は、夫からモラハラやDVを受けてきた主人公・奥田茜による復讐を描く社会派サスペンスドラマである。
茜(馬場ふみか)の家に、親友でライターの工藤凛(佐藤玲)が遊びに来る。広告賞の最有力候補である奥田大輔(野村周平)を取材したことで、久しぶりに会いたくなったという。
ちょうどその時、かつての同僚である西野早苗(岡本夏美)から、大輔がまたもや会社の後輩とイチャついている様子を盗撮した動画が送られてくる。バーであれほど恥をかいたにも関わらず、まだ懲りていないようだ。
怒りが抑えられない茜の殺気立った様子を感じ取ったのか、「茜のこと泣かせたら、大輔さんのこと徹底的に取材して記事にしちゃうかも」と気遣う工藤。夫がクズなだけで、茜の周りには良き友人がいることがわかり、どこか安心する。
そんな中、仮面の人物から新たに、2つ目の復讐についての手紙が届く。その内容は、人生の幸福要素の2つ目"達成感"を奪い去るというものだった。同封されたUSBには、"勝ち続けるデザイナー・奥田大輔の真実"が込められていて・・・・・・?
翌日、茜は早苗を自宅に呼びだし、大輔のものとされるデザインと、そっくりなデザイン案を見せる。なんとそのデザイン案の制作者は、早苗だった。大輔は、早苗だけではなく、これまで何人もの若手デザイナーのパクリを出し続けていたのだ。
パクられている後輩たちは、「先輩に使ってもらえるデザインをいくつ作れるかが勝負」「次は、お前の名前で出せるように上に話しとく」と言われ、黙認せざるを得ない状況下に置かれているようだ。そこで茜は、一人で声を上げることが難しいならと、被害者たちの証言を集め始める。
ある日、上司に呼び出された大輔は、パクリの件で内部告発があったと告げられる。とっさに否定しようとする大輔だが、「どんどん俺に使われるデザイン持って来いよ」という音声データや、茜が工藤に頼んだスクープ記事まで上がっており、言い逃れしようにも証拠が揃いすぎていた。
記事をもみ消し、広告賞を辞退することで事態を収束させようとする上層部に対し、大輔は「皆さんも散々やってきたことじゃないですか!なんで俺だけ・・・・・・」と食い下がるが、「今もう時代が違うんだよ」と突き放されてしまう。大輔が悪いのはもちろんのことだが、上層部のこれまでの悪事(?)は野放しにされていそうで、なんとも闇深い。
社内でも既にパクリの噂は広まっており、 "リアル都落ち"状態の大輔は、耐え切れずに退職。そのまま、父の会社で働くことに。
人前で漏らし、会社を追い出されてもなお、茜に対しては偉そうな態度をとる大輔に思わず口があんぐり。異常にメンタルが強い大輔には更なる復讐が必要そうだ。
SNS上では、どんどん復讐にのめり込む茜に「ちょっと怖いくらいの迫力」「復讐の鬼になりつつある」との声が。復讐を続ける茜にも今後何かが起こるのではないかと心配する声も上がっていた。
また、仮面の人物は「茜の味方」だと主張するが、その真意は一体何なのか。
文:田幸和歌子
【第4話(1月31日[水]放送)あらすじ】
大輔(野村周平)は会社を追われ、父・奥田雅俊(渡辺いっけい)の経営する会社で働くことになる。茜(馬場ふみか)は、次期社長の妻として、義母・美千子(宮崎美子)から毎日厳しい指導を受けていた。慣れないことに疲弊している茜を気遣ってくれたのは、大輔の姉・和美(森カンナ)。「本当の姉だと思って欲しい」という和美に心救われるが、大輔は相変わらず冷たい。再び仮面の人物から、メッセージと衝撃の映像が届く・・・。◆番組情報
ドラマチューズ!『夫を社会的に抹殺する5つの方法』
毎週火曜深夜0:30~1:00放送(テレビ東京系)
放送終了後、動画配信サービス「Paravi」にて配信
(C)テレビ東京
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