藤原季節主演『ギルガメッシュFIGHT』の第2話が配信された。低視聴率で打ち切り寸前となっていた、エロをテーマにしたバラエティ番組『ギルガメッシュFIGHT』の窮地を救うため、テレビ東洋プロデューサー・栗田淳一(大東駿介)が、ディレクター・加藤竜也(藤原季節)を演出に抜てき。そして、「カメラは低く、志は高く」と栗田が声を出して現場を鼓舞し、加藤の指揮のもと、リニューアル1発目、疑似生放送の緊張感のある収録が始まった。

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スタッフ総出で妄想した裸エプロン姿で料理をする「夜食ばんざい」のコーナーでは、狙い通りの刺激を届け、収録後はキャスト・スタッフも興奮気味。だが加藤は、サワリー尾中(永野宗典)のリアクションに満足せず、「サワリーは次でクビだな」と痛烈批判。その言葉をサワリーが聞いていて・・・! 苦い顔をするサワリーを横目に何も言わず去っていく加藤。その様子が、サワリーの状況の厳しさを物語っていた。「こんなのお笑いじゃねえよ」とサワリーは不満を募らせる。

視聴率3%に届かなければ番組は打ち切りという状況のなか、目標を遙かに超える5.8%という数字を獲得し、栗田らは歓喜。だが、加藤は冷静に次の一手を生み出そうとしていた。会議で元新聞社務めのディレクター・名高圭介(堀井新太)に「お前にはお前にしか作れないエロがあるだろ」とゲキを飛ばし、「本気さが足りない」とサワリーを次の収録でクビにすると告げ、夜のディスコに出向く。

そして、ディスコで出会った西岡亜紀(真島なおみ)の提言にピンときた加藤は、西岡を次の『ギルガメッシュFIGHT』に呼ぶことに。目立つことをせずとも存在感が光る、そんな西岡の佇まいが印象的だった。

会議では、加藤が西岡の起用を申し出るも、栗田は宮本秀樹(姜暢雄)と巨乳グラビアアイドル・大沢ゆりえ(出口亜梨沙)を司会に迎えた2人体制でやっていくことを芸能事務所関係者に説明した手前、バツが悪く・・・。だが、加藤は視聴者に飽きられる前に次の一手を打たなければと、西岡を起用した企画を押し進めようとする。辛い立場ながらも、番組を面白くしていこうと加藤の意見にすぐさま賛同する栗田の熱量がすごい。

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会議では、「ギャップが大事」という加藤の言葉から"エロ×ニュース"という切り口で提案した名高の企画に加藤が注目。加藤の妄想がどんどんとふくらみ、スタッフたちからもどんどんとアイデアが湧きだし、ついに普通の服装のキャスターがニュースを読み、最後にパンティーを見せる「GNNヒップライン」のコーナー案が誕生。加藤から端を発し、スタッフたちが総出で"エロ×バラエティ"を考え抜くさまがやっぱりアツい!

次の収録日、西岡が遅れて現場にやってくる。司会の大沢が「早く置物から使える置物にならないと」と、台本を読み込み、びっしり書き込みをして番組に挑もうとする一方、素人の西岡は台本の文字を読み間違えるなど、熱意が感じられないようにみえるのだが・・・。

いざ、リハーサルが始まると、「このタイミングでスカートをめくって、パンツ見せてもらってもいいですか?」というとんでもないスタッフの指示に「はい」と甘い声で答え、すぐさま実践。そのあまりの潔さに驚かされる。加藤の要望にも淡々と応え、何度もパンツを見せる西岡。最終的に「お尻をきれいに見せたい」とパンツを切ろうとした(!)加藤に、西岡は「あんた、アホだね。それならいいの持ってるから」と提案するのだった。

一方、サワリーは名高に下ネタが苦手なことを明かすと、名高もそれに同感。だが「何でこんな現場でそんなに頑張れるんですか?」というサワリーの問いかけに対し、名高は「置かれた場所で咲き乱れたいんですよね」と言い、本当は音楽番組志望の加藤が畑違いの場所でもやりたいことを見つけて咲き乱れていることを引き合いに出して、「俺もこの場所で爪痕を残したいんですよ」と答える。そんな名高の"誇り"がカッコいい! 名高の言葉を聞いたサワリーの顔つきも変わり・・・。

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いよいよ「GNNヒップライン」コーナーの収録がスタート。最後までこだわっていたパンティーを出す場面では、西岡が躊躇なくTバック(私物!)姿を披露。これには加藤も納得、栗田も大興奮! 西岡がアドリブでキュートなウインクをキメると、「どうせクビなんだ」と吹っ切れたサワリーも一か八かのアドリブで高速ベロを披露。そのリアクションに加藤も大興奮で・・・。

収録後、「何で私だったんですか?」と問いかける西岡に、加藤は「君が今後の時代を象徴する。スターになれる。間違いない!」と太鼓判を押す。現場からも西岡への拍手が贈られ、司会の大沢も「お尻、カッコよかったです!」と笑顔を見せ、西岡を讃えた。

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クビ寸前だったサワリーも加藤に「もっと早く(舌を)出し入れしてくれ」とアドバイスされ、番組になくてはならない存在に。スタジオを後にするサワリーの顔も明るく、これまでの彼の葛藤を思うとグッときてしまった。

スタッフ・キャストたちの"覚悟"が見えた第2話。彼らが向き合うテーマは"エロ"だが、そこに邪な気持ちはなく、自身の仕事に対するプライドをかけて邁進していく姿勢はまさにプロフェッショナル。熱量だけでなく、振り切る"覚悟"もまた、番組が"伝説"となった一つの要因だったのだろう。求められるまま、自分のできることをやり切る西岡、追い込まれて高速ベロを生み出したサワリーのドラマが印象深かった。

西岡の起用が功を奏し、芸能事務所関係者からのプレッシャーもきつくなる栗田に、「よろしくお願いします」と握手を求めた加藤。絆はさらに強固となり、視聴率も6%を超え、順風満帆の『ギルガメッシュFIGHT』チーム。だが次の放送日時は、何と五輪開会式の放送と丸被り! 彼らにどんなドラマが待ち受けているのか、第3話も見逃せない!

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文:小松加奈

【第3話(1月14日[土]放送)あらすじ】

テレビ東洋ディレクター・加藤(藤原季節)らは、ディスコや覗き部屋で女性がTバックを履いていることから「ギルガメッシュFIGHT」の影響力を実感。しかしオリンピック開会式が来週の裏番組である事を知らされる。視聴率が1%下回ったら打ち切り対象となる為、再び窮地に立たされる。諦めムードの会議室で加藤は、沢山の人がテレビを見ている日だからこそ新企画を生み出すべきだと訴える。テレビ東洋プロデューサー・栗田(大東駿介)は最新ランジェリーの紹介によるファッションショーを提案。しかし、加藤は時間が無い中で決まった企画に納得がいかない。
そんな中、裸エプロンで活躍した石川あゆみ(杉本愛莉鈴)が兄にAV女優であることを知られ、番組を降板するということを加藤は知る。
再び現れた番組存続の危機に加藤が生み出した石川最後の舞台とは・・・

◆放送情報
Paraviオリジナルドラマ『ギルガメッシュFIGHT』(全5話)
第3話は2023年1月14日(土)深夜1:15から動画配信サービス「Paravi」にて配信予定。
第1話は無料配信中。