2023年1月10日(火)深夜0:30より、テレビ東京ほかにて、ドラマチューズ!『夫を社会的に抹殺する5つの方法』の放送がスタートとなる。原作は、「DMMブックス」で独占配信中の三田たたみ氏によるWeb漫画。夫からDVやモラハラ等を受けてきた主人公が、謎の手紙の指示に従い大輔を社会的に制裁する中で、自他と対峙し人生を見つめ直す姿が描かれる。

今回、そんな本作で主人公・奥田茜役で主演を務める馬場ふみかと、夫・大輔役の野村周平にインタビューを行い、ドラマの見どころやお互いの印象などについて話を聞いた。

――まず、本作のオファーを受けたときの率直な感想を教えてください。

馬場:最初は、やっぱりタイトルに驚きましたね。「これはとんでもない作品だぞ!」と。また、主婦役というのが実は今回初めてなので、私も大人になってきたなと思いました。脚本を読ませていただいて、復讐のお話というだけではない、人と向き合うことや自分と向き合うこと、SNSやインターネットの使い方など、色々と感じることができたので、撮影が始まるのが楽しみでした。

野村:タイトルからだいたいの内容は察することができるのですが、いざ台本を開いてみると、後半にかけて人間模様が描かれていきます。馬場さんのおっしゃるように、単なる復讐劇というよりかは、しっかりとした人間物語でもあるなと思いました。

――馬場さんと野村さんは高校生くらいの頃からのお知り合いということですが、改めてお互いの印象はいかがですか?

野村:馬場さんは、プライベートでも仕事現場でもあまり変わらなくて親しみやすいですね。本当に裏表のない方です。

馬場:ありがとうございます(笑)。野村さんは、なんだか大きなエネルギーを感じる方ですね。

20230110_otosatsu_int_02.jpg

――ご自身が演じられる役どころについて教えてください。

馬場:いわゆる専業主婦です。茜はすごく強くて芯のある女性なのですが、大輔との結婚生活の中で、本来の自分を見失ってしまっているのかなと思います。料理上手で、毎日とんでもないご馳走を用意していて。

野村:すごく良い奥さんだよね。それをぶち壊していくのが僕の役柄です(笑)。序盤は本当にただただ最低なヤツですね。

――馬場さんは、どのように役作りをしていきましたか?

馬場:ドラマには描かれていない部分なのですが、結婚前まで茜がどういう風に生きてきたのかというのを書いた資料を監督がくださったんです。それをじっくり読んで、それまでの時間を埋めていくという作業を自分の中でしていきましたね。

――野村さんが演じられる役柄は、あまり共感できるところのないくらいひどい夫という印象ですが、どのように気持ちを作っていくのでしょうか?

野村:僕は基本、共感しながら役柄を演じるということがあまりないんです。ときには高校生を演じなければいけないときもありますし。少し引きで見ているというか、自分とかけ離れた役柄でも特に問題ないです。今回は、とても振り切った役なので、逆にやりやすい感じもありますね。

20230110_otosatsu_int_04.jpg

――今回のドラマの見どころや、演じる際に気を付けている点を教えてください。

馬場:それぞれの人間としての成長や、自分自身と向き合っていく姿と言うのは見どころだと思いますね。誰でもそういう面はあると思いますが、(茜は)大輔と一緒にいるとき見せる姿と、1人でいるときの姿が結構違うんですよね。また、復讐によってちょっとずつ変化していくさまを丁寧に演じられたらと思います。

野村:最近のドラマにはあまりない過激なシーンもでてくるので、そういったところはリアルにしっかりと描いていきたいですね。そこのおさまりが良ければ、すごく良い人間ドラマになるんじゃないかなと思っています。

――ちなみに、過激なシーンとはどのような感じでしょうか?

馬場:復讐もですが、普段の大輔さんの茜に対するモラハラ感も結構「うわ~」ってなるものがありますね。

野村:これが放送される頃には、結構嫌われているんじゃないかな(笑)。DVのような描写もでてくるので、気持ち的にも大変ではあるのですが、本番は気合を入れて取り組んでいます。

――今まで撮影された中で、印象的なシーンはありましたか?

馬場:回想のシーンでラブラブデートをしたのですが、それが楽しくて、結構印象に残っています。こんな頃もあったのになって。

野村:それが撮影初日だったね。(茜のことを)デッサンしたりとか。ちょっと寒かったけど(笑)。

20230110_otosatsu_int_03.jpg

――ドラマの中では殺伐とした夫婦生活を送っていますが、演じている中で、お互いに本当に怖いなと感じた場面はありましたか?

馬場:あります。撮影の合間では、こうやって楽しく話しているのですが、カメラが回ると、いつも不機嫌で帰ってくるので、本当に怖いです(笑)。

野村:ドラマを見ている人には分かるようになっているのですが、僕は(茜の)怖いところは見えないようになっているので、正直分からないですね。

――逆に、お2人はどのような結婚生活に憧れますか?

馬場:まだ結婚したいと思ったことがないので、特にないかな。結婚願望が1ミリもないんです(笑)。"したくない"というわけではないのですが、"したい"と思うこともないんですよね。

野村:僕もないんだよね。この2人に一番聞いちゃだめな質問です(笑)。でも子どもがほしいというのはあるので、そういう意味ではちょっとしたいのかなあ。

――馬場さんは今回の作品も含め、『恋と弾丸』や『ねえ先生、知らないの?』など、近年漫画原作の作品へのご出演が多いですが、そういった作品に取り組むときに意識していることはありますか?

馬場:今年(取り組んだの)は、舞台以外はすべて漫画原作の作品でしたね。もちろん、しっかりと原作に忠実にやるのも大切で、無視してはいけないことなのですが、やっぱり生身の人間がやることで違ってくる部分はでてくると思うんです。そういうときに、無理やり近づけたりするようなことはあまりしない方がいいなと個人的には思っています。確固たる世界観がある作品は別ですが。今回は、現在も漫画が連載中で、一緒にドラマが進んでいく感じなので、あまり気にしないでやっています。

――最後に視聴者に向けてメッセージをお願いします。

馬場:タイトルを見ただけで、「さぞ恐ろしいお話なんだろう」と思われるかと思いますが、復讐だけではない、人間の成長や、今の世の中で問題になっていることが描かれていたりもします。このドラマが、みなさんにとって自分自身と向き合うきっかけになってくれたらいいなと思っています。

野村: "専業主婦の馬場ふみか"が見られます!あとは細かいところですが、食卓にこだわっていたり、家から見える景色がすごく良かったりもするので、そういうところも注目してもらえたら嬉しいですね。(大輔の言動がひどすぎて)全然入ってこないとは思うんですけど(笑)。僕は本当に最低なやつを演じるので、SNSのDMで悪口メッセージが送られてこないといいなと思っています(笑)。でも、ぜひ見ていただけたら嬉しいです。

20230110_otosatsu_int_05.jpg

◆番組情報
ドラマチューズ!『夫を社会的に抹殺する5つの方法』
2023年1月10日(火)スタート(テレビ東京ほか)
毎週火曜深夜0:30~1:00放送
放送終了後、動画配信サービス「Paravi」にて配信

(C)テレビ東京