秋元康が企画・原作を担当する『警視庁考察一課』(テレビ東京系)の最終話が12月26日(月)に放送された。本作は、事件の考察を専門とした部署「考察一課」を舞台とした物語。キャストには船越英一郎、山村紅葉、西村まさ彦、高島礼子、名取裕子、内藤剛志ら、刑事ドラマやサスペンスドラマの"レジェンド"たちが勢揃いしている。

今まで考察一課長として事件を追っていた船越が、なんと殺人の容疑で逮捕された。とある雑居ビルの地下で見つかった死体の傍らにいたこと、凶器と思われるナイフに指紋がついていたことなど、状況証拠は揃っていた。

しかし、肝心の船越は事件前後の記憶がなく、目が覚めたら血を流した男が目の前にいたと主張する。考察一課を潰そうと目論む捜査一課管理官・真木雄一(マギー)がそんな証言を信じるはずもなく、船越は17時に送検されることに。タイムリミットが訪れるまでに考察をし、真犯人を見つけなければならなくなった考察一課。まさに"崖っぷち"の状況に追い込まれている。

被害者の北山勝(ジョーナカムラ)は、暴露系YouTuberガーシーそっくりの動画配信者。アイドルや俳優、アーティストなど、あらゆる芸能人の「下半身事情」を暴露しているという。暴露という性質柄、各方面で恨みを買っていそうだ。

そこに、庶務の北野美奈子(北野日奈子/乃木坂46)が現れ、船越の携帯に現場の写真が数枚残されていたことが明らかになる。写真を確認すると、被害者のポケットには札束が。この情報から、暴露ネタを巡り、何らかの交渉がされていたのではないかと考察する。

藤井龍(藤井流星/ジャニーズWEST)は、真木に呼ばれ、船越を自白させるよう指示された。船越が犯人ではないと信じる藤井は、船越の無罪を証明すべく、事件前後の記憶を取り戻させようと奮闘する。高すぎる尿酸値の値を見せることによるショック療法、船越愛用の崖(脚立)の登場、船越が世界で最も信頼している女性・芦田愛菜になりきるなど。藤井の渾身の演技に、真木は「今、芦田愛菜がいたか」と問いかけるほど。

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一方、考察一課では、高島と船越が今朝、一緒に行列のできるスイーツ店に並ぶ約束をしていたことが判明する。そのスイーツ店は事件現場の裏に位置しており、今朝現場周辺にいた理由がはっきりした。

また、過去の北山の動画を見漁った西村は、月村雲(小川莉香)という声優が北山の暴露により自殺したこと、月村の自殺後から北山が情報屋と取引をし始めたらしいことに気が付く。高島のBUBCCAにも月村が載っており、そこには声優の握手会に並ぶ男性の姿が。この男性は、名取が以前出演した番組のAD・諸岡忍(樫尾篤紀)だった。

そこに、諸岡が姿を現した。北山を殺害したことを自供し、船越を呼んでほしいと言う。事態を未だ把握できていない考察一課に、諸岡は事情を説明し始める。

今朝、悲鳴を聞きつけ、北山の遺体を発見した船越は、警備員のフリをし、駆けつけてきた諸岡が犯人だと気が付いた。月村のファンだった諸岡は、月村を自殺に追い込んだ北山に強い恨みを持っており、犯行に及んだのだ。

そんな諸岡に、船越は自首するよう説得。犯人を改心に導く船越の背後には、崖と荒ぶる波が見えるようだった。諸岡は、最後に月村の墓参りに行かせてほしいと懇願する。17時までに戻ってこいと約束し、犯人を送り出した船越は現場を撮影。その際、現場に偶然あった脚立を見つけ、それに上って写真を撮った際に足を滑らせて落下、記憶をなくしたのだった。

事件の真相が明らかになったと同時に、真木がタイムアップを知らせにくる。すると、真木の名前を耳にした諸岡が何かに気が付く。真木が、北山に暴露予告をされていたと言うのだ。しかも、真木は反社会的勢力と繋がっており、北山にネタを提供していた。

最後まで小ネタに溢れていた考察一課。SNS上には「シリーズ化してほしい!」「まだまだ続きが見たい!」など、続編を期待する声が多く寄せられていた。レジェンドたちの再集合に期待が高まる。

文:田幸和歌子

◆放送情報
ドラマプレミア23『警視庁考察一課』
毎週月曜23:06~23:55(テレビ東京系)
動画配信サービス「Paravi」にて全話配信中

(C)「警視庁考察一課」製作委員会