1991~98年にテレビ東京で放送された伝説の深夜番組『ギルガメッシュないと』。この「深夜お色気番組」の代名詞ともいえる番組に携わってきた人々の実話から着想を得た、番組制作陣視点のフィクションドラマ『ギルガメッシュFIGHT』が、動画配信サービス「Paravi」にて2022年12月24日(土)より独占配信。本家『ギルガメッシュないと』の当時の放送時間と同じく、土曜深夜1:15から配信スタートする。本作で、深夜番組『ギルガメッシュFIGHT』の演出を手掛けることになるディレクター・加藤竜也を藤原季節、番組プロデューサー・栗田淳一役を大東駿介が演じる。

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配信に先駆けて行われたオンライン記者会見には、藤原と大東のほか、番組MCの巨乳グラビアアイドル・大沢ゆりえを演じる出口亜梨沙、加藤ディレクターに見いだされ番組に抜てきされたTバックの女王・西岡亜紀役の真島なおみ、『ギルガメッシュFIGHT』の人気企画「夜食ばんざい」で裸エプロン姿を見せるセクシー女優・石川あゆみ役の杉本愛莉鈴が登壇。司会は本作にも出演するアナウンサー・高田敬役の安東弘樹が務めた。

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平成レトロな90年代ファッションも話題の本作。杉本は『ギルガメッシュないと』ゆかりの大胆な裸エプロン姿、西岡は美脚がまぶしいミニスカート姿、出口は肩と胸元の露出が大きい"ボディコン"ワンピで登場。藤原と大東もバブリーな役衣装でハイテンションに登場し、のっけから「調子に乗った(笑)」と大東が反省する一幕もあった。

藤原は、自身の元に届く反響に触れ、「当時の"ギルガメ"ファンがすごく(たくさん)いらっしゃるんだなということが、とてもよく分かりました。今の時代、"ギルガメ"をモチーフにドラマ化しても、コンプライアンスとか、守りに入っちゃうんじゃないかという声が多々あったのですが、もうそこは安心してください。『ギルガメッシュFIGHT』はギリギリを狙ってやっていきます!」と手ごたえを感じているようだ。

出演にあたり、出口は「今の時代に、当時のような映像をどうやって撮るんだろうっていうワクワク感がありました」と期待を感じたそう。真島は「生まれたのが1998年。(番組が放送されていたときのことは)よく分かっていなかったのですが、お声がけいただいてすごく嬉しかったので、どんな役でも全力でやりたいなと思って、秒で"イエス"と答えました(笑)」とし、新境地への挑戦に意欲を見せた。

大東は「先輩の俳優さんに、劇中でも出てくるような"お札でタクシーに停める"、"海外にドラマのオープニングを撮るために行って、ハワイで1週間滞在"とか、そんな嘘みたいな90年代のお話をたくさん聞いていたんです。ですから、僕としては歴史時代劇、大河ドラマに出るような気持ちでした(笑)。台本を読んでいたら、当時のテレビ業界を背負っている人々の情熱にほだされてカッカしてきて、ぜひやりたいなと思いました」と話した。

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90年代のテレビ業界人を演じる藤原と大東。本作で衝撃だったことについて、藤原は「僕が今まで出会ってこなかった俳優たち」を挙げ、「たくさんの女性たちがこのドラマに関わっているのですが、その出会いが衝撃でしたね。皆さん、何かを懸けて臨んでいるというか・・・」と女性キャストたちの"覚悟"にも似た姿勢に刺激を受けた様子。そんな現場では「このドラマに参加していると、どうしても待合室でみんなエロについて語っていて。そこには、あらゆる共感がありました(笑)」とも明かした。

本家『ギルガメッシュないと』をオマージュしたシーンも本ドラマの見どころ。その中のひとつ、人気コーナー「ランジェリー歌謡祭」シーンの撮影当日、体調不良で歌い手が1人欠席になってしまうというハプニングがあったそう。そこで急遽、その日の撮影で良いアドリブをしていた出演者の女性に、大東が自らオファー。「プロデューサーとディレクターは俺が説得するから」と頼み込み、実際に彼女に歌ってもらったという。「プロデューサーの熱を僕も感じているのかな」と自身の行動を振り返る大東に、そんな熱量を感じる現場だったと登壇者もうなずいていた。

続いて、話題は個性あふれるキャラクターたちの役作りについて。藤原は「意識していたのは現場で出会ったエネルギッシュで面白い人たちを自分の中にどう取り込んでいくか。そうした現場の瞬発力を大事にしていたような気がしますね。例えば、ディレクションのシーンで、(真島演じる)西岡さんが「GNNヒップライン」で彼女のお尻に対して自分がどこまで熱量を上げられるか、杉本さんの裸エプロンに対してどこまで自分が興奮できるか、どうしたら興奮できるラインを見つけ出せるか・・・そこの勝負だなと思っていたんです。だから現場では、目をパッとかっ開いて、真剣勝負でしたね」と振り返る。

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大東は、「現場に入る前、車とかで大声出して声をちょっと潰してから入ると、ちょうど良かった。(撮影中は)声を枯らさずに家に帰ることがあんまりなかったです(苦笑)」と明かし、撮影に懸ける並々ならぬ思いを感じさせた。

印象的なシーンについて、会議で番組スタッフの妄想から生まれた"妄想ガール"たちが実際に具現化されていく様子を挙げた藤原。「"裸エプロン"が始まり、西岡亜紀が出現し、「ランジェリー歌謡祭」と・・・毎話と盛り上がっていくんです。1話ごとにかなり見どころがあります!」と力を込めた。大東も、「加藤や栗田にとっては、会議室で意見を出し合って面白いアイデアを生み出す瞬間こそが本番。やっぱりそのシーンが1番熱を帯びていた気がします」と藤原に同意。「妄想して、"裸エプロン"とかがどんどん生まれていく瞬間は楽しかったですね。むちゃくちゃ興奮した(笑)」と話した。

会見の後半では、本作のモチーフとなっている深夜番組『ギルガメッシュないと』の出演者、イジリー岡田、岩本恭生、細川ふみえが登場し、『ギルガメッシュFIGHT』のキャスト陣が3人に当時の様子について質問することに。

まず、藤原は自身が演じた加藤のような人物がいたのかを質問。イジリーは、「"いた"ってことだけしか言えません! 当時のディレクターさんのそれぞれの良さを凝縮したのが加藤さんの役なので、もうそれが全て。今、ここで公表できるディレクターさんは1人もいません(苦笑)」と震え上がっていた。

出口から"ギルガメ"での初司会について質問された細川は、「プレッシャーは感じたと思うのですが、それよりも見ていただけたことの方がうれしかったです。そしてプロデューサーの方も"みんな優しく助けてくれるから大丈夫だよ"と言ってくださって。本当にその通りでした」とコメント。それを聞いたイジリーは「当時のプロデューサーは、女性レギュラーには優しかったですね。男には厳かった(苦笑)」とぼやいていた。

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当時、デビュー1年でMCに大抜てきされた細川。イジリーは、そんな細川のMCぶりに触れ、「恭生さんと僕のフォローを全部しなきゃいけないんですよ。全部ふーみん(細川)が助けてくれたの、覚えてますか?」と岩本に問いかけ、細川の当時の奮闘を称えた。

そして、イジリーといえば"高速ベロ"。その誕生については、劇中で少し違う描かれ方をしているという。実際は「ギルガメ治療院」のコーナーでプロデューサーから「お前は絶対女優さんに触れちゃいけないから、何かを見つけなさい」と言われ、そう言われてもな・・・と悩んでいたそう。そんなとき、「自宅のお風呂場でヒゲを剃っている時にベロ出したら、"あれ、動くんじゃねえか。どのぐらい動くかな"と思ってやったら、速く動いたから"これ使おう"ということで生まれました」と誕生秘話を明かした。

またイジリーは、杉本の会見での話を聞いて「もしあなたが本当に1991年ぐらいの時に20歳前後だったら、あなたは間違いなく『ギルガメッシュないと』のレギュラーでした」と太鼓判を押した。「爽やかな感じで、別にすごくエロいわけじゃない。そういう子たちが(番組に)入ってきていたので」と伝えると、杉本は当時の映像を見て自分も出たいと思っていたことを明かし、「生まれ直したいです(笑)」とはにかんだ。

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そして最後に主演の藤原は視聴者に向け、「『ギルガメッシュFIGHT』、相当、熱量の高いドラマになっております。クリスマス・イブ、聖なる夜に、聖なるエロを楽しんでください」と、"ギルガメ"らしいメッセージを送った。

◆放送情報
Paraviオリジナルドラマ『ギルガメッシュFIGHT』
2022年12月24日(土)深夜1:15から第1話を動画配信サービス「Paravi」にて配信。
第1話は無料配信。

(C)テレビ東京