毎週月曜23:06よりテレビ東京にて放送中の、秋元康が企画・原作を務める連続ドラマ『警視庁考察一課』。"事件の考察"を専門とした部署「警視庁考察一課」を舞台に繰り広げられるベテラン刑事たちの考察劇で、目玉となるのはなんといってもそのキャスティング。船越英一郎、山村紅葉、西村まさ彦、高島礼子、名取裕子、内藤剛志というサスペンスドラマ界のレジェンドともいえる俳優陣が一堂に会する。

そんな本作で、個性豊かなベテラン刑事たちを取りまとめる管理官・徳永りえ役の徳永えりにインタビューを行い、撮影現場の様子や番組後半の見どころなどを聞いた。

――刑事役のレジェンドともいえるベテラン俳優さんたちがボケたおすような本作で、徳永さんが唯一のツッコミ役という立ち位置ですが、どんな気持ちで演じていますか?

撮影が始まった当初は、やはり皆さんの存在感に圧倒されてしまいましたね(笑)。でも、皆さんに甘えつつ、あまり「失礼かな?」とかは考えずに、ツッコむところは強めにいかせていただいています。アドリブも多いので、そこに自分も食らいつこうと思って、怖気づかないように頑張っています。

――撮影現場での印象的なエピソードを教えてください。

私は柳沢(慎吾)さんと一緒にいることが多くて、第4話では一緒にコントみたいなこともやったのですが、あれも台本では「アドリブで」って書いてあって。ご相談したときには、もう慎吾さんの頭の中にプランが出来上がっていたので、それを教えていただいてやりました。ですが、オンエアが終わったあとに、「もう一個ボケられたな」とか、「あれも拾えば良かった」とか、おっしゃっていた姿が印象的ですね。

あとは、内藤さんとお話したときに「みんな(お芝居に)飽きてないんだよね」ということをおっしゃっていたんですよ。皆さんを見ていると、台本に書かれているセリフ以上のことを常に考えていて、すごく貪欲なんです。お芝居を一緒にさせていただいているなかで、そういうところも本当に勉強になります。

――楽しそうな様子が伝わってきますが、撮影中に苦労していることはありますか?

圧倒的に説明台詞ですね。でも、皆さん優しいんですよ。私が説明台詞を言えたら拍手してくれるんです!考察のシーンでも長台詞があったりするので、皆で励まし合ってやっています。皆さんの長台詞の芝居は圧巻なので、自然と拍手したくなっちゃいますね。

――徳永さんはすごく淡々とやっているように見えていました(笑)

頑張ってます(笑)。事件の説明台詞は、大体私か慎吾さんなんです。だから、台本が来たときには、「今回どっちだ?!」って2人で確認しています。私だったときは、慎吾さんが嬉しそうに笑いながら「頑張ってね!」って応援してくれますね(笑)。

――以前、藤井さんにインタビューをした時に、柳沢さんはカットがかかるときに必ずウインクをしてくれると話していたのですが、徳永さんにもされるのですか?

はい(笑)。ウインクもしますし、私にはいつもかっこいい顔を見せてくれますね。2人のシーンでは、柳沢さんの渋くてかっこいいお芝居が多いので、カットがかかるまではめちゃくちゃ渋くて、かかった瞬間に、「今の見た?今の見てた?カッコよかった?」って聞いてくるので、「めっちゃかっこよかったです!」って答えて、2人で盛り上がっています。

――若手チームの藤井流星さん、北野日奈子さんのご印象はいかがですか?

藤井さんご自身のお人柄なのか、(レジェンドたちに囲まれていても)何の圧も感じていないんじゃないか?!というくらい、良い意味で飄々としている印象です。そんなところが役としてすごく成り立っているんですよね。彼の口からだと、発言が突拍子もない失礼なことに聞こえないんです。それが計算なのか、ご自身の人柄なのかは分かりませんが、すごいなと思いながら一緒にお芝居をしています。

北野さんは、庶務の役なので、たまに来てくれたと思ったらすぐ帰っちゃって、ちょっと寂しいです(笑)。でも、やっぱり北野さんがいらっしゃると、「お花が咲いた!」みたいなフワっとした雰囲気になるんですよね。

――番組も終盤に差し掛かりますが、今後の見どころ、注目してほしいポイントがあれば教えてください。

今でも十分色濃く出てはいるのですが、後半にかけて、個々のキャラクター性がさらに活かされて、より際立っていくと思います。だから、今後もっと面白く見て頂けるんじゃないかな。2時間ドラマあるあるとか、昔のネタあるあるを、まだまだ皆さんお持ちで、それをどんどんぶっ込んでいかれているので、そういうところも楽しんで見ていただけたらなと思います。

――動画配信サービス「Paravi」では見逃し配信もしているのですが、すでに放送されたエピソードの中でお気に入りを教えてください。

西村さんがボウガンで撃たれた回(第5話)は面白かったですよね。みんなで西村さんを死んだことにしている流れとか、すごく楽しかったです。ドラマの前半エピソードは割と考察がメインなところもあったのですが、「ボウガン事件」くらいから、皆さんとのわちゃわちゃが増えて、そのやりとりがすごく楽しくて。考察はしているんだけど、ちょっと逸れていく、その緩急がだんだんついてきているように思います。

――今回、レジェント俳優さんたちとの共演が一気に叶ってしまうような機会だったと思いますが、今後挑戦したいことや目標を教えてください。

今回、本当の同窓会みたいに皆さんがすごく楽しそうに現場にいらっしゃるんですね。自分も、もっと年齢を重ねていくなかで頑張って仕事をしていけば、いつか皆さんみたいに同世代で集まって、「あの時こうだったね。昔はこうで面白かったね。」という話ができるんじゃないかなと。そのために頑張りたいなって改めて思えたんです。いつか皆さんのような立場になったときに、現場で仲間とキャーキャー言いながら作品をつくることができるならば、すごく夢だなって思いました。

――番組を楽しんでいる視聴者の方々やインタビューを読まれる方に向けてメッセージをお願いします。

後半は、もちろん事件の面白さもありますし、個性豊かな皆さんが本当に楽しそうにワーキャーしている姿が見られると思います。事件を解決するかっこいい皆さんと、それとは別にすごく愛らしいシーンもたくさんあります。夜も遅い時間帯なので、何も考えず楽しんで観ていただけたら嬉しいです。

◆放送情報
ドラマプレミア23『警視庁考察一課』
毎週月曜23:06~23:55(テレビ東京系)
※12月19日(月)は「10話・11話 合体スペシャル」で2話分放送予定。放送時間は、23:06~24:44となります。
地上波放送終了後、動画配信サービス「Paravi」にて配信

(C)「警視庁考察一課」製作委員会