秋元康が企画・原作を担当する『警視庁考察一課』(テレビ東京系)の第7話が11月28日(月)に放送された。本作は、事件の考察を専門とした部署「考察一課」を舞台とした物語。キャストには船越英一郎、山村紅葉、西村まさ彦、高島礼子、名取裕子、内藤剛志ら、刑事ドラマやサスペンスドラマの"レジェンド"たちが勢揃いしている。

いつでも楽しそうな考察一課だが、今日はいつにもまして浮かれた様子。夕方から慰安旅行に出発する予定となっていたのだ。そんな中、内藤は「北陸より京都が良い」と1人慰安旅行、幹事の西村は前乗りして1人で能登に。気ままなレジェンドたちである。

そんな中、捜査一課長・柳沢慎三(柳沢慎吾)から新たな考察依頼が舞い込む。10年前、杉並区内で3人の男性が連続で絞殺された事件があった。それぞれの遺体の額と手には十字の傷が刻まれており、まるで自殺に誘ったかのような殺し方をされている。そんな猟奇殺人鬼"杉並の死神"の新たな犯行と思われる事件が発生したのだ。

慰安旅行を前にし、あまり考察に気が乗らない様子の考察一課。しかし、名取が「この事件の真相を知りたい」と立ち上がる。実は、10年前の捜査に参加しており、その当時は犯人の尻尾を掴めず悔しい思いをしたという。そんな仲間の思いを聞くと放っておけないのが考察一課である。事件を解決すべく、早速考察に取り掛かる。

今回の被害者は、浮気調査専門で有名な女性探偵・鶴見だった。10年前の事件の被害者は3人とも男性なのに対し、今回の被害者は女性であること、索条痕の付き方がこれまでと違うことなど、いくつもの相違点が浮上し、模倣犯の犯行が疑われる。

一方、山村は単独で別の"考察"に取り組んでいた。どうにか金沢行きの新幹線に間に合わせるべく、「時刻表トリック」に奮闘していたのだ。取り憑かれたような山村が、どんなにトリッキーなルートを提案してきても、それを断れる自信はない。

犯人の特定に勤しむ考察一課の元に、捜査一課の管理官・真木雄一(マギー)が現れる。「あなた方の捜査ごっこで、我々一課を振り回すのは止めていただきたい」と突き放す。そんな真木に対抗したのは、同じ考察一課の管理官・徳永りえ(徳永えり)だった。ものすごい剣幕でまくしたて、真木を追い払うことに成功した徳永。徳永の口から、負けじと飛び出したハッタリを本当にすべく、再び考察に戻る。そんな中、名取の勘が冴え渡る。

10年前、不審な人物がいないかという目的で被害者の葬儀に参列したが、被害者の妻が3人とも涙を見せなかったことに違和感を覚えたという。そこから、被害者の共通点が「不倫」であったことに結び付いた。なんと"杉並の死神"の正体は、不倫を憎む今回の被害者・鶴見だった。

では、鶴見を殺した真犯人は誰なのか。そこに、解剖所見を見直してきた高島が現れる。法医学的見地から、被害者に強い恨みを抱いていること、左利きの女性の犯行であることが判明し、これらの考察から容疑者は一人に絞られ、事件解決にまでつながった。

こうして、無事考察を終えた一同は意気揚々と慰安旅行へと向かうのであった。

レジェンドたちの怒涛の小ネタも毎週好評だが、新米刑事・藤井の成長にも温かな期待の声が寄せられている。

文:田幸和歌子

【第8話(12月5日[月]放送)あらすじ】

考察一課に「考察ゲームのご案内」という題名のメールが届く。URLをクリックすると「犯人はだーれだ?」と題した動画がスタート。説明によれば、密室殺人のトリックを暴き犯人を捜し出すゲームで、制限時間は30分だという。ところが・・・「もし考察できなかった場合、仲間が死にます」――脅迫めいた言葉と共に流れた映像には、なんと部屋に閉じ込められた山村楓(山村紅葉)、藤井龍(藤井流星)、柳沢慎三(柳沢慎吾)の姿が・・・!

◆放送情報
ドラマプレミア23『警視庁考察一課』
毎週月曜23:06~23:55(テレビ東京系)
地上波放送終了後、動画配信サービス「Paravi」にて配信

(C)「警視庁考察一課」製作委員会