超特急・草川拓弥のドラマ初主演作『みなと商事コインランドリー』(テレビ東京系)の第11話が9月14日に放送された。漫画・缶爪さわ、原作・椿ゆずによる同名作をもとに描く、恋に臆病なアラサー男子とピュアすぎるイケメン高校生の年齢を超えたラブストーリー。
アラサーのコインランドリー管理人・湊晃(草川)は、東京のオープンキャンパスに行く長身イケメン高校生・香月慎太郎(西垣匠/以下、シン)に案内を頼まれ、なぜだか明日香(奥智哉)と3人で東京に行くことに。明日香とは別行動になり、湊とシンの2人で大学に向かう。
キャンパスツアーを終えると、2人は東京観光をすることに。東京タワーに行ったり、腕をクロスさせてイチゴ飴を食べたりと、イチャイチャが止まらない。
そんな東京デートの最中には、とあるサプライズも。
湊晃役の草川が所属する超特急のメンバーの1人、タカシ(松尾太陽)がゲスト出演したのだ。まさかの本人役として、シンと湊のツーショットを撮るタカシ。草川との共演に喜ぶ声が多くあがった。
その後、地元に帰ろうとバス乗り場に向かうが、別行動をしていた明日香と連絡がつかなくなるという緊急事態が発生した。結局、スマホを落としたというだけで大事には至らなかったが、地元に帰るバスを完全に逃してしまう。3人は、やむを得ず旅館で1泊することに。
しかし、1部屋しか空いてなかったという都合上、3人は同じ部屋で泊まることになってしまう。ぴったりくっつけられた3組の布団にわかりやすく動揺する湊と、その様子を揶揄する明日香。シンはというと、「湊さん、下着脱いでください」という衝撃発言。湊の下着を自分が洗っておく、という意味ではあったのだが、相変わらず異常なまでの献身ぶりを見せている。
その後、湊は1人でコンビニに行こうとするが、薄暗い夜道にビクビクの様子。そんな湊を後ろから尾ける人物が。それは、湊が迷子になることを心配したシンだった。
「手を繋げば怖くないですよ」と手を差し伸べるシンに対して、怖くないからと手を繋ぐことを拒否する湊。しかし、そうは言いながらも「お前が迷子になったら大変だからな」とシンの服の裾を掴む。素直になれないツンデレぶりを存分に発揮していた。
旅館に戻ると、どちらが先にシャワーを浴びるかの話に。そのやりとりに対して、「新婚生活みたい」とほほ笑むシン。その後も、シャワーを一緒に浴びようと誘うシンに、湊はタジタジ。完全にシンのペースに乗せられていることに焦った湊は、一晩シンと目を合わせない宣言をする。
それぞれ布団に入るが、お互いになかなか寝付けない2人。シンの頼みで、手を繋いで寝ることに。「どうしてこんなにも好きなのに、湊さんが好きなのは俺じゃないんだろう」という思いも抱えつつ、手を繋いでもらえたことが嬉しいと語るシン。シンの健気さに、どうか報われてほしいと願うばかりだ。
全体的にイチャイチャな様子の11話だったが、ラストシーンではシンが「俺もう湊さんに会うのやめます」と告げるまさかの急展開。いよいよ最終回を迎えるが、それぞれの恋の行方はいかに。
(文:田幸和歌子/イラスト:月野くみ)
【最終話(9月21日[水]放送)あらすじ】
湊晃(草川拓弥)のことを思い、受験が終わるまでは会うのをやめると伝えた香月慎太郎(西垣匠)。湊もシンの為にと、会えない期間に料理の勉強を始める。一方まっすぐなシンの姿に背中を押された英明日香(奥智哉)は、想いを伝えることを決意し佐久間柊(稲葉友)の元へ・・・。それから半年後、受験を終えたシンがお店に現れ、2人は湊が作った料理で合格祝いをすることに。そんな中、東京の大学に行くか迷っていると言うシンに、湊は・・・。明日香の想いは柊に届くのか?それぞれが選んだ未来とは・・・10年の恋ついに涙の完結!
◆番組情報
ドラマ Paravi『みなと商事コインランドリー』
毎週水曜深夜0:30からテレビ東京系で放送
動画配信サービス「Paravi」で全話配信中
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