TBSで放送中の火曜ドラマ『ユニコーンに乗って』が、2022年9月6日(火)22:00から最終回を迎える。号泣あり、爆笑あり、ドリポニメンバー集結で迎えた笑顔のクランクアップの様子と最終回に向けてのメッセージが到着した。

8月30日に放送された第9話では、早智(広末涼子)からの「ドリームポニーを買収したい」という提案に対し、創業メンバーである功(杉野遥亮)と栗木(前原滉)も同じ想いであることを確認し、一度は断ることにした佐奈(永野芽郁)。しかし、どこかで早智の「もっと先の未来は想像できているか」という言葉が胸にひっかかっており、M&Aについて勉強するなかで新たな選択肢を考えるように――。

一方、功は父・征一(利重剛)の会社のトラブルをきっかけに自分の中に新たな気持ちが芽生えていることに気付く。数日後、佐奈は改めて朝会で早智からの提案を前向きに考えることを相談すると、一番反対していた栗木も佐奈の熱い想いに動かされ、最終的にはM&Aという形で「ドリームポニー」は新たな一歩を進むことになった。

そして順調に準備が進んでいたある日、功は佐奈と栗木に「父の会社でスタートアップと大企業を繋ぐ架け橋になりたい」という夢を打ち明け、「ドリームポニー」を去ることに。功が「今までありがとう。楽しかった」と優しい笑顔で佐奈をハグすると、涙目でそれを受けとめる佐奈にSNSは大盛り上がり。「こんな切ないハグある・・・!?」「またすれ違っちゃうのは辛すぎる・・・」と、2人のこれからがどうなってしまうのか、その後が気になりすぎる展開に大いに期待が高まっている。

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そんな第9話放送の翌日、「ドリームポニー」のメンバーをはじめ主要キャストが無事クランクアップを迎え、『ユニコーンに乗って』は全ての撮影を終えた。最後に撮影されたのは、本ドラマを象徴する佐奈と小鳥(西島秀俊)の "ハイタッチ"シーン。終始笑顔溢れる和やかなムードで撮影を終え、主演の佐奈を演じた永野芽郁と、小鳥を演じた西島秀俊は、スタッフからのクランクアップを告げる掛け声に、両手を広げ大きな笑顔で応えた。

永野は目に大粒の涙を浮かべながら「佐奈という人生を生きながら、いろんなことを自分自身ももらいながら経験できて、この4か月間はこれまで以上に大人にさせてもらえたと思います。スタッフの皆様のタフさに驚かされて、改めてひとつの作品を作ることはすごいことだなと身をもって感じることができました!」とスタッフ・キャストへ感謝の気持ちを伝えた。続いて西島は「若い現場で、風通しが本当によかったです。素敵な現場で素敵な役でした! 普段褒めてくれない事務所スタッフも褒めてくれました(笑)」と笑顔でコメント。

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さらに、同日の一足先にクランクアップしていた、功を演じた杉野遥亮は「皆さんと一緒に世の中にひとつの作品を送り出せたことで、改めて僕自身も学びなおす期間になったと思います。またどこかでご一緒できたら、何かを作り出す仲間になっていただけたらうれしいです!」と撮影期間を振り返った。また、「ドリームポニー」のメンバーである海斗・栗木・メグを演じた坂東龍汰・前原滉・青山テルマの3人が同時にクランクアップ。

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天才エンジニアの森本海斗を演じた坂東龍汰は「現場がすごく明るくて、すごく楽しい日々でした。連続ドラマで僕自身こんな大きな役を演じたのは初めてでしたが、森本海斗というキャラクターを皆さんに支えていただきながら作っていけたことが幸せでした」と語り、創業メンバーの栗木次郎を演じた前原滉は「本当に企業を立ちあげて、みんなで関係性を作り上げていっているような気分になりました。この仕事の大変さと楽しさをこの4か月で体験できたと思います!」と涙を堪えながらコメント。

その様子を横で見ていた夏井恵実役の青山テルマは「最初オファーが来た時はどんな無茶ぶりかと思ったのですが、本当に楽しくて・・・」と冒頭からたくさんの涙を流し、その姿にスタッフ・キャストの胸も熱くなっていると、「今日で"女優引退します!"と言おうと決めてました。でも、楽しすぎて、またみんなとどこかで会えたらと思うので、休業します!」とまさかの"女優休業宣言"で一同大爆笑。涙あり、笑顔溢れる、温かなクランクアップとなった。

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そして、佐奈の憧れの存在である羽田早智を演じた広末涼子は「みんなのキラキラした、仕事に恋に頑張る姿が世の中の人の背中を押してくれるお話に参加できてうれしかったです。今回、早智のファッションも話題になったようで、他の現場でもたくさん声をかけていただけたり、とても楽しませていただきました!」と笑顔で撮影の日々を締めくくった。

今夜放送の最終話では、功が去り、M&A後の「ドリームポニー」はどうなっていくのか。会社が新たなステージに進むことで、佐奈、小鳥にも変化が・・・。すれ違い続ける佐奈と功の関係の行方はどうなるのか。これまで爽やかな中に熱い"大人の青春"を描いてきた本作の行方に注目だ。

クランクアップコメント

◆永野芽郁

約4か月間お疲れ様でした。この話を最初にいただいてから結構時間が経っているので、自分の中で始まってから今日までがすごく長い道のりでした。佐奈という人生を生きながら、いろんなことを自分自身ももらいながら経験できて、この4か月間はこれまで以上に大人にさせてもらえたと思います。

スタッフの皆様のタフさに驚かされて、改めてひとつの作品を作ることはすごいことだなと身をもって感じることができました。スタッフ・キャストの皆さんのことを尊敬していますし、皆さんの力がなければ最後まで走りきれなかったと思います。ありがとうございました!

◆西島秀俊

すごく楽しい現場でした!! 若い現場で、風通しもよくて、いつも以上に自分が役をこうしたい、こうやったら楽しくなるのかなと言えたり、素敵な現場で素敵な役でした。
いつもあまり褒めてくれない事務所スタッフも今回は褒めてくれてよかったです(笑)。
現場のチームみんなで乗り越えてきた日々でした。また皆さんとご一緒できるように精進します!

◆杉野遥亮

皆さんと一緒に世の中にひとつの作品を送り出せたことで、改めて僕自身も学びなおす期間になったと思います。またどこかでご一緒できたら、何かを作り出す仲間になっていただけたらうれしいです。ありがとうございました!

◆坂東龍汰

あっという間で、現場がすごく明るくて、すごく楽しい日々でした。連続ドラマで僕自身こんな大きな役を演じたのは初めてでしたが、森本海斗というキャラクターを皆さんに支えていただきながら作っていけたことが幸せでした。もっと大きくなって帰ってきます!

◆前原滉

本当に企業を立ちあげて、みんなで関係性を作り上げていっているような気分になりました。この仕事の大変さと楽しさをこの4か月で体験できたと思います。それは、芽郁ちゃんが先頭に立って走ってくれて、小鳥さんが引っ張ってくれて、功と海斗とメグが共にいてくれたからだと思います。ドリポニのノリを温かく見守ってくださったスタッフさんにも心から感謝します。

◆石川恋

凛花も最後、前を向けてよかったです!(笑)私自身もこの『ユニコーンに乗って』という作品に背中を押された日々でした。温かい現場の皆さんに会えなくなるのは寂しいですが、またご一緒できるように精一杯頑張ります! ありがとうございました!

◆青山テルマ

最初オファーが来た時はどんな無茶ぶりかと思ったのですが、本当に楽しくて・・・たくさんのスタッフさんとキャストに心から支えていただきました。初めての連続ドラマが『ユニコーンに乗って』でよかったです。表現者として、人として、強くなれた日々でした。今日で「女優引退します!」と言おうと決めてました。でも、楽しすぎて、またみんなとどこかで会えたらと思うので、「休業します!」
ありがとうございました!

◆山口貴也

撮影期間がすごくあっという間の日々で、温かいキャストとスタッフの皆さんに恵まれて、僕もユニコーンに乗ってる気分でした。皆さんなら最後まで駆け抜けられると思いますけど!(笑)

◆武山瑠香

約4か月間お疲れ様でした。本当にたくさんの方が支えてくださって、なかなか演技のままならない私を永野さんはじめスタッフの皆さんが優しく教えてくださり、楽しかったです。また皆さんとご一緒できるように頑張ります!

◆広末涼子

みんなのキラキラした、仕事に恋に頑張る姿が世の中の人の背中を押してくれるお話に参加できてうれしかったです。今作では、早智のファッションもネットで話題になったり、他の現場でもたくさん声をかけていただけたり、とても楽しませていただきました。ありがとうございました!

【最終話あらすじ】

サイバーモバイルとM&Aという形で手を組み、新たなスタートを切ったドリームポニー。念願の世界進出へ向けて動き出し、佐奈(永野芽郁)は充実した日々を送っていた。
しかし、ふとした時に思い出すのは会社を去った功(杉野遥亮)のこと──

"ビジネスパートナー"ですらなくなってしまった今、佐奈は功に連絡を取ることもできずにいた。心に空いた穴を誤魔化すかのように、ひたすら仕事に打ち込む佐奈だったが、無理がたたり体調を崩してしまう・・・。そんな佐奈にそっと寄り添う小鳥(西島秀俊)。佐奈の異変をずっと気にかけていた小鳥は、佐奈にある助言をする。

一方、新たな職場で夢を追い始めた功もまた、日常の中でふいに佐奈を思い出していた。蓋をしたはずの気持ちがぶり返し、もやもやを募らせる。

ついに結末に向けて動き出す、佐奈と功、そして小鳥。戸惑いながらも、前に進んできた彼らが最後に見出す希望とは・・・!? 大人の青春の行方をお見逃しなく!

(C)TBS