2022年7月26日(火)深夜24:58からTBSで放送開始する『パパとムスメの7日間』。本作は五十嵐貴久の同名小説が原作で、2007年7月から日曜劇場枠で舘ひろし主演、ムスメ役を新垣結衣が、健太先輩役をNEWSの加藤シゲアキが演じ話題になったドラマを、ムスメの恋愛を中心としたラブコメディにリメイク。飯沼愛と長尾謙杜と眞島秀和による"パパとムスメとカレ"の奇妙な三角関係が描かれている。今回、父親と人格が入れ替わってしまうイマドキの女子高生・小梅を演じる飯沼と、小梅が思いを寄せる健太先輩を演じる長尾にインタビュー! 撮影現場の雰囲気や見どころ、眞島の印象などを聞いた。
――撮影現場の雰囲気はいかがでしょうか?
飯沼:コメディ色の強い作品ということもあり、毎日楽しく撮影に臨めています。パパと入れ替わるという役どころなので、演じるのが大変なところもあるのですが、監督が「いろいろ試してみて」と撮影前から仰っていただいたので、自由にやらせて頂きました。とても充実しています。
――お父さんと入れ替わるということで、演じる上で特に意識していることは?
飯沼:中身が入れ変わるというのはやっぱり難しくて、気持ちとしては「自分は47歳で、パパで、1人の娘がいて」ということをすごく意識してはいるんですけど、だからといって無理に声を低くしたりして男性に寄せたりしないようにとも思っています。結果的に声が低くなっていたりすることはありますが。スタッフさんから、カメラのセッティング中やスタンバイ中に「ガニ股になったり腕組んだりすることが増えてきたね」と言われるようになったので、体に自然と馴染んできているのかもしれません。
長尾:大丈夫、なじんでる!
飯沼:ありがとうございます(笑)。
――長尾さんはいかがでしょうか?
長尾:僕もすごく楽しく撮影させていただいてます。クランクインの時は少し緊張してたんですけど、飯沼さんや眞島さんといろいろお話して親交を深められたこともあって楽しいです。でもサッカーの撮影はまだ少し緊張します(笑)。サッカーの経験がそこまでなくて少し不安なんですが、練習する時間をいただけたので、徐々にサッカーの楽しさも感じながら撮影できています。律子役の小栗有以ちゃんと小関くん役の松本怜生くんとも仲良くなったので、すごく充実した撮影現場になっていると思います。
――撮影前から現在でお互いの印象に変化はありましたか?
長尾: 18歳で1歳年下ということは知っていたんですけど、初めて喋ったときからすごくしっかりしいている方だなという印象が強いです。クランクインして現場で話すことが増えて、お茶目な18歳の部分もあるなというのも感じたのですが、カメラの前に立った時の切り替えも早いですし、本当にしっかりしてる方だなと。
飯沼:ありがとうございます(笑)。
長尾:でもふざけることも結構あるんです。よく変顔するし(笑)。でもそれで現場の雰囲気を和ませていて、主演として現場を引っ張っているなと感じますし、飯沼さんが現場にいると華やかになるので楽しく撮影できているのかなと思います。
飯沼:上手いですね・・・(笑)。私は、関西弁が強いなというのが第一印象でした(笑)。でもやっぱり、とてもしっかりされてますし、色々お話させていただく中で、いろんな一面がある方なんだなと思いました。朝は元気いっぱい明るく「おはようございます!」と挨拶してくださったり、監督から指示があったときはとても真剣に考えていたり、何考えているのかわからないようなミステリアスな部分もあるなと。
長尾:(笑)。
――2007年に放送された前作をご覧になったと伺ったのですが、役作りの参考にはされたのでしょうか?
長尾:最初はそのつもりで見ていたんですけど、見るにつれて前作に引っ張られすぎてしまうのかなと思ってただ楽しむだけにしました。前回よりもより強く、コメディに寄っているので、前作を参考にし過ぎない方が良いのかなと思い、自分なりの健太くん像を作り上げました。
飯沼:全く一緒です。全部喋ってくださったので、主語だけ変えて書いていただければと思います!
長尾:せっこ!(笑)
――小梅の父・恭一郎を演じる眞島さんのご印象は?
長尾:めっちゃかわいい!
飯沼:可愛いですよね。皆さんにも早く観てほしい!
長尾:眞島さんとは以前共演させていただいたことがあって、やっぱり男らしさがあってとてもカッコいい方だなと思っていたんですけど、今回はかわいらしさが強いんです。仕草も表情もとてもかわいくて、撮影の合間でもかわいいと感じるようになってしまいました(笑)。
飯沼:健太先輩のことがすごく好きだから、先輩を見るときの目がハートになってるように見えるんです!
長尾:手も振ってくださったりして。大先輩で年上の方ですけど、どうしてもかわいいと思ってしまいます。
飯沼:本読みで最初にご一緒して、その時はやっぱりかっこいい男性で、ちょっとクールな方なのかなと思っていたんですけど、撮影が始まっていろんなお話をしていく中で、冗談を言ったりもしますし、私のノリに合わせて一緒に盛り上がってくださったりして。あと、大人の男性の口調と女子高生の口調が全く違うので、そこがちょっと難しいなと思って1人でセリフの練習をしていたら、眞島さんが「セリフの間にため息を入れた方が良い」とか「こうしたらおじさんっぽく聞こえるよ」とアドバイスをいただけて、とても感謝してます。
――おすすめのシーンを教えてください。
飯沼:お父さんが健太先輩と小梅のデートを失敗させる作戦を妄想で描いているシーンがあるんですが、ちょっと舞台チックな仕上がりで普段のお芝居とは違うかんじなのでぜひ見ていただきたいです。
長尾:だいぶコミカルなシーンだよね。すごい面白くなってると思います。
飯沼:「もっとお尻突き出して」とか、監督からの指示が面白くて(笑)。
長尾:多分監督はすごい大舞台・・・それこそ日生劇場や帝国劇場でやってるぐらいの気持ちで真剣にカットをかけていましたね。あと、僕はぜひ健太先輩のサッカーシーンを見てほしいです。あまり経験がない分、普段より気合が入ってると思います(笑)。かっこよく映るように意識して頑張ったのでぜひ・・・!
飯沼:エースストライカーですからね。
長尾:プレッシャーになるからやめて(笑)。
◆放送情報
『パパとムスメの7日間』
7月26日(火)スタート
毎週火曜深夜24:58よりTBSほかで放送。
動画配信サービス「Paravi」では、1週間先行配信中。
(C)TBS
(C)「パパとムスメの7日間」製作委員会
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