永野芽郁主演ドラマ『ユニコーンに乗って』ついに放送開始！感情溢れる演技に注目

エンタテインメント

2022.07.05

2022年7月5日（火）22：00からTBS系で、永野芽郁主演ドラマ『ユニコーンに乗って』が放送開始する。本作は、大北はるかが脚本を手掛ける完全オリジナルストーリーで、永野演じる教育系スタートアップ企業「ドリームポニー」の若き女性CEOのもとに、ある日突然、会社の雰囲気とは全く異なるおじさんサラリーマンが部下として転職してきたことで、仕事に恋に奮闘しながら、夢に向かって真っすぐ生きる主人公たちの成長を描く"大人の青春"ドラマとなっている。永野の他、西島秀俊、杉野遥亮、坂東龍汰、前原滉、青山テルマなど個性豊かなキャストが揃う注目作だ。

設立10年以内で評価額10億ドル超えのベンチャーを指す"ユニコーン企業"を目指し、日々仕事を優先してきた佐奈の夢とロマンスが描かれる。永野が佐奈を演じるほか、48歳で転職してくる歳上の部下・小鳥智志に西島、佐奈にひそかに思いを寄せる共同創業者・須崎功に杉野が扮する。

先日行われたリモート制作発表では、ひと足先に1話を見た永野が「面白かったです。自分が出演している作品は初見だとどこか恥ずかしかったり、こうすればよかったなと反省したりするのですが、いったんそれは置いといて、『面白いな、2話が見たいな』と思うドラマになっていて、個人的に満足です」と自身のある仕上がりになっている様子。また、CEO役ということで演じる際に意識したことを聞かれると「佐奈はそんなに会社を引っ張っていくというようなタイプのCEOではなく、ドリームポニーのみんな支えられながら自分の夢を追いかける女性です。すごく頑張らなきゃいけないというタイプではないので、意識したことがあるかと聞かれるとないんですけど、ただみんなのことをCEOとしてちゃんと見れる人間でありたいなと思いながら演じています」と語っている。

また、お気に入りの"推しシーン"について永野は、佐奈の憧れの存在である羽田早智（広末涼子）と初めて出会うシーンを挙げ、「佐奈がドリームポニーを立ち上げたいと思ったきっかけになる人なので、自分の憧れの人にようやく会えて嬉しいという気持ちがありつつ、『私このままこの仕事をやってていいのかな』と勝手に心配になってしまう場面でもあります。佐奈の人生が変わっていく瞬間でもあるので、すごく好きな場面です」とアピールした。

一方、そんな佐奈の会社に転職してきた"新入社員"小鳥智志を演じる西島と、佐奈と仕事以外のことも何でも気軽に話せるビジネスパートナーで、長年、佐奈に想いを寄せいる須崎功役の杉野は、小鳥と坂東演じる海斗が一緒に面接を受けるシーンをイチ押し。西島は「（6人が揃うと）こんな感じなんだなとすごく楽しかったです。坂東君が演技をして、拍手が沸いたんです。必見です！」と力説していた。

また、「ドリームポニー」を立ち上げた創業メンバーの一人である栗木次郎役の前原は、佐奈と小鳥が向き合っているシーンを挙げ、「現場で西島さんが『このときの芽郁ちゃん凄かったよ』と仰ってて、期待して見たらホロリときちゃいました」と明かす。佐奈の感情があふれるこの場面に西島も「永野さんは普段天然で、ほわ～んとした感じなんですけど、急にギアが入るんです。（そのシーンでは感情が）かなりフライングしていたよね。すごくびっくりしました」と心を打たれた様子。

永野は「台本のト書きで "ここで涙があふれる"と書いてあるところよりも、先に涙が出始めてしまって。佐奈が話していることや、思っていることを全て小鳥さんが受け止めてくれるので、こらえきれなくなっちゃったんです。カットがかかった後に監督のところに行って『涙が早く出過ぎました...大丈夫ですか？』と聞いたら、『それはそれで本当に良かったです』と仰ってくださったので、こうなりました...！」と照れつつ笑顔で語った。

そんな中、帰国子女で語学堪能なプログラマー・夏井恵実役で出演する青山は、今作が連続ドラマ初レギュラー出演で本格演技も初挑戦だとか。クランクイン前から緊張していたようで「現場に入る前に、特別に監督さんと3、4回くらい本読みをさせていただいて、できるだけ皆さんにご迷惑をかけないように、足を引っ張らないようにということを中心に考えながら、取り組みました」と明かした。

そんな青山は"推しシーン"として面接前の佐奈、須崎、栗木、恵実の4人のシーンを挙げ「みんな素で笑っちゃって、楽しいなと思ったし、印象的な場面でした。なんか変なツボに入っちゃったんですよ」と語ると、永野、杉野、前原から「ちょっと待ってくださいよ」というツッコミが入り、永野から「テルマさんがほんとにアドリブがすごすぎて！　セリフだったら"ここ笑っちゃうな"というのは我慢できるじゃないですか。でもまさかのアドリブで笑わせてくるんです。杉野さんも見えないところでニヤッとしてるし、前原さんも笑ってるしで、もう崩壊的でした」という告発（？）が。さらに杉野も「テルマさんが一番笑かしにきてる！　このシーンは結構最初の方で、まだ僕も青山さんに慣れてなくて、集中しようとしたけど笑っちゃいましたね」と笑いを堪えるのに苦戦したようだ。

終始和やかに行われた会見では最後に西島から「仕事や恋愛、勉強などを頑張っている人たちを応援するようなドラマになっています」、永野から「今を頑張る全ての人を応援できるドラマができたと思っています。私達も、皆さんに明るい気持ちをお届けできるよう頑張っていきます。ぜひ楽しみにしていてください」とメッセージが送られた。