倉科カナが主演するテレビ東京のドラマ『寂しい丘で狩りをする』の第2話が放送。

恋人で刑事の浅野(平山浩行)からプロポーズを受け幸せいっぱいだった探偵のみどり(倉科カナ)。そんななか、みどりは図書館司書の敦子(久保田紗友)の依頼を受け、敦子を強姦した罪で服役していた押本(丸山智己)の出所後の動向を調査。押本が敦子への復讐を企てていることが分かるも、敦子の身を守ることは警察の手にゆだねるしかなく、みどりはなすすべなし。そんな折、みどりにDVやストーカー行為を行ってきた元交際相手でカメラマンの久我(竹財輝之助)がみどりの部屋に侵入し、写真集を出そうとヌード撮影を強要。身勝手な男たちの魔の手が、みどりや敦子に忍び寄っていた。

えも言われぬ緊迫感と、みどりと敦子が感じる恐怖に、見ている方もゾッとせずにはいられない本作。第2話では、2人の身にさらなる危険が迫る。

7年前、敦子が警察に通報したことを逆恨みし続ける押本は、あらゆる手段を使い敦子の居場所を探っていた。みどりは警察に相談するよう忠告するが、すでに警察に相談したものの「事件にならないと動くことができない」と言われてしまった敦子は、不安の日々を送っていたのだ。「探偵ができるのはここまでなんです」と無念の思いで調査報告を渡すみどり。敦子は自分の身を守るため、体を鍛えていると強がるが・・・。その晩、みどりは再び久我がいないかと警戒しながら帰宅。久我の姿こそ見えなかったが、「ダイエット頑張ってね」という手紙と交際していた頃の写真、サラダが置かれていた。久我のみどりへの執着が垣間見え、ゾッとせずにはいられない。

押本の復讐におびえる敦子に、かつて久我からDVや執拗なストーキングを受けていた自分を重ねるみどりは、業務外ながら引き続き押本の動向を調査。手段を選ばず自分たちに迫ってくる男たちへの防衛として、みどりも手段を選ばず動き出す。押本が新居と決めた部屋に盗聴器を仕掛けたのだ。その頃敦子は、同僚の遠山大輔(黒羽麻璃央)から食事の誘いを受けていた。喜ぶ大輔の顔を見て、敦子も笑顔を見せたが・・・。押本の件がなければ、きっと敦子はこんなふうに明るく笑顔でいられるのに・・・と感じてしまう。

押本の部屋を盗聴していたみどりは、押本が片っ端から図書館に電話をかけ、敦子の居場所を探っていることを確認。そのことを敦子に報告し、注意を促す。さらに盗聴を続けているうちに見えてきた押本の狂気に満ちた人間性に「最低・・・」とつぶやく。そんなみどりを、探偵事務所所長の岡庭正(高橋英樹)は心配していた。みどりはもともと依頼人だったのだ。久我のことも知っている岡庭は、みどりが敦子を想う心中も知っているはず。調査終了後も単独行動をするみどりのことを暗じた岡庭は、違う案件を任せて終了した敦子の件から手を引くよう促す。敦子のことが心配なみどりだが、押本の調査ができず・・・そのもどかしさが伝わってくる。

週末、みどりと浅野はレストランで食事をし、誕生日をお祝い。みどりの様子がおかしいことを心配していた浅野は、みどりに危険が伴う探偵の仕事を止められないかと伝えていた。それに対し、みどりは力になりたい女性がいてその案件をきちんと完了させたいと言い、浅野もそれを承諾する。その時、レストランの照明がおとされ、みどりの元に誕生日ケーキが運ばれてくる。思わぬサプライズにみどりも喜ぶが・・・。

「いや、俺は頼んでない」

浅野のその一言で、状況が一変。楽しいはずの誕生日の食事の席が一気に恐怖で凍り付く。

「誕生日おめでとう」と声が聴こえ、何と背後から拍手をしながら久我が近づいてきたのだ!
その頃、敦子も何と押本に居場所を突き止められ、必死に逃げていて・・・!

久我のことを聞かれたみどりは、前に仕事で会った人だとごまかして無理に笑顔を見せるが、久我のあまりに不審な行動を怪しんだ浅野はケーキを突き返す。そして、「今度、みどりと結婚するんです。こういうの困るんで」とピシャリ。このまま、みどりを守ってほしいのだが・・・。

すると、久我は「今度また姿を見せたら、どうします」と不敵な笑みを浮かべて浅野に問う。「容赦しません」と答えた浅野に対して、「それは怖いですね」と言葉とは裏腹に全く怖がる様子なく伝える久我の不気味さといったら・・・。席に戻った浅野は「もっと頼ってくれていいから」とみどりに伝え、安心させようとする。そんな浅野の気持ちがうれしくて「ありがとう」と泣きそうになるみどり。だが、ふと窓に目を向けたその先に、突き返されたケーキを素手でむさぼる久我の姿があり・・・!

みどりと敦子に身勝手な男たちの恐怖がさらに迫ってきた第2話。「殺してやる!」と明らかな殺意を持って追いかけてくる押本、婚約者の前でも不敵な笑みを浮かべ、窓越しにずっとみどりを見つめケーキを食べ続ける久我、2人のその執着が恐ろしい。果たして、みどりは敦子を、浅野や岡庭はみどりを守れるのか・・・。狂気的な男2人がもたらす恐怖がどんな運命につながっていくのか、第3話も見逃せない!

(文:小松加奈/イラスト:たけだあや)

【第3話(5月6日[金]放送)あらすじ】

探偵の桑村みどり(倉科カナ)のもとに、依頼人の敦子(久保田紗友)から「押本(丸山智己)が家に来た」という電話がかかってくる。すぐに駆け付けるみどりだが、敦子は警察には通報しないでほしいという。「通報したら絶対に殺す」と言い去った押本。復讐に怯える敦子を放っておけないみどりは自分のマンションで匿うことに。しかし、この行動が押本の恨みの矛先をみどりにも向けることとなり・・・。
一方、刑事の浅野(平山浩行)は、みどりの元交際相手である久我(竹財輝之助)の身元調査に乗り出していた。そんな中、みどりの前に再び久我が現れ、歪んだ愛でみどりに迫る。その行動は徐々にエスカレートしていく・・・。さらに、出掛けていた敦子の身にもある危険が及ぶ。追い詰められた敦子の行動を目の当りにしたみどりは、ある決断をして・・・。

◆放送情報
『寂しい丘で狩りをする』
毎週金曜深夜1:53から、テレビ東京にて放送。
動画配信サービス「Paravi」で全話独占配信中。