動画配信サービス「Paravi」では、テレビ東京にて4月5日(火)深夜0:30から放送される新ドラマ『汝の名』を全話先行配信中。明野照葉の同名小説を原作とし、「女王様」と「奴隷」のような関係を築き上げてきた勝ち組の姉と負け組の妹が、憎しみ合いながらも心の奥底で依存しあう様を描いた新感覚ホラーサスペンスとなっている。今回、本作で姉・麻生陶子を演じる山崎紘菜と妹・久恵を演じる北乃きいにインタビューを行い、撮影中のエピソードや作品への思いについて話を聞いた。

――まず、台本を読んでと実際に演じてみての感想を教えてください。

山崎:原作の小説にしっかりとした骨組みがあったので、台本もすごく面白くて。読み始めたら手が止まらなくなり、一気に読んでしまいました。こんなにも面白い作品に関わることができ光栄でした。

北乃:これまでイジメられる役が多かったのですが、そこから復讐していく、やり返す役というのは今までやったことがなくて。そういう、ブラックで心の中に闇があるような役を演じるのがひとつの夢だったので、夢が一つ叶ったような、そんな感じでした。

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――お互いの印象はいかがですか?

山崎:とてもしっかりされた方だなという印象です。現場でもすごく頼りになるし、頼もしい方でした。

北乃:役では感情の起伏が激しいのですが、山崎さん自体は結構フラットでクールな性格で、いつも冷静。プロセスを見せない、完璧なイメージでしたね。現場では終始そんな感じで、私からの印象も「しっかりした方」でした。

――撮影中のエピソードがあれば教えてください。

山崎:ビンタをしたり、北乃さんの頭上からワインをかけたり、結構激しいシーンが多かったんです。そのワインをかけるシーンの前に、「本当に申し訳ございません!」と話をしたら、北乃さんがサラッと「慣れてるんで。全然大丈夫です」とおっしゃっていたのが印象的でした。

北乃:イジメられる役が多かったので、全然大丈夫でした(笑)。でも、あの時にかけられたワイン、(撮影では)ぶどうジュースだったのですが、あのあと飲めなくなりました。元々大好きで、いつも飲んでいたのに、その日から見るだけで気持ち悪くて。過去にもイジメられるシーンで投げられた食べ物とかは全部食べられなくなっているんです。そういう現象が起きるんだって自分でも改めて実感しました。

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――役としてはバチバチする部分もありますが、現場では仲良く過ごされていたのですか?

北乃:どっちでもないですよね。意識的に離れてもないし、意識的に仲良くしようというのもなかった気がします。

山崎:1月のとても寒い撮影が連日続いていた時に、北乃さんが温かい飲み物を買ってきてくださって。優しさが沁みました。

北乃:そのときに言われたのが、「嬉しい。あんなに毎日イジメるシーンばかり撮影してるのに」って。その後、(山崎さんに)「北乃さんってグミ好きですか?」って聞かれて、「身体の半分グミかもしんない!」って答えたら、山崎さんがグミを下さいました。会話はあんまりなかったけど、プレゼント交換はしていましたね。

山崎:すごく時間がタイトで、全体で1ヶ月ないくらいの撮影だったんです。(2人のシーンも)会話というよりは、必ずどちらかのセリフがすごく多かったんですよね。だから、片方が集中しないといけない現場が多くて、お話する機会は正直あまりありませんでした。現場のことを確認するとか、やり方をディスカッションすることで精一杯だったので、もう少しお話しさせていただきたかったです。

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――演じていて一番きつかったシーンは?

山崎:後半の私が変化した後のシーンでは、あまり瞬きをしないようにしていて。一連で撮ったりしていたので、我慢するのが大変でした。あそこのパートは、身体がどういう状況なのかをすごく細かく(監督と)相談させていただいて。目の焦点を合わさないとか、瞬きをしないとか、そういうフィジカル的なところが、後半は難しかったです。

北乃:私は何かやられるシーンよりも、生花を潰したりとか、作ったばかりのごはんを捨てたりするのが・・・。全力でやりますけど、ああいうことをしていると心が苦しくなっていくというのは感じます。役が抜けてから、あの時のことを考えると、精神的に追い込んでいたんだと思います。

――「Paravi」ではすでに全話先行配信が開始していますが、反響はありましたか?

山崎:予告だけでかなり反響をいただきました。「こんな役をやるんだ」と、すごく驚かれました。

北乃:「めっちゃくちゃ面白い!」とか、「一気見した!」といった声が多いですね。30分で観やすいっていうのと、次が本当に気になるので。ファンの方も友達も、予告から楽しみにしてくれていました。「こういうドラマ待ってた!」と言ってもらってとても嬉しかったです。

――ご自身では、客観的に観てドラマ『汝の名』はどうでした?

北乃:面白かったです(笑)。もし私が出ていなくても観ますね、このドラマは!

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――こういう少しドロドロした作品はお好きですか?

山崎:当事者の気持ちになってしまうと辛いとは思うのですが、客観的に誰かの日常を覗き見しているような第三者の感覚で観られるので、面白いですよね。

――次、またお二人が共演するとしたらどんな役をやりたいですか?

山崎:恋愛とか仕事の話をグダグダ喋っていつも一緒にいるみたいな、すごく仲の良い友達役をやってみたいです。

北乃:いいですね。もしくは、『汝の名』の続きをやりたい。観てくれる人にかかっています!「やりたいです」って言っておこう(笑)。

――先ほど一気見というお話も出ましたが、最後に『汝の名』を「Paravi」でご覧になる方々へのメッセージをお願いします。

山崎:私自身、まず一気見して。その後、序盤にもう一度戻りたくなって、また1話から観直したんですね。一気見どころか何度見でもしてほしいドラマなので、ぜひ何回でも味わってほしいなと思います。

北乃:Paraviならではで、何度でも見返せるというのがすごく良いなって思うので、最後まで観たら、もう一度戻って観ていただきたいです。今、(初回登録)2週間無料体験をやっているので、どうぞよろしくお願い致します(笑)。

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◆番組情報
『汝の名』
2022年4月5日(火)スタート
毎週火曜深夜0:30放送(テレビ東京ほか)
動画配信サービス「Paravi」で全話先行配信中