2022年4月下旬から動画配信サービス「Paravi」で、Paraviオリジナルドラマ『それ忘れてくださいって言いましたけど。』が独占配信されることが決定した。本作は春の嵐が吹く4月のある日、たった数時間の物語で、配信ドラマ初主演となる市川実日子が役者をしながらアルバイトをこなす主人公・ミカコさんを演じている。
本作の舞台は、下北沢のカフェ「city country city」。ギターを片手にいつも歌っているオーナーのソカベさんとアルバイトで役者もしているミカコさんを中心に、たまたまお店に集った役者たちが、しゃべって笑って歌ったり、ノンストップの会話劇を繰り広げていく。1話15分で描き出されるファンタジーな新感覚ドラマだ。
広告界で長く活躍してきたクリエイティブディレクターの太田麻衣子が企画・プロデュース・脚本を担当し、監督は、『うきわ ―友達以上、不倫未満―』(TX)や、森山直太朗のミュージックビデオ「最悪な春」をはじめ、CM・ドラマ・MVなど幅広く手掛ける太田良が務めている。そして、主人公のミカコさんは市川が演じ、ソカベさんを演じる曽我部恵一は、本作の音楽も担当。曽我部は連続ドラマへのレギュラー出演は初めてだという。
また、そんな2人のキービジュアルも公開。撮影は、独特の世界観で人気を博す佐内正史が担当。本作の世界観を投影した、カフェでのワンシーンを捉えている。そして今後、カフェにぞくぞくと集まってくる素敵な役者さんたちを、順次情報解禁していく予定だという。
◆あらすじ
下北沢にある「city country city」は、近くに住む役者さんたちがよく集まってくるカフェ。
そこでは役者のミカコさんがバイトしてるし、オーナーのソカベさんがギターを弾いて歌ってる。その日はちょっとだけいつもと違った。どうやらお昼頃にネットで流れた予言のせいらしい。その予言もなんのその、役者さんたちってこんな感じで話をしてるんですかーえーこんなこと話すんだーウソーそんなことも言っちゃったりーえーそうなんだーってなるノンストップ喋りっぱなし。
どこまでホントでどこまでがフィクションなのか。予言はどうなるのか。全く見逃がせない、4月のある日の明るい午後のお話です。
【コメント紹介】
◆市川実日子
歩きなれた散歩道で、気まぐれにふっと小道を曲がってみると、
あ、すぐそばに、こんな世界があったんだ。と煌くような瞬間があります。
その瞬間は、儚く、すぐに日常に戻ってしまいます。
脚本を読み終えた後、そんな瞬間のことを思いました。
春の風が吹く頃に。
どなたかが、このドラマを楽しみにしてくださったらうれしいです
◆曽我部恵一
ぼくたちのとりとめのない会話は、カフェから宇宙へ。巡り巡って、またここへ。
ぼくは歌を歌いながら、なんとなくそれを見守っていましょう。
◆企画・脚本:太田麻衣子
目の前にとんでもないことが起こった時、
明日は今日より必ずよくなるはず、と人は信じるものです。
毎日の出来ごとの細部にスーパーパワーが宿ってる、そして未来は変えられる、
その思いを役者さんたちが演じる役者さんたちの日常会話に託しました。
(C)Paravi
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