町田啓太を主人公とした、テレビ東京×めちゃコミックの合同プロジェクト『僕を主人公にした漫画を描いてください!それをさらにドラマ化もしちゃいます!!』で大賞を受賞した大盛のぞみ原作のドラマ『ダメな男じゃダメですか?』。その第4話が、2月23日に放送された。

SNSで自分を偽って生きるダメダメな大学生・田町権太(町田啓太)と、田舎暮らしのパワフルなおばあちゃん・カツヨ(宮崎美子)が入れ替わってしまう物語。

冒頭で登場したのは、一流企業で働く中野(加藤清史郎)。親の転勤で世界中を転々としてきた彼は、学生時代、日本語がうまく喋れず、友達ができないことに悩んでいた。しかし、バイト先の女性に失恋した中野に話しかけ、話を聞きながら「見た目かっこいいのに、ユニークで面白いな」とサラリと2つ嬉しいことを言ってくれたのが、バイトの先輩・権太だったという。

元カノ・葛西(深川麻衣)との交際のきっかけと同様に、かつての権太は意外にもナチュラルに人たらしのようだった。にもかかわらず、いつから、なぜ「自分」のことで頭がいっぱいになってしまったのかがどうにも気になる。

そんな権太と中野が再会。しかし、権太(中身はカツヨ)は中野のことを当然知らず、自分を「ピッカピカの清掃員」と名乗る。

そんな折、子どもが熱を出してしまったというバイト仲間とシフトを代わってあげるため、最終選考に残っていたアイドルオーディションをあっさり棄権する権太。さらに中野に話しかけられた権太は、自分がトイレ清掃員をしながらスーパーアイドルを目指しているのだと語るが、思いがけない現状でも楽しそうな権太の姿に、中野は変わらず敬意を抱く。

そして権太はSNSでも、ありのままを曝け出す。無職であること、トイレ掃除のバイトをしていること、汚部屋に住んでいることなど・・・すると、SNSで「いいね」が増えていく。見栄を張って自分をかっこよく見せようとするよりも、多くの人が恥ずかしいと思うことを飾らず投稿する姿が、多くの人に好感を持たれたのだ。計算は何もないのに、それが自然に受け入れられるカツヨは意外にもSNS強者だった。

一方、カツヨ(中身は権太)は、実家に帰り、冷蔵庫の中身もなく、コンビニもなく、スマホも圏外の生活に落胆。しかし、慣れない畑仕事を始めてみると、思いがけない「エモさ」に目覚める。権太もカツヨも、入れ替わりのメリットばかりが見えてきて、なんならこのままでも良いのでは・・・と思えてくるのだが、それは不吉なフラグ。事態は新たな局面を迎える。

中野が権太に一緒に起業しようと提案し、その一方でカツヨになった権太は、カツヨの健康診断の結果で、大腸がんステージ4という病状を知ってしまうのだ。

ドタバタ入れ替わりモノに見えていた本作が、意外な展開に突入したが、パワフルなカツヨに悲しみは似合わない。今後どんなミラクルを見せてくれるのかが新たな注目ポイントになってきた。

(文・田幸和歌子/イラスト:まつもとりえこ)

【第5話(3月2日[水]放送)あらすじ】

権太(町田啓太)は中野(加藤清史郎)と一緒に群馬に戻ると、自分の畑が綺麗になっていることに感心する。カツヨ(宮崎美子)は急に帰ってきた権太と、中野とのまさかの再会に驚く。二人で起業する話など、心底楽しそうな権太を見て、カツヨは自分の体がガンに蝕まれていることは言えないでいた。翌日、スーパーで権太と葛西(深川麻衣)は偶然の再会。動揺した葛西は運転中にまさかの事故に・・・。

◆番組情報
『ダメな男じゃダメですか?』
毎週水曜深夜1:00からテレビ東京ほかで放送
動画配信サービス「Paravi」で 配信中