TBSでは2020年に将来ドラマで活躍する女優を発掘・育成する「TBSスター育成プロジェクト『私が女優になる日_』」を発足。第1回の開催では香川県出身の飯沼愛が1位を獲得し、演技経験がなかったにもかかわらず、オーディション参加から約半年でTBS史上初の深夜の帯ドラマ『この初恋はフィクションです』でドラマ初出演にして初主演という女優デビューを飾った。今回、season2の開催が決定、自薦に加え他薦も募集。求めるのは"演技力だけでなく表現力のある女優"。演技という枠にとらわれず、マルチに活躍する女優の原石を全国から探していくという。

当プロジェクトは、幅広い世代に人気の俳優・タレントが所属する田辺エージェンシーと、数多くの番組、ドラマ、映画から、アイドルや楽曲など様々なエンターテインメントを手掛けてきた秋元康、そしてTBSがタッグを組んで実施。

第1回の開催となった昨年度は、応募総数約9000人の中からプロジェクトメンバー10名を選出し、全10回の演技バトルを経て、演技バトル上位3名と特別枠の2名がTBS史上初の深夜の帯ドラマ『この初恋はフィクションです』に出演。演技バトルで見事1位となった香川県出身の飯沼愛は、演技経験がなかったにもかかわらず、オーディション参加から約半年でドラマ初出演にして初主演という女優デビューを飾った。

TBSからは人気ドラマ『半沢直樹』『ドラゴン桜』『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』『着飾る恋には理由があって』『99.9-刑事専門弁護士-』シリーズほか数々のヒット作を手掛けてきたドラマ制作陣が参画し、デビューまでを全面的にサポートしている。

そして今回、「TBSスター育成プロジェクト『私が女優になる日_』season2」の開催が決定。今回は自薦に加え他薦も募集。求めるのは"演技力だけでなく表現力のある女優"で、演技という枠にとらわれず、マルチに活躍する女優の原石を全国から探していくという。

「TBSスター育成プロジェクト『私が女優になる日_』season2」では、プロジェクトメンバーの選出ではなく、約半年かけてドラマの主演を務める1名を選出するオーディションを実施。前回実施した演技バトルとは一味違う審査方法で多角的に審査していく予定だという。グランプリに輝いた1名は、その人のために書き下ろされた脚本でTBSドラマ制作陣が手掛ける深夜ドラマでの主演デビューが約束される。また、オーディション期間中、参加者はプロジェクトが全面的にサポートし、活躍の場を検討。長期的にマルチな活躍ができる場を模索する。

オーディションは本プロジェクトの公式サイトから専用フォームを使用してのオンライン審査を中心に実施。2022年1月上旬から募集を開始し、2月から選考をスタートするという。

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【コメント紹介】

◆飯沼愛(『私が女優になる日_』初代グランプリ)

私は去年テレビやSNSでCMを頻繁に見てこの企画のことを知って、最初見たときは「こんなのあるんだ~」くらいだったのですが、5回くらいCMを見たところで意識しはじめました。そこからは締め切りギリギリまで悩みました。応募するのに動画を撮らなくてはいけないのですが、締め切り前日の夜中に撮って、「いっちゃえ!」と思って応募したのを覚えています。
私は今、1年前には考えられない経験をたくさんさせていただき、「本当に人生ってわからないな。応募してみてよかったな」と改めて実感しています。少しでも「女優になりたい」という"想い"や応募するのに"迷い"がある人はぜひチャレンジしてみてほしいです。
私もとても迷いましたが、一歩踏み出した勇気が絶対自信になると思いますし、結果はどうであれ、チャレンジしなかった後悔の方が大きいと思います。

◆田邊昭知(株式会社田辺エージェンシー代表取締役社長)

このプロジェクトを通じて様々な可能性を秘めた約9000人の"女優の原石"と出逢い、スターへの第一歩を踏み出していく瞬間に立ち会えたことは、マネージメントに携わる我々にとっても何ものにも代えがたい喜びとなりました。そして、確信しました。「才能を持ちながら今はまだ埋もれている原石が、きっと世の中にはまだまだたくさんいるはず」と。
秋元康さんやTBSさんと共に、もう一度皆さんが夢を叶えるためのお手伝いをさせていただきたい、そして我々も「テレビからスターを生みだす」その夢を追い続けたい。そんな切なる思いから第2弾を開催することになりました。"あなただけの魅力"を持つ原石の皆さんとの出逢いを、楽しみにしています。

◆秋元康(総合プロデューサー)

『私が女優になる日_』のseason1を終えて、彼女たちの伸び代の大きさに驚きました。オーディション当時は、ごく普通の学生だった彼女たちが少しずつ、与えられた脚本に従って演技ができるようになっていくそのプロセスに感動しました。やはり、夢を持つと、人間は自分でも気づかなかった力を発揮するようです。『この初恋はフィクションです』に主演した飯沼愛さんは、撮影の後半には、すっかり女優の顔になっていました。
season2を迎えるにあたって、今回は、応募要項の中に「自薦・他薦問わない」という一文を足しました。
より多くのみなさんに"自分の伸び代"に気づいて欲しいと思ったからです。
「自信がない」とか「恥ずかしい」と応募を躊躇っている人がいたら、是非、背中を押してあげてください

◆佐々木卓((株)TBSテレビ代表取締役社長)

どこにでもいるフツーの女の子だった彼女が、今、キラキラと輝いてテレビにいる。恋をしている。笑っている。泣いている。さなぎから美しい蝶となって初めて羽ばたくのを目の当たりにしたような感激です。
テレビからスターが生まれる。そのスターがテレビをもっともっと魅力的にする。テレビに携わるものの醍醐味。田邊昭知さん、秋元康さんともう一度夢のプロジェクトを始めることが叶いました。
サクセスストーリーはひとつだけ? いいえ、密かな才能に気づかないでいる人はもっといる。あなたもスターになりませんか。

(C)TBS