『プロミス・シンデレラ』(TBS系)、主人公・早梅(二階堂ふみ)と10歳年下の高校生・壱成(眞栄田郷敦)の恋がついにフィナーレを迎えた。前回、ホラー的な怖さを見せつけた菊乃(松井玲奈)によって拉致された壱成(眞栄田郷敦)。早梅の携帯には監禁された壱成の写真が送られてくる。壱成を助ける条件は、成吾(岩田剛典)と関係を結ぶこと。歪みまくった菊乃に早梅はどうするのか!?

第8話で早梅を崖から突き落としたが、今回は拉致監禁。菊乃はなぜそこまでの行為をすることに至ったのか・・・実は10年前、いじめられっ子だった菊乃は高校生の早梅に助けてもらったことがあった。「昔助けてもらったのに、なんでそんなに恨んでいるわけ?」。壱成がそう聞いてしまうのも無理はない。「10年前に成吾の気持ちを踏みにじっておきながら、それをすっかり忘れて彼女は新しい幸せを手に入れてた。それが許せないのよ、何もかも。私はね、早梅さんに穢れてほしいの。理不尽を受け入れてもっともっと壊れてほしい」。壱成も言っていたけど、確かに成吾のためでも何でもなく、自分が満足したいだけなのだろう。

一方、壱成の監禁場所を突き止めようと早梅と成吾は事情を話して黒瀬(金子ノブアキ)に協力を申し出る。最初はチャラ過ぎる男だったが、終盤、とっても頼りになるところを見せていた黒瀬。そこで黒瀬から壱成に「壱成君、ヘルプ。新しいコーヒー豆どこにしまってあるの?」と携帯にメッセージを送ることに。そこで成吾が黒瀬の携帯を使って「洸也兄貴からの頼み事はこれっきりだよ」と送る。

そう、前回、「早梅を頼む」と成吾に言って「兄貴への頼み事はこれっきりだ」と笑顔を浮かべた壱成。思いを受け取った壱成は「花火大会の日、男の子が忘れてった虫かごの横だよ」と菊乃を介して伝える。それは成吾にしか分からない場所だった。長年のわだかまりが解けた壱成&成吾の兄弟の絆は強く、尊く感じた。

菊乃がいない間に壱成を助けにきた早梅。「どんだけ心配したと思ってんの」という早梅に「悪かった、心配かけて」という壱成。涙を流しながら「怖かった。もう二度と会えないんじゃないかと思って、すごい怖かったんだから。もうどこにも行かないで。ずっと一緒にいてよ!」という早梅にキュンキュンしてしまった。「わかった。次はぜってー約束守る」という壱成もいい!

この後、早梅と菊乃が直接対決。成吾に問い詰められ、自分ののどに包丁を突き立てる菊乃に早梅は言い放つ。「私のこと嫌いなら、最初っから私のほうに来いよ。この自己中女!」。カッコいい! 早梅に何度もビンタをする菊乃に早梅は頭突きで応酬し、「あんたは弱くなんかない。ずるくてもみじめでも必死に生きてきたんでしょ。でも、成吾を幸せにしたかったんならやり方が間違ってた。私みたいになろうなんて思わなくてよかったのに。あなたはあなたよ、アキラさん」。やっとのことで菊乃の胸に早梅の言葉が届いた瞬間だった。

その後、早梅と壱成は心が通い合った!と思いきや、どうも距離が縮まらない。そんな中、早梅は引っ越しを決意し準備を進めていた。壱成はバイト代が入ったら買おうと思っていたサプライズプレゼントが渡せないことに焦るが、成吾がバイト代を前渡ししてくれたことでその思いも叶うことに。

最初は、生意気を超えて"クズ"な高校生だった壱成がここまで成長するなんて。「俺が18になったら結婚すんぞ。元旦那よりも成吾よりも絶対、幸せにしてやる」とプロポーズ。男前すぎる告白のあとに、バイト代で買ったヒールをプレゼントを贈るもサイズミスで決まらないところも、壱成らしくて愛おしい。プロポーズの答えをサイコロの目にする提案を早梅がしたあと、壱成がサイコロに目を奪われている時に不意打ちのキス。まさにラブコメの王道という終わり方だった。

(文:MAIMAI/イラスト:まつもとりえこ)

◆番組情報
『プロミス・シンデレラ』
動画配信サービス「Paravi」で全話配信中。
松村沙友理主演のParaviオリジナルストーリー「シンデレラ・コンプレックス」も全話独占配信中。