現在Paraviでは、1986年7月期に放送された鎌田敏夫脚本の80年代傑作恋愛ドラマ『男女7人夏物語』が大好評配信中。今回、視聴者からの熱いリクエストにお応えし、『夏物語』と同様、『秋物語』を初めて配信することが決まった。

1987年10月期に放送された、『男女7人秋物語』。季節は夏から秋へと移り変わる。本作で"男女7人"を演じたのは、前作から続投の明石家さんま、大竹しのぶ、片岡鶴太郎の3人と、新メンバーの岩崎宏美、手塚理美、山下真司、岡安由美子の4人。そこに、柳葉敏郎、麻生祐未らも加わり、新たなストーリーを展開している。

恋に悩む3人の男たち。今井良介(明石家さんま)は、1年前にアメリカへ旅立ち、音信不通になっている恋人・神崎桃子(大竹しのぶ)の帰りを待ち続け、大沢貞九郎(片岡鶴太郎)は、恋人に去られてしまい落ち込んでいる。そして高木俊行(山下真司)は、15回も見合いをしたが未だ結婚できずにいた。

新しい出会いを求めた3人は、釣り船屋を営む沖中美樹(岩崎宏美)と、彼女の友人の小泉ひかる(岡安由美子)、島村一枝(手塚理美)と、トリプルデートをすることになる。そんな秋のある夜、川崎港から木更津行きの最終フェリーに乗った良介はアメリカにいるはずの桃子に再会。しかし、桃子の隣には新恋人の横山健(柳葉敏郎)がいて・・・という物語が展開される。

脚本は前作と同様、鎌田敏夫。森川由加里が歌う主題歌「SHOW ME」も、前作の主題歌に続き大ヒットした。今から35年前の街の景色を見たり、当時の流行を感じたり・・・。SNSでは当時を懐かしむ声や、今との違いを新鮮に感じる声が上がっており、そちらも男女9人の恋愛ドラマとともに楽しむことができるだろう。

(C)テレパック/TBS