ついに不倫した夫との決着がついた『プロミス・シンデレラ』第3話。早梅(二階堂ふみ)の過去に始まり、正弘(井之脇海)との出会いまで明らかとなった。

前回のラスト、正弘から早梅にかかってきた電話を取ったのは壱成(眞栄田郷敦)だった。そこで早梅がまだ離婚届にサインをしてないことを知った壱成が次に持ち掛けたゲームは正弘から慰謝料をぶん取ること。サイコロを振った目から、慰謝料の金額は300万円に決定。せっかく前回、早梅に対する優しさから株を上げたかと思えば、またこれかい! ゲームなんか仕掛けず、素直になればいいのに。ともあれ、慰謝料をぶんどるため不倫の証拠をつかもうと2人は正弘の後をつけることに。サングラスをして帽子も被り、ノリノリで正弘を尾行する壱成だが、結局、不倫の証拠はつかめなかった。

家に戻った早梅は仕事先や居候でお世話になっている壱成の祖母、悦子(三田佳子)に自分の境遇を改めて説明する。もともと隣町に両親と住んでいた早梅だが、中学のときに母が病死。以来、父親が働かなくなり、高校卒業と同時に家を出て、働き始めた定食屋で出会ったのが正弘だった。何度か告白され、そのたびに断っていたが、父親が1人で死んでいたことを知らされ、悲しむ早梅に正弘がプロポーズしたのだ。「僕があなたの家族になります。結婚してくれませんか? 僕の家族になってください」。誠実に早梅と向き合って結婚したはずなのに、なんで不倫なんてしてんだよ、正弘! と叫びたい。その話を聞いた壱成は「ぶつけろよ」といきり立つ。「不倫されて悲しかったんだよ、この嘘つき野郎って」と超マジモードの壱成。確かに何も言わないなんて、早梅らしくない。

翌日、1人で正弘を尾行して、早梅が見てしまった不倫相手との決定的瞬間。本来の早梅の性格だったら、その場に乗り込んでいてもおかしくない。それが出来なかったのは自分でも言ってたけど、まだまだ正弘に未練があるからだ。正弘が壱成と約束した日、早梅は離婚届にサインするため正弘の家にやってきた。そこで離婚届と100万円を渡す正弘に「こんなんで足りるわけないでしょ。慰謝料は300万」という早梅。壱成とのゲームで決めた値段だ。正弘は「わかった。ただ分割でもいいかな」と言って300万円の誓約書にサインする。サインを書く間、表情を崩さず、じっと見ている早梅も離婚届にサイン。

家を出ると待っていたのは壱成だった。「お前、全然すっきりしてねぇじゃん」と言うと、壱成は家に乗り込み、すぐに300万円を出せと正弘に要求。「わかった」という正弘に、ついに早梅が爆発。自分の気持ちをぶつけ合う中で、正弘は「僕は君のことが好きだったけど、君が僕のことを好きなのか自信が持てなかったこと...かな」「君にひと目ぼれして何度も告白した。君の境遇を知って僕が幸せにしてみせるって本気で思ってたんだ。でも、ずっと不安だったよ。君にとって僕は運命の相手じゃないんじゃないかなって」。正弘は正弘で、ずっと不安を抱えていたんだろう。だが、だからといって不倫していいわけじゃない。

「既婚者に手を出すような女どうせろくなもんじゃねぇだろ」という壱成に「やめてくれ。彼女のことは悪く言わないでくれ」ときっぱりと正弘は言い放つ。

涙を必死におさえながらも早梅は不倫相手と知り合ったきっかけや、どんな女性かを聞く。たまたま道で困ってるところを助け、「彼女は僕を必要としてくれた。僕が側にいないとダメだと言ってくれた」という正弘を壱成は殴り飛ばす。「もう黙れよ、おっさん。てめぇが相手の女かばえばかばうほど、目の前にいるこいつがゴリゴリ削られてんだよ。必要としてくれた? 側にいないとダメ? だったらてめぇにとってコイツは何だったんだよ!」と怒鳴る。壱成、ちゃんと人の気持ちがわかるじゃん。なんであんなゲームをさせたがるのかが分からない。早梅は「もういい」と言うと慰謝料を返し「あんたみたいな男とお金を通してでも繋がっていたくない。二度と関わりたくないし、会いたくもない。さよなら」と言って家を飛び出す。

外に出て、ゲームに失敗し、お金を返せなくなったことを壱成に謝る早梅は涙をおさえられなくなる。すると後ろから優しく抱きかかえ、橋の上で川の方に早梅を向かせると「こっち向いて待ってろ」と壱成は箱ティッシュを買ってくる。ここで高級箱ティッシュを持ってくるところが壱成らしい。

そして正弘の不倫相手は、やっぱり芸者の菊乃(松井玲奈)だった。離婚届を書いてもらったことを正弘が彼女に伝えると「そうね。こちらもやっと次に進めるわ。だからあなたはもう用済み。今までありがとう。さよなら」という菊乃。高校時代の早梅と成吾(岩田剛典)との思い出の場所に携帯のカメラを向けると「すてきねぇ、10年越しのシンデレラさん」とつぶやく。えっ、なんで菊乃がそのことを知ってるの? 疑問が疑問を呼ぶ中、早梅の前に成吾が現れる。やっとのことで王子様との対面だ。「覚えていてくれたみたいですね」という成吾にドキドキが止まらない。来週が待ち遠しい!

(文:MAIMAI/イラスト:まつもとりえこ)

【第4話(8月3日[火]放送)あらすじ】

早梅(二階堂ふみ)は初恋の相手・成吾(岩田剛典)との10年ぶりの再会に動揺していた。
成吾が早梅に優しく接すれば接するほど仲居たちの嫌がらせも増し、ある日、旅館から早梅の靴がなくなる事件が起こる。
黒瀬(金子ノブアキ)からそのことを聞いた壱成(眞栄田郷敦)は、兄・成吾への対抗心をあらわにする。
早梅はそんな壱成に10年前の出来事を正直に話して聞かせるのだった。

そんな折、旅館に芸能事務所社長の西園寺から宴会の予約が入る。
西園寺は超VIPの常連客で、年に数回大宴会を開く。
女性従業員は立ち入り禁止で、「S会」と呼ばれ恐れられていた。
予約当日、やって来た西園寺はお気に入りの成吾が留守と知り、とたんに不機嫌に。
代わりに他の男性従業員が接客にあたるが、次々とメンタルをやられ退散。
その状況を見かねた早梅は、覚悟を決め座敷に上がるが・・・。

◆番組情報
『プロミス・シンデレラ』
毎週火曜22:00からTBSで放送中。
地上波放送後に動画配信サービス「Paravi」で配信。
松村沙友理主演のParaviオリジナルストーリー「シンデレラ・コンプレックス」も独占配信中。