2021年8月9日(月)23:06からテレビ東京で放送開始することになった、野村宗弘の「うきわ」を原作とした連続ドラマ『うきわ ―友達以上、不倫未満―』。主演・門脇麦、共演・森山直太朗の他、田中樹(SixTONES)、高橋文哉、小西桜子、大東駿介、蓮佛美沙子、西田尚美らも出演することが発表された。また、ポスタービジュアルも公開された。

本作は社宅のベランダを舞台に、「不倫まで壁1枚」という、お隣同士の危うい関係を描いた物語。これまで平々凡々に生きてきた、自称"可もなく不可もない"主人公・中山麻衣子を、不倫に揺らぐ人妻役に初挑戦の門脇、麻衣子の隣室に住んでおり、麻衣子の夫の上司でもある二葉一役を森山が演じる。

脚本は、ドラマ『刑事ゆがみ』や『今際の国のアリス』など数々の話題作を手掛け、『アライブ がん専門医のカルテ」』で市川森一脚本賞を受賞した倉光泰子が担当し、監督を、昨年テレビ東京で放送し、ギャラクシー賞マイベストTV賞のグランプリに輝いた"チェリまほ"こと『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』を手掛けた風間太樹が担当。長編映画デビュー作『チア男子‼』以来、登場人物の心情の機微を繊細に掬い上げてきた風間監督が初の大人のラブストーリーに挑むことに。

今回、新たにレギュラーキャストが発表された。麻衣子の夫で"たっくん"こと中山拓也役を大東駿介、二葉さんの妻の二葉聖役を西田尚美、たっくんの同僚・福田歩役を蓮佛美沙子、聖が通う陶芸教室の先生・田宮悠役を田中樹(SixTONES)、麻衣子のパート先クリーニング屋のアルバイト・佐々木誠役を高橋文哉、二葉さんとたっくんの部下・愛宕梨沙役を小西桜子が演じることが明らかになった。

20210714_ukiwa_02.jpg

麻衣子と二葉さんの距離を縮めるきっかけでもあり、次第に憩いの場にもなっていくベランダ。2人の間にあるのはベランダの非常壁の仕切りのみ、そんな「不倫まで壁一枚」の関係を表現。お互いの苦しみの渦に、パッと放たれた"うきわ"。この関係や感情から救われるのか、それとも溺れていくのか・・・その姿に注目だ。

【コメント紹介】

◆田中樹(SixTONES)

このドラマのお話をいただいた時に「不倫モノ」と聞いて、人間関係がドロドロなドラマを想像しましたが、原作を読んでみるとかなりイメージと違いました。
僕が演じる田宮くんはストレートでピュアな男の子。だから素直にシンプルに演じようと思い臨んでいます。
このドラマはいい意味で平凡。そこが溶け込みやすく、自分と状況が違ってもどこか共感しやすいのではないかなと思います。「不倫」「浮気」といったジャンルに騙されず、そしてフィルターをかけずに見てもらえると嬉しいです!

◆高橋文哉

こんにちは、佐々木誠役で出演させて頂きます、高橋文哉です!
この役は門脇麦さん演じる中山さんと職場が一緒であり、一見クールでありながら、人の事をよく見ていて相手の気持ちを汲み取ることができるからこそ中山さんの変化や心情に言及していく役どころです。
僕自身、クールで実年齢より年上な役を演じることが初めてでして、風間監督や門脇麦さんに撮影をしながら日々勉強させていただいております。
中山さんと佐々木くんの掛け合いは温度差や考え方の違いが見えて、とても面白いと思います。
佐々木くんの成長も合わせてご覧ください!

◆小西桜子

愛宕梨沙役を演じさせていただきます。小西桜子です。友達以上、不倫未満の純粋さや切なさがじわじわと沁みて、脚本を読んでいて胸が苦しくなりました。人間らしく魅力的な登場人物に、男女問わずどこか共感したり、少しでも救われることがあるのではないかなと思います。愛宕さんの妙に達観したユニークなキャラクターも、楽しんでいただけたら幸いです。

◆大東駿介

日常の決断で生まれた小さな波紋が、いつの間にか大きな波に変わり、大切な人が"うきわ"を必要とすることになってしまう。
僕のせいですごめんなさい。と毎朝心で唱えてから現場へ向かい、それは心にしまって、日々波を起こしております。
とはいえ、その波が心地よいこともあるのかもしれませんね。

◆蓮佛美沙子

まだ役をお引き受けする前、プロデューサーさんと"福田さんを通して何を表現したいのか"を話し合っていた時、いつの間にか「この人(福田さん)を助けてあげたい」と思うようになりました。福田さんは、息苦しく海を泳ぐ魚のような人です。
彼女が何に囚われ、何に救いを求め、どう変わっていくのか、ぜひハラハラザワザワしながら、見守ってもらえたらと思います。

◆西田尚美

原作を読んだのですが、ほのぼのしてる雰囲気に油断してると、いつの間にかドキドキきゅんきゅんするお話です。
私は、二葉さんの奥さんである二葉聖という女性の役です。原作では、顔が一切描かれておらず後ろ姿だけなのですが、彼女の想いがすごく感じられて胸が詰まるような、なんとも言えない気持ちになりました。ドラマでは聖さんのそんな表情や感情が表現出来たらと思っています。是非、うっかり油断しながらご覧下さい。

(C)野村宗弘・小学館/「うきわ ―友達以上、不倫未満―」製作委員会