御曹司バチェラーを奪い合う7人の女性は、デパートの寝具売り場の店員・志倉若菜(葵わかな)、おっとりした性格の癒し系の美人・河原麗奈(トリンドル玲奈)、アイドル・一ノ瀬りお(寺本莉緒)、超大手財閥令嬢の女子大生・森下一香(尾碕真花)、病棟勤務の看護師・嶋田理恵(北原里英)、エリート弁護士・須崎利子(成海璃子)、エステ・化粧品会社経営のセレブ社長・遠藤星(真飛聖)。愛と嘘にまみれた女性たち7人のうち、一体誰が哲也に選ばれ、哲也を殺すのか・・・予想のつかない展開が待つ愛憎サスペンスに豪華女性キャストが集結。その一人、葵わかなに共演経験のある主演・古川の印象や、本作の撮影の様子、ドラマの見どころなどを聞いた。

――出演のお話を聞いた時の、作品の印象を聞かせてください。

恋愛リアリティ番組が題材になっているのが、斬新な作品だと思いました。リアリティショーをドラマにするって、どういうことなんだろう?と思ったのが最初の感想です。台本を読ませていただいて、7人の女性それぞれに表の顔と裏の顔があるというのが、「複雑!」と思いましたし、何より冒頭から主人公の哲也が死んでしまっているという・・・。もう、「何で!?」という驚きポイントしかなくて。ラブストーリー、サスペンス、ホラーなど一言では表現しきれず、「何て、あらすじが説明しづらいドラマなんだろう(笑)」と思いました。

――今回のドラマでは、7人の女性を演じる皆さんの下のお名前が役名にもなっていますが、葵さんが演じる志倉若菜は、どのようなキャラクターですか?

自分の役に限らず、7人の女性のキャラクターが全員濃いんです。皆さん、下の名前がご自身と同じとはいえ、自分の役に共感できたのかなぁ・・・。私自身は、自分の役と似ている部分はあんまりなかったです。

若菜はすごく無口で、思っていることがあるのに、それが表に出ていかないミステリアスなキャラクター。でも、気が弱いわけではなく、芯みたいなものがあって。過去に鍵がある役なんですが、しゃべらないけど、熱量みたいなものを秘めているんです。台本でも「・・・」のセリフが多かったです(笑)。

――無口な役どころを演じるにあたって、監督からの指示などはありましたか?

台本を読んでいても、若菜は、ほぼ言葉のセリフがないんですよ。なので、監督からは「目で表現してほしい」と言われました。たしかに、あまり喋らないけれども、無言の部分で若菜の表情が映るんです。「この時、若菜はどう思っているのかな」ということは常々考えつつも、どこか「何を考えているか分からない」雰囲気も出したかったので、無表情なんだけど含みがあるような感じを、分かりやすくなり過ぎないように演じていました。こんなに笑わない役は久々だったので、演じていて楽しかったです。

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――今回、主人公・哲也を演じるのは共演経験のある古川雄大さんですね

今回が3度目の共演になるのですが、毎年ご一緒させて頂いているので、本当にご縁があると思います。ミュージカルはもちろん、ドラマで活躍されているのを拝見していたので、今回ドラマで主演されると聞いて、すごくステキなことだなと思いました。そんな雄大さんの新たな挑戦に、チームとして関わらせていただけるのが嬉しかったです。

雄大さんと一緒のシーンが多かったので、「毎回(共演する作品が)恋愛ものだね」とか、現場でたくさんお話させていただきました。共演した作品では、なぜか雄大さんが死んでしまう役がほとんどなんです。今回も冒頭で死んでしまっているし、前回ご一緒した朗読劇や、その前のミュージカル『ロミオ&ジュリエット』もそうですし。雄大さんも「あ、本当だ!毎回死んでる(笑)」っておっしゃっていました(笑)。

――面白い偶然ですね(笑)。葵さんから見て、現場で「意外だな」と感じた古川さんの一面はありましたか?

意外だなと思ったのは、よく笑う方だなということ(笑)。最初の頃は雄大さんがクールな顔立ちなのもあって、「すごくクールな方だよね」と言われたり、共演者の方々やスタッフの皆さんに「古川さんってどういう人なの?」と聞かれたりしました。でも、その印象も序盤までというか(笑)。地方ロケが多かったので、キャストの皆さん、スタッフの皆さん全員がすごくいいチーム感で仲良くなれたんです。打ち解けていくうちに、雄大さんが笑い上戸であるということが判明していきました。クールそうに見えて、そういうギャップがあるんだなと思っていました(笑)。

――現場の雰囲気はいかがでしたか?

ストーリーは殺伐としていますが、現場はみんな仲が良くて、和やかな雰囲気でした。ストーリーの中にもコメディ要素が強い部分もあって、重たくなりすぎず、女性陣もすごく仲良くなりました。温泉や遊園地があるところでロケをしたんですが、場所の雰囲気もあり、とてもリフレッシュできました。みんなが自然体でいられる、すごくいい距離感、空気感の現場でした。

撮影も、女性7人それぞれの役の個性が濃いので、その掛け合いが面白かったです。私は黙っている役だったので、その掛け合いを興味深く見ていました。今回、7人の女性にはテーマカラーがあって、服装もそれぞれのカラーに寄っているんです。色も性格もみんな違うのが、やっぱり面白いなと感じました。

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――最後にドラマの見どころを教えて下さい。

本当にいろいろな要素が詰まった作品。7人の女性がどんな物語を背負っているのかが明かされる部分は結構ハラハラすると思うので、それを楽しんでいただきたいですし、雄大さん演じる哲也が誰を選ぶのか、そして誰が哲也を殺したのかを予想しながら、次はどうなるのかと推理しながら見ていただけるドラマになったら嬉しいです。

(取材・文:齊藤恵/撮影:MAIMAI)

◆放送情報
番組名:サタドラ『女の戦争~バチェラー殺人事件~』
放送日:毎週土曜日夜11時25分放送
放送局:テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ 九州放送
動画配信サービス「Paravi」にて毎話1週間先行配信中

スタイリスト:武久真理江

【衣装】
Tシャツ ¥8,800/ジャケット ¥71,500/パンツ ¥44,000:3点ともにSueUNDERCOVER/UNDERCOVER イヤカフ¥28,600:blanc iris/
ブレスレット¥22,000:CHARLOTTE LEBECK/2点ともにDearium 渋谷スクランブルスクエア

【問い合わせ先】
UNDERCOVER(03-3407-1232)
Dearium 渋谷スクランブルスクエア(03-6427-5519)