2021年7月期のTBS日曜劇場枠で放送される鈴木亮平主演ドラマ『TOKYO MER~走る緊急救命室~』のキャストが一挙に発表され、MER創設者の東京都知事役で石田ゆり子、クールに見えて熱い使命感を持つ看護師役で菜々緒、無鉄砲な主人公・喜多見に反発する循環器外科医役で仲里依紗、レスキュー隊を指揮する百戦錬磨の隊長役で要潤、MERメンバーの麻酔科医役で小手伸也、臨床工学技士役で佐野勇斗が出演することが分かった。

物語の舞台となるのは、都知事の号令で新設された「TOKYO MER」という救命救急のプロフェッショナルチーム。"MER"とは、モバイル・エマージェンシー・ルームの略称で、彼らの使命は最新の医療機器とオペ室を搭載した大型車輌(ERカー)で、危険極まりない重大事故・災害・事件の現場に駆けつけ、負傷者にいち早く救命処置を施すこと。"一人も死者を出さないこと"が、彼らに課されたミッションである。

これまでに鈴木、賀来賢人、中条あやみが出演することが発表されていたが、今回新たに6名のキャストが明らかに。石田は、「TOKYO MER」の創設者である東京都知事・赤塚梓役で出演。女性初の首相候補と脚光を浴びる赤塚は、政治生命を左右されかねない困難な状況にも決然と立ち向かう人物で、まさに今の日本に求められる理想のリーダーだが、物語が進むにつれ、彼女の驚くべき真意が明らかになっていくという役どころ。

また、菜々緒は喜多見の頼れる右腕として一刻を争う救命現場に必要不可欠な存在となる救命救急医療に精通した凄腕の看護師で、一人娘を育てるシングルマザーでもある蔵前夏梅役。仲は、若くして世界的に名高い心臓手術のスペシャリストであり、命懸けで災害現場に飛び込んでいく無鉄砲な喜多見のやり方に批判的で犬猿の仲のように見えるが、喜多見の腕と、命を守ることへの強い使命感は認めている循環器外科医・高輪千晶役で出演。喜多見と千晶は物語が進むにつれ、意外な関係が明らかになっていくという。

さらに、災害や事故現場で救助活動を指揮するレスキュー隊の中でも最精鋭がそろった即応対処部隊の隊長・千住幹生役で要、「TOKYO MER」のメンバーである麻酔科医・冬木治朗役で小手、やんちゃなメカオタクで最新鋭のERカーの設計にも携わっており、自ら運転して災害現場へと向かう医療機器のスペシャリストである臨床⼯学技⼠・徳丸元一役で佐野が出演する。

危機に瀕した患者を救うため、それぞれが究極の決断を迫られていく重要な役どころ。個性あふれる実力派俳優たちが、現場で闘う医療従事者の皆さんへの敬意を胸に、命を巡る壮大なドラマに挑むことになる。

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