2021年4月14日(水)深夜0:00よりテレビ東京で放送開始する「ドラマホリック!」第6弾、青春スポーツドラマ『DIVE!!』。所属するダイビングクラブの存続を懸けて、オリンピック出場を目指す中高生3人の成長を、熱く爽やかに描いた青春物語だが、このほど主演を務めるHiHi Jetsの井上瑞稀、髙橋優斗、作間龍斗をインタビュー。原作がある作品に挑戦することの難しさやおもしろさ、トリプル主演で感じたことなどを聞いた。

前編はこちら:『DIVE!!』井上瑞稀&髙橋優斗&作間龍斗インタビュー!役にかける思い

――これまで様々なメディアでも展開されてきた『DIVE!!』ですが、原作がある作品に挑戦することへのプレッシャーなどはありますか?

井上:一つ大正解がある中で、小説では描かれていないリアルな呼吸や 一秒一秒の動きは実写化ならではだと思います。なので、原作をリスペクトしつつより一層人間味を大事にしていきたいですね。

髙橋:原作の大事なところを残しつつ、 今の自分たちだからこそ作れるドラマ『DIVE!!』にしていければと思っています。『DIVE!!』がさらに多くの方に愛していただけるものになるようがんばります。

作間:すでに原作を読んでいたり、これから読む予定など様々な方がいらっしゃると思います。より多くの方が想像する‟富士谷要一"に近づくために努力していきたいと思います。

――原作の中で好きな台詞や場面はありますか?

井上:知季が弟に彼女を取られ、でも立ち直って試合に行く時に「自分が選んで ここにいる」というようなことを言うのですが、自分も選択を迷う時期があったのでめちゃくちゃ共感しました。読めば読むほど、過去の自分を追っているようです。

髙橋:飛沫はかっこいいなぁと思うところがたくさんあります。津軽の海で一人潜り続けていた彼が飛び込みを見て「10mなんて低いな」と言うのですが、その感覚にびっくりしました。この言葉の裏には、海でずっと飛び込みをしてきた生い立ちや、飛沫の根幹にあるものが表されていると思います。

作間:冒頭で知季が飛び込みをやるきっかけとなった場面があるのですが、「飛びたいか?」と問いかける富士谷がかっこいいです。立ち振舞いなどすべて出来上がってる人間で、台詞1つ1つに色々な意味が込められているので、それをどう表現するのかが大事になってくると思います。

――HiHi Jetsのメンバー3人でトリプル主演を務めることについて

井上:僕は何より心強いな、と思いました。お芝居は人と人とのものなので、 そこに気の知れた仲間がいるのはとてもやりやすいですし、意見も交換しやすいです。泳ぎが苦手な僕にアドバイスをくれたり、俺が置いて行かれないように二人とも待っていてくれます。

悔しいという気持ちが自分を突き動かす原動力なので、 メンバーにはそういう部分でも助けられています。信頼しているからこそ、甘えないようにがんばろう、と思わせてくれるのはメンバーのすごい部分ですね。

髙橋:お話しを聞いた時はすごく嬉しかったです。この3人で映像でお芝居をすることはなかったので、 2人がどういう芝居をするのか、またその中で自分がどういう色を出していけるのかも楽しみです。

飛び込みの練習では、2人が飛んでいると僕も刺激を受けますし、 一人だったらできなかったことばかりです。この2人がいることは、とてもありがたいです。

作間:4月からのクールを3人で過ごせることが楽しみです。スタートラインの時点で3人の輪が出来上がっていたので、いい雰囲気で撮影に臨めますね。やらなければ置いていかれてしまうので、追いついていけるようがんばりたいと思います。

――楽しみにしている視聴者へメッセージ

井上:この期間、本気で飛び込みと向き合い、夢に出てくるほどです(笑)。皆さんに楽しんでいただけるような熱を持った作品になっています。

髙橋:この3人以外にも素敵な共演者さんがいらっしゃいますし、全員で一丸となって今までで一番いい『DIVE!!』を作れるよう一生懸命取り組んでいきたいと思います。

作間:準備期間をしっかり取れたので、トレーニングしているものを映像としてお届けできるのが楽しみです。撮影期間中も努力していきたいと思います。

◆放送情報
テレビ東京ほかにて2021年4月14日(水)深夜0:00放送スタート
動画配信サービス 『Paravi』『ひかりTV』にて配信予定