本作は、2005年に放送された前作ドラマの原作である「ドラゴン桜」(2003年~2007年連載/講談社)の15年後を描く続編「ドラゴン桜2」が原作になっているが、今の時代の日曜劇場でやるべきエッセンスを入れたドラマオリジナルの展開を盛り込む予定だという。

阿部演じる桜木建二がかつて受け持った「東大クラス」の教え子・水野直美役の長澤まさみの出演発表を皮切りに、学園の教頭役に及川光博、桜木の信頼する弁護士役に早霧せいな、学園の理事長役に江口のりこ、そして桜木の元教え子役に佐野勇斗の出演が発表されている。

そして、東大合格を目指すというこのドラマの内容にちなんで、東京大学一般入試合格発表日である3月10日から、ドラマポスターでシルエットになっている"東大専科"の生徒役が1人ずつ発表されているが、これまでに、何かに本気で打ち込んだことがないイマドキ女子・早瀬菜緒役に南沙良、ある問題を抱え周囲から孤立している原健太役に細田佳央太、成績は優秀だが受験に興味がない小杉麻里役に志田彩良、成績はトップだが学園で燻っている藤井遼役に鈴鹿央士、優秀な弟と常に比較され続けてきた天野晃一郎役に加藤清史郎、全国トップレベルのバドミントン選手で大きな期待を背負っている岩崎楓役に平手友梨奈という6人の出演が明らかに。

そして今回、最後の"東大専科"生徒役が発表され、7人目に決定したのは、King & Princeの最年少メンバー・髙橋海人。デビューしてから間もない期間で次々と話題のドラマに出演している髙橋だが、TBSの連続ドラマへの出演は今回が初だという。

髙橋が今作で演じるのは、学園近くのラーメン瀬戸屋の息子で、両親を亡くし1人で店を切り盛りする姉と一緒に暮らしている瀬戸輝。瀬戸は放課後に店の手伝いをするなど姉想いな高校生ではあるが、将来への夢や希望がなく、なんとなく店を継ぐのだろうと思っている・・・という役どころ。そんな瀬戸を桜木はどのように"東大専科"へ招くのかに注目だ。

髙橋は出演が決まった時のことを、「たくさんの方に愛されている"日曜劇場"、そして当時両親と毎週楽しみに観ていた『ドラゴン桜』。本作に出演させていただけると知ったときは、衝動的に両親にその喜びを報告してしまいました」と振り返り、「キャストのみなさん、監督、スタッフの方々からたくさんのことを学び、瀬戸輝という役に誠心誠意向き合い、悔いの残らないように挑み続ける、そんな撮影期間にしたいと思います」と意気込んでいる。

3月10日から発表してきた"東大専科"の生徒も今回でついに全員集結。公式Twitterでは、出演が発表になった生徒たちのスペシャル動画を配信中だ。

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