これまで鬼編集長と子犬系男子に振り回されてきた平凡女子、奈未(上白石萌音)がついに恋の最終局面。スケートリンクで「一緒に金沢へ来て欲しい」とプロポーズする潤之介(玉森裕太)に「はい、喜んで」と即答する奈未。「やった~!」とくるくる回り喜ぶ潤之介との幸せオーラ―が全開で始まった第9話が3月9日に放送された。

翌日、編集長室から麗子(菜々緒)の荷物がなくなり、麻美(高橋メアリージュン)が『MIYAVI』の新編集長になったことが発表された。そんな中、編集部員にも徐々に認められ、仕事の面白さを改めて認識し始める奈未は金沢へ行くことを悩み始める。それでも家に帰れば潤之介と2人で鍋をつつき、幸せな笑顔を見せる奈未。すると潤之介からスーパーで理緒(倉科カナ)と会い、手術に付き合って欲しいと言われたことを打ち明けられる。「でも、奈未ちゃんが嫌だったら行かない」という潤之介に奈未の妄想が爆発。

「信じていいよね、奈未ちゃんだけ見てるって言ってくれたし。でもでも・・・どっち? 白ジュンなの黒ジュンなの?」という奈未の前に現れたのはまさかの"白黒ジュン"。「ワン、奈未ちゃん」(可愛く)「ワン、理緒」(ダークに)。これ、もう制作陣のみなさま方、完全に玉森さんで遊んでません? 破壊力あり過ぎ! と言いたくなるような演出である。結局、理緒の手術に付き添うことを笑顔で許す奈未だった。つまり潤之介を信じるってことを心に決めた奈未の一幕。

一方、行方不明だった麗子が備品管理部で仕事をしていることを知った奈未は編集部に戻ることを説得。事務服を着て仕事をこなす姿を見ると、なぜだか昔懐かしのドラマ『ショムニ』が思い返される。音羽堂出版の合併回避を止めることを出来なかったことの責任を取り、部署異動の希望を提出していた麗子は編集部に戻るつもりはないと奈未を一蹴。そして潤之介からプロポーズされ、OKをしたことを奈未が打ち明けると

「私がどうしてあなたを編集部に残したかわかる?」

そう質問して答えも言わず去っていく麗子。謎かけのような言葉が奈未の心を揺さぶるのだった。そして麻美のやり方に納得のできない編集部一同は「ボス奪還作戦」を実行することに。中沢(間宮祥太朗)ら編集員が土下座をしたりといろいろな作戦を実行するも、麗子の心を動かすことはできない。このときの「ほかにいい作戦ある?」という中沢の弱気発言や、棒読みの芝居をする中沢は一見の価値あり! コメディーパートとはいえ、いつもイケメンの中沢パイセンが面白過ぎる!

それから潤之介の母、香織(高橋ひとみ)が奈未に会いにきた後、両親と食事会をしたり。そこで奈未が以前作った社内報の"カリスマ編集長特集"を見せることによって、麗子が父、勝之介(宇梶剛士)と涙の和解をみせたり(いいシーンが多すぎて、全部書けません!)と、いろいろなことがあった。そんな食事会の後、

「私まだまだ編集長の元で勉強させてもらいたいです。もしかしたら、夢を見つけちゃったかもしれないって思って」
「それが答え。私があなたを編集部に残した理由」

という2人のやりとり。それを陰から切ない表情で見守る潤之介。これ、もう絶対に結婚できへんやん! ここでタイトルを思い出す。『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』。恋はあくまで"別冊"・・・ということは、仕事が"本誌"。つまり奈未は仕事に生きるってことじゃないかと・・・そう思っていた矢先、シーンは変わって2人が出会った"ペンキ塗りたて"だったベンチへ。

「そうだ、気合い入るお守り」と言う潤之介に「ブレスレット。今日も気合い入ってますよ」とブレスレットを見せる奈未。その左手を手に取った潤之介は「じゃぁ、これは何があっても俺のことを信じていいんだよって、お守り」。このエンゲージリングを渡す流れ、完璧っす。世の男性諸君に教えてあげたい! ダイヤモンドでかっ! とにかく高そう! ってことは置いといて、奈未の左手の薬指に指輪をはめる潤之介。

「ありがと」
「奈未ちゃん、何か不安なことがあったらちゃんと言って」

プロポーズも受け入れ、指輪ももらってくれたのに、とにかく切なそうな顔をする潤之介。もうわかってるんだよね、奈未が仕事を選ぶかもしれないってことを。普通だったら上京した田舎娘がファッション編集部で働き、御曹司からプロポーズ。もう、この物語はハッピーエンドでいいんじゃないの?

そんな潤之介がラーメン屋で中沢と遭遇する中、奈未は理緒と出会いこう言われる。

「奈未ちゃんが仕事とか夢とかに未練があるなら、奈未ちゃんが自分で中途半端だと思うなら、潤ちゃんを余計傷つけるよ。ホントに優しい人だから、潤ちゃん」

そしてラーメン屋では

「鈴木はさ、編集の仕事やりたがってる。たぶん、やっとこの仕事の面白さに気づいたんじゃねぇかな」
「そんなこと分かってるよ、ドS先輩」
「だよな」

もう2人が別れる流れ一直線やん! ビルに星を見に来た奈未と潤之介。バックハグされ、涙を流す奈未の前に立った潤之介は

「泣かないで」
「私、私ね、潤之介さんと・・・」
「うん、分かってるよ。奈未ちゃんにはいつだって笑ってて欲しいから」
「潤之介さん・・・」

そう言って薬指から指輪を外し、潤之介に指輪を返す奈未。「奈未ちゃん、元気でね」。もう号泣ですわ。屋上から駆け下りていく奈未の姿に、涙を流しながら見送る潤之介。再び、ベンチの前に戻ってきた奈未の頭に巡るのは潤之介との思い出ばかり。そんな奈未の前に現れたのは中沢パイセンだった。「お前が、また泣いてる気がして」。うぎゃ~~! 最終回、どうなるんじゃあ~~!

(文・MAIMAI/イラスト・まつもとりえこ)

【最終回(3月16日[火]放送)あらすじ】

潤之介(玉森裕太)と別れた奈未(上白石萌音)は、極度の"潤之介ロス"に陥っていた。中沢(間宮祥太朗)をはじめ、編集部の仲間に心配される奈未。一方、潤之介は、父・勝之介(宇梶剛士)と共に取引先との挨拶回りや商談など、多忙なスケジュールをこなす日々を送っていた。

あれから麗子(菜々緒)が辞めたMIYAVIは、ブランドからの広告出稿の見送りが続出。責任を感じた麻美(高橋メアリージュン)は、宇賀神(ユースケ・サンタマリア)に編集長から退く意向を伝える。そこで宇賀神は麗子に備品管理部から編集部に戻るよう打診するのだが、麗子の気持ちは変わらず・・・。

そんな中、次号の表紙となる予定だった写真がネット上に流出していることが発覚。前情報は一切出していなかった極秘企画だったため編集部は大慌て。このピンチを乗り越えるべく、奈未らは麗子に助けを求め頭を下げるのだが・・・。

その夜、編集部員一同は最悪のトラブルを抱えつつも居酒屋に集まっていた。臨時で編集長となった半田(なだぎ武)の就任祝いかと思いきや、そこに現れたのは・・・!?


◆放送情報
『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』
毎週火曜22:00からTBS系で放送中。
地上波放送後には動画配信サービス「Paravi」で配信。
また、Paraviオリジナルストーリー「オー!マイ・ツンデレ!恋は別冊で」も独占配信中。