本作は長瀬と宮藤がTBS連続ドラマ11年ぶりのタッグを組み、濃すぎる家族が織りなす王道のホームドラマ。長瀬演じるピークを過ぎたプロレスラーが、能楽の人間国宝である父の介護のために現役を引退し、名家の長男として家族と謎の女性介護ヘルパーを巻き込みながら、家族と一致団結し、一家をまとめていくというストーリーが描かれている。

今回、3月12日(金)放送の第8話に佐藤隆太が出演する事が決定。2000年放送の『池袋ウエストゲートパーク』で、長瀬智也演じる真島誠の相棒・"マサ"こと森正弘役を務めた佐藤隆太。この2人が、『IWGP』以来21年ぶりに宮藤官九郎脚本のドラマで共演することになった。今回、佐藤はスペシャルゲストとして登場。さんたまプロレス行きつけのスポーツ整形外科医に扮し、ドラマをさらに盛り上げていく。

佐藤といえば、『IWGP』をはじめ、ドラマから映画化もされた『木更津キャッツアイ』シリーズ、舞台「高校中パニック!小激突!!」など、宮藤官九郎が手掛けた作品に多く出演していることでも知られている。宮藤作品のファンも待望の佐藤の出演に期待が高まる第8話。佐藤は、撮影はわずかな時間でしたが、久しぶりに共演させていただき、一緒にお芝居ができてただただうれしかったです」と撮影を振り返る。

そして、「長瀬さんは唯一無二の魅力がある方で、人を惹きつける力があり、お芝居も柔軟でおもしろく、撮影中にこの方ともっとお芝居のラリーを続けたいなという気持ちが一気に湧き上がりました。また、カメラが回っていないときも現場の真ん中で自然と盛り上げ、みんなが魅了されてしまうんです。今までの俳優人生の中でも中々出会ったことがない方です。僕自身、毎週の放送をとても楽しみにしています」と語り、「こんなにも一週間が待ち遠しく思えるようなドラマは久しぶりで、自分もいち視聴者として最後まで楽しみながら、みなさんと一緒に見届けたいなと思います。ありがとうございましたっ! ゼアっ!!」とメッセージを送る。

【第7話(3月5日[金]放送)あらすじ】


無事、家族旅行を終えた観山家一同。往路の息の詰まるような車中とは一変、大合唱をしながらの帰路となった。そして、寿三郎(西田敏行)は帰宅後すぐにリハビリを開始。忙しくなった舞(江口のりこ)と踊介(永山絢斗)はリモート介護に切り替え、稽古場では寿限無(桐谷健太)が体験入門のお弟子さんたちの稽古をつけるという日々が続いていた。

そんな中、ひとり暇を持て余していた寿一(長瀬智也)の元に、さくら(戸田恵梨香)がやってくる。旅行中にした告白の返事を聞いていないさくらは、寿一からの返事を待っていたのだ。しかし、寿一はその前にと、自分がスーパー世阿弥マシンであることをさくらに告白。話を上手くかわしたかのように思えたのも束の間、さくらから返事を催促され、寿一は返答に窮する。
日は変わり、元妻であるユカ(平岩紙)との秀生(羽村仁成)の親権を巡る話し合いのため、寿一はスーツ姿で踊介のミヤマ法律事務所へとやって来ていた。だが、寿一はその場でユカを怒らせてしまい・・・。

◆放送情報
金曜ドラマ『俺の家の話』
毎週金曜22:00よりTBS系で放送中。
地上波放送後に動画配信サービス「Paravi」でも配信
(C)TBS