本作は、キーボードによる殺人=指殺人が社会問題になっている昨今、この社会問題に対応するため警視庁に新設された"指殺人対策室"を舞台に、香取慎吾演じる捜査官・万丞渉らがクセの強いメンバーとともに指殺人に苦しむ人々の事件を解決に導いていく全く新しいサスペンスドラマ。
香取が5年ぶりに民放連ドラ主演、テレビ東京ドラマ33年ぶりに出演ということで放送前から話題を集めた本作も、残すところあと2話に。来週放送の7話から、"アノニマス"の核心に迫っていく最終章に突入。アノニマスの真の標的が警察であると判明する中、名もなき敵と立ち向かい続けた、香取演じる万丞渉ら指対室の闘いも、いよいよクライマックスを向開ける。そんな最終章を盛り上げる、新たなゲスト出演者が発表された。
パワハラの横行が噂され炎上中の食品会社のSNSに、爆破予告が届くことから始まる第7話(3月8日[月]放送)から登場するゲストは、本庁長官官房長首席監察官・森本修造役に津田寛治、2年前の事件で犯人とされたフリーライター・沢登一役に水間ロン、ブラック企業として炎上中の会社に爆破予告をする大学生・小柳祐平役に塩野瑛久(※7話のみ)。
そしてついにアノニマスとの直接対決が始まる最終回・第8話(3月15日[月]放送)は、高橋克実演じる城ヶ崎明文の妻・城ヶ崎涼子役に筒井真理子、アノニマスに何らかの関わりを見せる春川雅也役に栁俊太郎が出演することが決まった。
【キャストコメント紹介】
◆津田寛治
7話と最終話で、本庁長官官房首席監察官の森本修造を演じさせて頂くことになりました。舌を噛みそうに長い肩書きの役ですが、要は警察内部を監督査察する人ですね。警察庁の中でも正義感の強い役職だと思うんですけど、今回「アノニマス」に参加してみて、正義って捉えどころ
- が無いなあと感じました。子供の頃は正義っていうと悪と戦うためにあると思っていたのに、このドラマにかかわっていくうち、正義の敵は正義なのかもしれない・・・なんて思わされました。匿名の正義にどう向き合っていくのか、最後まで「アノニマス」から目が離せませんね。
◆水間ロン
SNSでの誹謗中傷が主題ということで、脚本を読んでとても他人事とは思えませんでした。
そしてエンタテイメントを通して伝える一役になれたことをとても嬉しく思います。
ご覧になる皆様の何か考えるきっかけになれば更に嬉しいです。
◆塩野瑛久
香取さん、関水さんとお芝居させていただきました。今回は"アノニマス"を崇拝する大学生の役です。
この情報社会の中、あらゆる思想が飛び交い、それを鵜呑みにしてしまうことは多くの人に心当たりのあることだと思います。
僕の演じる小柳もその中の一人です。短いシーンの中で小柳がどんな人物なのか少しでも伝えられたら嬉しいです。
◆筒井真理子
今回、私は被害にあった家族を演じました。その役に寄り添って追体験することで、私自身もネット社会の恐怖を改めて感じました。一緒にSNSについて考えるきっかけになればと思います。
香取さんとは初共演で、とても楽しみにしていました。香取さんと関水渚さん、娘役の河合優実さんの4人のシーンが多かったですが、全員で呼吸を合わせながらシーンを紡ぐことができた実感があります。ぜひご覧下さい。
◆栁俊太郎
最終回での出演ということで、現場はもう完成されている中での登場でしたのでとても緊張しましたがキャストやスタッフに支えられてとても自由に楽しく芝居させて頂きました。
出演シーンも非常に緊張感のあるシーンでしたが、香取さんシム・ウンギョンさん関水さんに引っ張って頂きました。
最終回はとてもハラハラする展開となっていますので、ぜひお楽しみにしていてください。
【第7話(3月8日[月]放送)あらすじ】
社員をパワハラで自殺に追い込んだブラック企業だとの噂で大炎上したある食品会社。そのSNSに「罪を告白しないなら爆破する」という爆破予告が届く。万丞渉(香取慎吾)らが突き止めた予告犯・小柳祐平(塩野瑛久)はアノニマスの信望者だった。するとアノニマスから裏K察に新たな動画が投稿される。「次に告発するのはこの国最大の巨悪・警察」。同じ頃、万丞は刑事部長・城ケ崎明文(高橋克実)から、アノニマスの正体を突き止めるよう指示を受けた・・・。
◆放送情報
『アノニマス~警視庁"指殺人"対策室~』
毎週月曜22:00からテレビ東京系で放送中。
放送終了後には「Paravi(パラビ)」で配信中。
また、「Paravi」では、オリジナルストーリー『アノニマチュ!~恋の指相撲対策室~』が独占配信されている。
(C)「アノニマス」製作委員会
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