――まずは『直ちゃんは小学三年生』への主演が決まったときの感想からお聞かせください。

うれし~~!って思いました。最初、プロデューサーさんから、こういう作品に出ないかとおっしゃっていただいた段階で、やりたいです!と即決でした。まさか小学三年生を演じることが出来るとは思わないじゃないですか。これでまだ高校生役もできるぞって(笑)。正直言うと小学三年生という役に違和感というか、特別感はありませんでした。それよりも大人が小学三年生を演じることに意味があるんじゃないかって感じていて。だからこういうチャンスをいただけて、感謝しかないです。

――今回演じる直ちゃんは、どのような男の子ですか?

自分の幼少期を思い出しました。あっ、自分ってこうだったんだなと幼いころの自分を確認したような感じで。実直でまっすぐで分からないことは分からないって素直に言えて。頭で考えるより前に怒る、泣く、笑うって心で動いている子だなって思ったんです。プロデューサーさんは僕と会った印象を直ちゃんに反映しているとおっしゃっていたので、そのせいかもしれません。

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――実際に直ちゃんを演じてみて気づいたことはありますか?

直ちゃんは意外と大人だって感じました。

――というと?

大人って、どういう人のことを言うんだろうって考えたとき、直ちゃんは精神年齢的に大人なんじゃないかって思ったんです。みんなが幸せで、みんなが笑っている自分の居心地の良い場所を作る直ちゃんの打開策で出てくる言葉や考え方が大人じゃないかって。それってたぶん、精神的に大人だからなんですよね。だから直ちゃんは悪ガキじゃない。バカだけど、バカじゃないんです。

――ちなみに直ちゃんは小学三年生らしく、半ズボンを履いています。この衣装は?

衣装合わせのとき、これだ!って言って決めさせていただきました。ただロケはめちゃくちゃ寒くて。撮影の合間は毛布を巻いてブルブルしていました(笑)。なんで半ズボンを選んじゃったんだろうって何度も後悔したくらいです(笑)。

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――共演者にはきんべ役の渡邊圭祐さんやてつちん役の前原滉さん、そして山ちょ役の竹原ピストルさんがいらっしゃいます。

渡邊くんはクールでカッコイイんですけど、半ズボンを履いていて結果的に変な人になっています(笑)。一緒に演じてみると、きんべという役をすごく考えて構築しているんだなって思いました。それは前原くんも同じで。小学三年生のキャラクターをどういう案配で作るか。みんなそれぞれやり方が違ったんですが、2人を見て僕自身も学ぶところがありました。そして竹原ピストルさんが山ちょ役と聞いたときは、きっと面白くなるんだろうなって思っていて。現場で実際に竹原さんが演じたら自分の想像した通りの山ちょだったんです。でも、言動、行動がすごくカワイイ山ちょがボクサーみたいな走り方をするだけで笑っちゃって、めちゃくちゃツボにハマってしまいました(笑)。

演じているときは童心に帰っていたのかな。何をやっても笑ってしまう状態でしたね。あと前原さんには結構、支えていただいたという印象が強いです。撮影が終わった後、話す機会があって。自分の思いをすべて受け止めてくれたことにはとても感謝しています。

――監督とはどのようなお話をされたんですか?

色々なことを話しました。監督は、どういうことが面白いかってことをすごく突き詰めていらっしゃって。小学生が全力でやることを、小学生の恰好をした大人が全力でやる面白さがあって。その絶妙なバランスを調整していただいた感じです。

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――小学生を演じることにおいて難しいことはありましたか?

僕は精神年齢が低いのかな。難しいと思ったことはほとんどなくて、楽しかったという思いのほうが強いです。自由にやらせていただいたっていうのもあるかもしれません。ただ、芝居に関してまだまだこういうところが自分には出来ないと見つめ直すことはたくさんありました。自分の中で整理をつけて、そこの感情に焦点を合わせて演じる。でも足りないことを自分だけでは補えなくて。自分で補填できないと、素直に演じるしかないんです。そういったことが難しいとは感じました。でもすべて自分の糧になるので、とても意義のある役だったと今では思っています。

――ちなみに小学生を演じることに照れはなかったんでしょうか?

なかったですね。あっ、最初に走るシーンがあったんですが、スタッフさんともまだそれほど会話をしていなくて。どうやればいいんだろう?って探っているときにちょっと照れはありました。でも、気持ちを切り替えて、僕はこれでやる!って思ってから、照れはなくなりました。最初だけちょっと照れがあったかもしれません。

――後編では、杉野の小学生時代の話を中心に、役者への思いなどを聞いた。

(インタビュー、文/MAIMAI)

◆番組情報
『直ちゃんは小学三年生』
毎週金曜深夜0:52からテレビ東京ほかにて放送
動画配信サービス「Paravi」では先行配信中

【公式 HP】https://www.tv-tokyo.co.jp/naochan/
【公式 Twitter】https://twitter.com/drama25_202101/
【公式 Instagram】https://www.instagram.com/drama25_202101/

◆「直ちゃんは小学三年生」最終回直前イベント
日時:2021年2月12日(金)19:30~/21:00~ 計2回
主演者:2月12日(金)杉野遥亮、渡邊圭祐、前原滉、竹原ピストル 予定
・視聴のみ 1,500 円(税抜)
・特典グッズ(杉野遥亮描き下ろしイラストの今治ブランド・刺繍入りタオルハンカチ)付き 2,500 円(税抜)
イベントに関する詳細は番組公式サイト(https://www.tv-tokyo.co.jp/naochan/event/) を参照

◆番組公式グッズ
BASE 番組オフィシャルショップ:https://naochan.base.ec/
杉野遥亮描き下ろしの、直ちゃん・きんべ・てつちん・山ちょの似顔絵をあしらったマスク、ロングスリーブTシャツ、タオルハンカチと、浅草の洋服店「TheThreeRobbers」とコラボし作中で直ちゃんが着用しているベースボールキャップを販売中。

(C)「直ちゃんは小学三年生」製作委員会