本ドラマはファッション雑誌編集部を舞台に、「仕事も恋愛もほどほどに。人並み (なみ) で普通の幸せを手にしたい」というイマドキの安定志向の持ち主である鈴木奈未(すずき・なみ) が、仕事に恋に悪戦苦闘しながら、成長していく姿を描いたお仕事&ラブコメディ。

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主人公である奈未役の上白石は、会場にいるスタッフや配信先に対して呼びかけけ「こうして皆さんとこの場にいられることがすごく嬉しいです」と挨拶。続けて奈未の上司、つまりボスとなるバリキャリ・冷徹・ドSが三拍子揃った宝来麗子役の菜々緒は「舞台となるMIYAVI編集部はセットがとても豪華ですので、そこも見どころになっています」と作品をアピールした。

ひょんなことから奈未と出会う、子犬系イケメン御曹司のカメラマン・潤之介を演じるのは玉森裕太。自身もマイカメラを持っており、撮影の合間も撮影を兼ねてシャッターを切っているということで「触り方など初歩的なことではありますが、その知識を活かすことができました。また、撮られる際もカメラマンさんからの声のかけ方など、意識して聞くようになりました」と経験が撮影に活かされていると語った。

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クールな先輩編集者・中沢涼太を演じる間宮は「まさか自分が火曜10:00のドラマに出れるとは」と出演の喜びを語り「火曜10:00枠ファンの皆様、どうぞお手柔らかにお願いします」と冗談を交えつつ挨拶。奈未の教育係でもある中沢だが、間宮自身は「これなら誰かに教えられることはありますか?」という問いに、おうち時間を振り返りながら「今から始めたいなーと思っている人になら、ゲームを教えられます!ユースケさんとも『モンスターハンター』の話で盛り上がってます」と回答。

編集部アシスタントで奈未の良きライバルとなる和泉遥を演じるのは久保田紗友。自分の役について「ピュアで仕事にひたむきな女性です」と説明。「編集部は好きじゃないとできないお仕事だな、というのを撮影を通して感じました。私自身も役者という、好きではないと続けていけない仕事をさせていただいているので、その部分を出していければ」と続けた。

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潤之介を崇拝するカメラアシスタントの尾芦一太を演じる亜生(ミキ)は「上白石萌音のバーターとして今日もやって参りました」と一笑いを誘い「今回も楽しい現場を作っていけたら」と意気込みを語った。

出版社副社長で、不思議な魅力を持つ宇賀神慎一役を務めるのはユースケ・サンタマリア。女性社員の憧れの存在である"萌えおじ"を演じることについて「自分一人でそのイメージを作り出すのは、すごく難しいんですよ。それ相応の素敵な台詞、展開と組み合わせて"三位一体"でやっていきたいと思います。脚本の田辺茂範さん、期待してます」と意気込んだ。

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本作はファッション雑誌の編集部を舞台にしているが、上白石は「私のようなモデルさんとはかけ離れた者にとって、ファッション誌は敷居が高くてとても洗練された都会的なイメージを持っていました。ですが少しずつ編集という仕事に触れ、写真1枚、文字1文字にも人が携わっていることを体感し、今までよりも雑誌から体温を感じることができるようになりました」とにっこり。

ドラマに登場するファッション誌の編集長を務めるのは麗子。菜々緒は自身と役を見つめ「私自身も仕事人間で、仕事が趣味のようなところがあるので、そういう意味では仕事に対する姿勢や心構えのようなものはとても共感できます」とコメント。1話では麗子の雑誌にかける思いが語られる場面もあり「迫力のあるシーンとなっています」と明かした。

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そんなドS麗子を「可愛いところもありますよ」と評するのはユースケ。「ドSな人ほど、時と場所が違えばポメラニアンみたいなかわいさを出すんですよ。菜々緒ちゃんはそういうところも表現してくれていて、とても良いと思います」と続けた。

出演シーンがかぶることが多いため玉森の印象を聞かれた亜生は「びっくりするくらい呼吸が合って、本当に"マブダチ"なんです。前世、どこかで会ってたんじゃないかなあ」としみじみ。それを受けて玉森は「僕は人見知りが激しい方なのですが、亜生くんぐらいぐいぐい来てもらえるとすんなりと打ち解けられました。あ、でも前世で会った感覚はないかも?(笑)」と冗談交じりに返した。

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会見では、キャストが「今年こそ来い!」と思うことについて質問が。上白石は「春」の一文字を掲げ「大変な世の中なので、はやく明るくなって欲しいな、そしてドラマが無事に終えることができるといいな、という思い。そして、撮影現場で皆が震えているので、暖かくなって欲しいな、という願いを込めています」と茶目っ気たっぷりに回答。

さらにKis-My-Ft2が歌う主題歌「Luv Bias」についても触れ「生歌、来い!」と来てほしいことを追加。「現場に歌っている人がいて、歌って欲しいって頼んでるんですけどね・・・?」と隣に座っている玉森の顔を覗き込んだ。

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玉森はこれを受け「きちんと時間をかけて、練習をしていつか7人全員で、上白石さんの前で歌わせていただきます」と宣言した。そんな玉森の来い!はなんと「運命の人」。「なにか、いつか、そういう人よ来い!。周りをザワザワさせようかと(笑)」とコメントした。

そのほかにも「ユースケさんの適当さ」(菜々緒)、「阪神タイガースの優勝」(間宮)、「馬に乗る」(久保田)、「玉森!」(亜生)、「CM 2~3本。4~5本でも可」(ユースケ)など様々な来い!が飛び交った。

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話題は撮影でのエピソードに。上白石は「玉森さん、すごく体張ってて・・・」と話し出し「最初に出会うシーンの床が雨上がりで濡れていて、あそこだけで数十回は転んでましたね。海では叫びながら砂浜をダッシュするので、喉をいためてしまったり。イケメンって大変なんだなあ、とすごく思いました」と振り返った。

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また恋も仕事もがんばる女性に向けてエールを求められた女性陣。「恋も仕事もがんばっている人は本当にすごいです。両方があるからこそどちらも高めることができて、毎日がキラキラになれば素敵ですよね」(上白石)、「アドバイスになってしまいますが、人と比べないことが大事。自分らしく自分のペースで楽しく過ごしてほしいです」(菜々緒)、「常にポジティブでいることが大事だし、魅力的に見えるので、自信を持ってがんばってください」(久保田)とそれぞれエールを送った。

会見の最後には、代表して上白石が「この会見を見ていただいても分かる通り、素敵なチームで、現場にいるだけで元気になります。この優しさやほっこりした雰囲気が画面越しに伝われば幸いです。色々なことがある世の中ですが、頭を空っぽにして純粋に楽しんでいただけるドラマになるようがんばります」と挨拶した。

『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』は2021年1月12日(火)よりTBS系にて放送スタート(※初回は15分拡大)。毎週地上波放送後に、動画配信サービス「Paravi(パラビ)」でも配信。