本作は、キーボードによる殺人=指殺人が社会問題になっている昨今、この社会問題に対応するため警視庁に新設された"指殺人対策室"を舞台に、香取慎吾演じる捜査官・万丞渉らがクセの強いメンバーとともに指殺人に苦しむ人々の事件を解決に導いていく全く新しいサスペンスドラマ。
今回出演が発表された山本は、NHK大河ドラマ『新選組!』(2004年)での共演以来、香取と親交が深いことでも知られているが、2人のドラマでの共演は、この『新選組!』以来なんと16年ぶりになるという。プライベートでは親友の2人が本作では対立関係を演じる。
以下、山本のコメントを紹介。
◆山本耕史
――オファーがあった時の感想をお聞かせください。
香取くんとは大の仲良しなので本当に嬉しい限りです。最初香取くんがテレビ東京でドラマをやるって聞いたときに「何で俺に話が来ないのかな(笑)」と思ったくらいで。香取くんから「出てくれないんですか!」といわれて、「オファー来てないから!」って返してスケジュールの話をしていたら、すぐに出演のオファーをいただけました(喜)!ぜひ一緒にやりたいと思っていたけど、まさか本当になるとは思わなかったところもあるから嬉しいです。香取くんの久しぶりの民放の連ドラなので少しでも力になれれば嬉しいなと思います。
――今回のドラマはSNS犯罪がテーマですが・・・
僕自体がそんなにSNSをやっていないですが、ニュースでもここ最近、SNSの犯罪は社会の問題として目にすることもあります。今までこういったドラマがなかったのは意外だったというのもありますが、いままさに社会の問題として目をつぶっていられないような状況になりつつあります。投稿する側は軽い気持ちでも、受け取る側は真摯に受け止めてしまうこともある。それを今回のドラマ、香取くんという主役を通して、メッセージ性の強い、現代にマッチした伝えるべきテーマだと思うので、丁寧に演じて作っていきたいと思います。
――視聴者の皆様にひとことお願いいたします。
香取くん自身も連ドラが久しぶりですし、僕らの共演も久しぶり。メッセージ性の強い作品なのでいろんな角度から楽しめていろんな角度から刺激を受けるドラマになると思うのでぜひ楽しみにしていただきたいです。見た人がSNSであまり叩かないようにしてくだされば・・・(笑)
【あらすじ】
SNSのトラブルが後を絶たない。警視庁は、世論の声に応えるべく試験的に専門の対策室「警視庁指殺人対策室」(通称「指対(ゆびたい)」)を新設した。SNSの情報を分析し捜査に役立てるとともに、誹謗・中傷の撲滅を目指し市民からの相談に乗る――そんな理念を掲げつつ、実際には世間に対するポーズとしの部署新設であり、集められたメンバーは、万丞渉(香取慎吾)をはじめ、出世コースから外れたクセモノばかり。
そんなある日、ある夫婦が対策室を訪ねてきた。先日、一人暮らしをしていた娘が自殺したのだが、警察は「事件性なし」として早々に捜査を打ち切っていた。だが、ファッションモデルである娘がネット上で激しい誹謗中傷に遭っていたことを知り、娘を死に追いやった人たちを捕まえてほしいと依頼。「指対」の捜査が始まる・・・!
(C)「アノニマス」製作委員会
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