『恋する母たち』の原作は恋愛マンガのカリスマ・柴門ふみによる同名の人気作品で、脚本は恋愛ドラマの名手・大石静が手掛けている。そして19年ぶりにTBSの連続ドラマで主演を務める木村が11年前に夫に突然失踪されて以来、不動産屋でパートをしながら一人息子を育て、この春、有名進学高校に入学させたシングルマザー・石渡杏を演じる。他にも吉田羊と仲里依紗がバリバリのキャリアウーマン・林優子(吉田)、キラキラしたセレブ妻・蒲原まり(仲)、それぞれ杏の息子と同じ名門校に通う息子がいる母親を演じている。
12月11日に放送された第8話のラストではついにまり(仲)が夫に離婚を切り出す姿が描かれ、いよいよ丸太郎(阿部サダヲ)の元へ飛び込めると思ったが、雲行きが怪しくなってしまう。一方、優子(吉田羊)はシゲオ(矢作兼)と離婚が成立。しかし、久々に話をした赤坂(磯村勇斗)にそのことを告げずにいた。最終回では赤坂が結婚するという話を聞いてしまう。それに対して優子は・・・。そして、杏は斉木(小泉孝太郎)と新しく家族を始めようとした矢先、再びギクシャクとした関係に。さらには杏の周りに元夫の気配がチラつき・・・という原作とは違うオリジナルの結末を迎える最終回に注目が集まっている。
そんな中、4カ月にわたり、酷暑から晩秋への気温の変化、さらにコロナ禍という厳しい撮影環境の中で苦楽を共にした出演者たちがクランクアップを迎えた。本作のオールアップでもある主演・木村のクランクアップの日には、すでに全ての撮影を終えていた吉田と仲が駆けつけ、木村の前にサプライズで登場。
クランクアップを迎えた瞬間、木村は2人の登場に歓喜の表情を見せ、さらに木村演じる杏の息子・研を演じた藤原大祐も姿を見せると、感情が高まった木村は「やだ! どうしよう。感極まっちゃって・・・(泣)」と、瞳を潤ませた。苦楽を共にした母2人と息子に見守られながらのクランクアップに木村は「厳しい環境下にも関わらず、1人も離脱せずに健やかに撮影が行えたことに感謝し、厳しいスケジュールでも穏やかに撮影を進めることができたのはスタッフのおかげでした」と感謝の言葉を述べた。
そして、先日、一足先にクランクアップした吉田も「どうなることかとヒヤヒヤしていましたが、無事にクランクアップ出来たことにほっとしております。現場の皆さんがあたたかくて、優しくて、撮影現場に行くのが楽しみでした。次、ご一緒するときは打ち上げができますように、と願いつつ・・・」とあいさつし、仲は「まりちゃん楽しかった! またご一緒できるように女優のお仕事も頑張ります! ・・・YouTubeも頑張ります♪」と元気に語った。
自身の撮影がなかったにも関わらず、多忙な出演者たちがオールアップに会するのは稀なこと。作品同様に波乱の日々を乗り越えた3人の母たちの絆の強さがうかがえたオールアップとなった。
最終回放送後の23:00からは、『こいはは』キャストたちによる「こいはは㊙アフタートーク」を、TBS公式YouTubeチャンネル「YouTuboo」で生配信することが決定。木村をはじめ、仲、小泉孝太郎、磯村勇斗、矢作兼、阿部サダヲの6名が登場し、4カ月間撮影を共にしたからこそ聞きたい撮影ウラ話や思い出話など、なかなか聞くことができない激レアトークをみんなで乾杯しながらリラックスムードで繰り広げる予定だという。
◆放送情報
金曜ドラマ『恋する母たち』
毎週金曜22:00よりTBS系で放送中。12月18日(金)に最終回が放送される。
地上波放送後に動画配信サービス「Paravi」でも配信。
さらに、Paraviオリジナルストーリー「恋する男たち」も配信中。
(C)TBS
- 1