『恋する母たち』の原作は恋愛マンガのカリスマ・柴門ふみによる同名の人気作品で、脚本は恋愛ドラマの名手・大石静が手掛けている。そして19年ぶりにTBSの連続ドラマで主演を務める木村が11年前に夫に突然失踪されて以来、不動産屋でパートをしながら一人息子を育て、この春、有名進学高校に入学させたシングルマザー・石渡杏を演じる。他にも吉田羊と仲里依紗がバリバリのキャリアウーマン・林優子(吉田)、キラキラしたセレブ妻・蒲原まり(仲)、それぞれ杏の息子と同じ名門校に通う息子がいる母親を演じており、一見幸せそうな生活を送りながらも、誰にも言えない秘密と悩みがある3人の美しい母たちの姿を描いていく。
そして、『恋する母たち』が女性目線で展開するのに対し、Paraviオリジナルストーリー「恋する男たち」は8人の男性が主人公。男はなぜ失踪したのか、男はなぜ結婚している女性を好きになってしまったのか、男はなぜ妻以外の女性と関係を持ってしまったのか・・・。‟要注意"な男性たちをメインに、本編では描かれない"やっかいな"恋愛を描いていく。
10月23日の本編放送後に配信される『恋する男たち』第1話では、本編の第1話に繋がる慎吾の失踪までの経緯が描かれることに。彼はなぜ人妻である斉木由香(瀧内公美)と恋に落ちてしまったのか、そしてなぜ杏の前から突然姿を消したのか・・・。2人が、本編では描かれない"やっかいな恋愛"をどのように演じるのかが見所だ。
【『恋する男たち』第1話「石渡慎吾編=妻を捨てる男」あらすじ】
ある朝。旅行会社の企画担当・石渡慎吾(渋川)は、ホテルの広報担当者との打ち合わせに向かう途中で女性とぶつかり、一方的に責められるという不運に見舞われる。実は、この女性こそがホテルの広報担当者・斉木由香(瀧内)だった。最悪の出会いをした2人だったが、後日、由香のミスで怒ったホテルの客に慎吾が土下座で謝罪したのをきっかけに距離を縮める。そして、慎吾には杏(木村)という妻、由香には巧(小泉)という夫がありながら、2人の関係は不倫旅行へ出掛けるまでに発展。そんな中、ある問題が起きて・・・。
以下、キャストのコメントを紹介。
◆渋川清彦
20年弱の俳優人生で演じた役の大半は、歯の浮くようなセリフを言うキャラクターとは逆のキャラクターを演じてきました。
今回の石渡慎吾は妻も子供も捨てて駆け落ちしてしまうような、どちらかと言うとダメな側の、自分が多く演じてきたような奴でしたが、発するセリフはなかなか男前というか、軽く歯が浮きました。
本編では描かれていない裏のストーリーを楽しんで頂けたら幸いです。
そして石渡慎吾も温かい目で見て頂ければ。
◆瀧内公美
斉木由香役、瀧内公美です。
『恋する母たち』のお話をいただきまして、原作にトキめき、脚本を読みながら"このセリフを早く口にしたい"という気持ちになったことを覚えています。さらにオリジナルストーリーの『恋する男たち』に参加させていただけるということで、私の回は思いっきりトレンディードラマ仕立てなのですが、ちょっと普段は言わないような恥ずかしいセリフも、全力で言わせてもらっています(笑)。
現場で逢う慎吾さんに、ドキドキさせられ、同時に誰にも取られたくないという気持ちに自然になれました。時折見せてくれる何とも言えないお顔が本当にカッコ良く、まともに見られませんでした。
そんな経験をさせてもらった私が演じる由香は、はたして木村佳乃さん演じる本妻の石渡杏さんに会えるのだろうか。会ったら何を伝えるというのか。
"女は怖い、そして奥深い"どうぞお楽しみに。
◆放送情報
金曜ドラマ『恋する母たち』
2020年10月23日(金)22:00よりTBS系で放送開始。(初回は15分拡大)
地上波放送後に動画配信サービス「Paravi」でも配信予定。
さらに、Paraviオリジナルストーリー『恋する男たち』も配信開始する。
(C)柴門ふみ/小学館 (C)TBS/TBS スパークル
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