今回の撮影に向けて髪を切り、原作さながらにみくりになった新垣は、最初は少し緊張気味の様子だったが、リハーサルから2人の息はピッタリで、モニターを囲むスタッフも「みくりと平匡だ・・・!」と懐かしさにおもわず笑みがこぼれた。

そのほか、人気キャラクターを演じるメインキャストらも続々とクランクイン。それぞれ久しぶりの再会に喜び、新春スペシャルの放送に向けて、撮影初日から『逃げ恥』らしさ溢れる笑いの絶えない現場となっている。今後も新キャストやレギュラーキャストが続々とクランクイン予定。新春スペシャルならではの多彩なキャスティングの発表が待ち遠しい。

『逃げるは恥だが役に立つ』は2016年10月期に火曜ドラマ枠で放送。現在、動画配信サービス「Paravi(パラビ)」でも全話配信されている。原作は海野つなみの同名マンガで、「職ナシ」「彼氏ナシ」「居場所ナシ」の主人公・森山みくりが恋愛経験のない独身サラリーマン・津崎平匡と「仕事」として契約結婚し同じ屋根の下で暮らすうち、徐々にお互いを意識しだす・・・というラブコメディ。

今回のスペシャルドラマでは、契約結婚から生まれた恋を経て、みくりと平匡がついに本当の"結婚"を決めた連続ドラマのその後を描くことに。脚本は原作の10巻と11巻をもとに、連続ドラマから変わらず野木亜紀子が担当し、お馴染みのメインキャスト陣も再集結する。

以下、新垣、星野、原作者のコメントを紹介。

◆新垣結衣
クランクイン初日はセリフが一言しかなくて、それでちゃんとみくりに戻れるか心配だったのですが、監督や平匡さん(星野源)にも「とてもみくりさんだった!」と言ってもらえて安心しました。平匡さんも変わらず平匡さんで「戻れるものなんだな・・・」と。とはいえ、あれから『逃げ恥』の世界も4年の月日が経ち、みくりと平匡がまた新たな問題に立ち向かっていくので、その姿をぜひ楽しんでいただきたいです。
そして、お正月の息抜きとちょっとした希望になれたらいいなと思います。

◆星野源
4年経ってどうなるかと思っていましたが、戻れるものですね。僕は一足先にクランクインしていましたが、みくりさんと会って改めて始まったな、戻ってきたなと感じました。
キャストもスタッフも連ドラの時の方ばかりで、大集合で再会できてうれしいです。初日は古田(新太)さんと藤井(隆)さんと一緒だったのですが、相変わらず笑うのを我慢するのに必死で、そこのシーンも期待していて欲しいです。
新垣さんと同じく、今回のスペシャルの中でも色々なことが起こりますが、その中でちょっとした希望を感じていただければと思います。

◆原作者・海野つなみ
引き続き最高のスタッフ、最高のキャストで楽しみでしかありません。
先が見えず不安な毎日に寄り添う、元気が出るドラマをお届けできたらなと思います。
あとはどうか、無事に安全に撮影が終了して、大きな事件なくお正月に放映されますように!

(C)TBS