森の中でアトリエ体験やショッピングができる、富良野屈指のデートスポット・ミングルテラスからゲストハウスに戻ったメンバー7人の元に、「オモテを出したメンバーは女神部屋、ウラを出したメンバーは天使部屋へ」という指令メールが届く。共同部屋生活も残り1週間、最後の部屋割りコイントスとなる中、女性メンバーは茜子がオモテ、ビアンカ&星南(せな)がウラでまさかの変更なし。かんた、こづけんがオモテ、カケルはウラを出し部屋の移動はなしだったが、最後にコイントスした蓮がウラを出し1人だけ移動することになった。
最後の部屋割りを終えて、かんたが「運ないなぁって思いました」と落ち込んでいた。かんたは「部屋が一緒だと2人の空間ってできたりするじゃないですか。話そうって言ってすんなり話せる。でも部屋が違うとどうしようって感じ。カケルがこっちで僕があっちだったら全然違うと思います。たぶんカケルも同じこと思ってる。これは理想だって」と分析しつつコメント。しかし、カケルは「今回の部屋替えは本当に最悪でしたね」とスタッフに漏らしていた。そして、「星南とはいったん離れて、自分のいない時に思ってくれるみたいなのが理想的だったんですけど、かんたにやられて。最悪の流れっすよね」とかんたと同じくらい落ち込む。
その日の夜、就寝時間になって天使部屋ではなぜか床で寝ようとしている蓮にビアンカが「蓮、ほんまに床で寝るの? マットレス下に入れたら?」と心配そうに声をかけるが、蓮は「めんどくさい」と言ってそのまま寝てしまう。翌朝、ビアンカの目覚ましアラームが鳴ると、すでに起きていた蓮がビアンカのベッドに駆け寄り甘えたように顔をうずめる。ビアンカはそれに驚き「どうしたの?」と言って頭や頬を撫で、蓮はさらに甘えるように手に顔を寄せたりしていた。神部美咲ら番組MC陣は「これやるために下で寝たのかな」「チューしてない?」「してるよね」と蓮の積極的すぎる動きを興奮しながらVTRを見守った。
さらに翌日、冬まつり本番が数日後に迫っているためこの日に雪像作りを終えなければいけないということで、全員で冬まつり会場へ行き作業をすることに。蓮とビアンカが仲良く一緒に作業し、茜子が複雑そうな表情を見せる中、なんとか鶴2羽がキスをしている"チューる"を完成させる。さらに午後は雪の美術館でアルバイトへ行き、館内で行われる結婚披露宴の準備に勤しむ7人。
そんな中、カケルが不可解な動きを見せていた。実は雪像作りの時も、バイトの時間も極力星南に近づかないようにしていた。スタッフがカケルに真意を聞くと、「今難しいっす。攻め方が。違う部屋で呼ばれたらドキっとするじゃないですか。ずっと一緒に生活してると会話も普通になっちゃうし。ドキドキ感も作れてない気がして・・・」という思いからあえて距離を取ってドキドキ感を演出していたことが分かる。しかし、星南は「カケルにちょっとイラッとしちゃって。急に目も合わせないし。話しかけてるのに無視されたっていうか。急にしゃべってもテンション低くて。なんで急にそういう感じなんだろう」とカケルの行動に憤りを感じていた。
星南がもやもやとした気持ちを掛ける中、思い思いの時間を過ごしてた夜に星南とかんたが2人きりになってお互いへの印象を語り合っていた。かんたは「一番気になってる存在は星南だなって。好きかどうかはまだわからないし、困らせるつもりはないけど、気になってる。今ってどういう感情?」と聞くと、星南は「正直に固まってきてはいる。かんたといるとドキドキする。自分が女の子の顔してるなって結構自分でも気づいてて。なんとなく自分の気持ちがわかってきたのかなって感じがする」と返し、良い雰囲気になっていた。
そして翌日のバイト、茜子とカケルが2人で外階段の雪かきをしていた。いつもと雰囲気が違うカケルに茜子は「カケちゃんもストレスたまってる?」と声を掛け、休憩中にカケルの思いを聞くことに。茜子に励まされ、自分の気持ちに整理をつけたカケルはその日の夜、星南を誘ってあるプレゼントを渡す。そして、星南を気になりだしたきっかけなど真剣で真っすぐな思いを伝え、星南の心を揺さぶることになる――。
共同生活最後の部屋割りコイントスでメンバーの中にさまざまなもやもやが生まれた第14話。第15話では、カケルが星南に告白し、かんたも星南と真剣に向き合い、三角関係に決着が・・・? 7人の恋がクライマックスを迎える!
『恋んトス season10』はパラビで独占配信中。毎週金曜昼12:00最新話配信。
(C)TBS
- 1