本作は、ラーメン業界をけん引する「清流企画」社長・芹沢達美(鈴木)が、奇抜なアイデアと計算しつくされた手法で、苦境にあえぐ街のラーメン店を繁盛店へと導くフード・コンサルティングの物語。原作は、久部緑郎・作、河合単・画の人気コミック『らーめん才遊記』で、ビジネスを切り口にコメディタッチで味つけした、新たな"食ドラマ"。ラーメン店で働く人々の悲喜交々、人間ドラマを通じて、ラーメン店だけでなく様々な飲食店にも通じるフード・コンサルティング、起業、経営のノウハウも描いている。

物語はいよいよ佳境に突入していくが、6月1日(月)放送の第7話に先駆けて、最終話となる第8話(6月8日放送[月])のゲストとして岡本、福田の出演が発表された。岡本は、かつては優れた味覚と調理センスで芹沢を唸らせ、料理人として高く評価されていた清流企画の元社員だったが、あることが原因で芹沢に恨みを持つようになる「麺獄グループ」代表・安本高治役。第7話ラストにも登場するという。そして、安本の部下・下平役で、舞台経験豊富なユニットとして注目を集める「ふぉ~ゆ~」のメンバーで、今作がテレ東ドラマ初出演になる福田が務めることになった。

安本は芹沢に復讐するため「らあめん清流房」全店舗の近くに清流房の看板メニュー・濃口醤油らあめんと同じ味を低価格で提供する「濃口醤油らあめんたかじ」を出店。さらに、商売敵である味惑コーポレーションにメニューの開発を依頼するなど、徹底的に潰しにかかりにいくことに。難波倫子(松井玲奈)曰く"色々こじらせとる男"安本と芹沢の過去に、いったい何があったのか、そして窮地に追い込まれた清流房はこの局面をどう乗り越えるのかに注目が集まる。

以下、岡本、福田のコメントを紹介。

◆岡本健一
(このドラマは)どんな内容の作品で、出演する方々や監督はどんな方なのだろう。作品を通して、今現在、日本で過ごしている人々に、何を伝えたいのだろうかと、台本を読むのが待ち遠しかったです。実際に台本を読んでみると、ひとつのコミュニティの中には色々な性格、立場や状況によってそれぞれの行動があり、主人公の発する言葉で、日常が大きく変わって行く面白さがありました。仕事の出来具合や商売のやり方、自分の関わるお店に対して、お金を使って下さるお客様に、どんな思いを込めてどのように提供して行くのか。仕事とは、男と女とは、そしてラーメンとは。

個性豊かで、女性陣は特に魅力的な共演者の方々で、実際に演じた時に、どんな作品になって行くのか、非常に楽しみになりました。鈴木京香さんとは初共演でしたが、とても優しくて美しく、気遣いをさせずに物語に集中させてくれる、ナチュラルで綺麗な女性なので、共演出来て幸せな時間でした。

(安本は)誰もが持っている「欲」によって今までの自分が変わり、挫折を味わい、人生の新しいステージで自分の思うままに行っている時は、気持ちが良かったのだと思います。(料理人としての才能に優れた役どころですが)自分では作ってみたいとは少しも思った事がありません。食べるのみです。好きなのは、あっさりしていてコクのあるラーメン。でも、美味しければ、どんなラーメンでも好きです。

このドラマにはさまざまな人間模様が描かれていて、これからの仕事の在り方、生き方や、食べ物を食するという絶対に必要な時間を、面白く高めてくれる作品になっていると思いますので、楽しみにしていて下さい。美味しいラーメンは心を豊かに暖めてくれます。

◆福田悠太(ふぉ~ゆ~)
ジャニーズ事務所所属の「ふぉ~ゆ~」という、面白いグループやっております、福田悠太と申します。この度、岡本健一さん演じる安本の部下・下平役で出演させていただきました。

今後の仕事について、マネージャーさんに「ドラマにどんどん出ていきたい」という話をしたら、ドラマはなかなか出られるものじゃない、オファーが来たら奇跡だと思いなさいと言われました。その数日後にこのドラマの出演オファーをいただいたので、すごく驚いて、奇跡が起こったと思いました。感動をありがとうございました!

オファーをいただいてから原作について調べたら、とても面白い漫画だという事を知り、調べれば調べるほどにお腹が空く漫画で、台本を読んでも、どんどんお腹が空いてワクワクしてしまい、そのせいでほんの少しだけ太りました。幸せです。

ちなみに僕は"家系"と呼ばれているラーメンが好きなのですが、コクがある札幌ラーメンも好きです。いや、徳島で食べた徳島ラーメンも捨てがたいし、福岡で食べた豚骨ラーメンも美味しくて何回替え玉したかわからないし、シンプルに中華そば!ってのも、やっぱり食べたくなりますよね~。ラーメンが大好きです。料理が苦手なので作ってみたいとは思わないけど、インスタントラーメンなら作れるし、美味しくできる自信があります!

監督には下平役を楽しんでほしいと言われ、監督が言うなら・・・と、楽しく演じさせていただきました。安本役の岡本健一さんは事務所の先輩で、撮影の間もいろんな話をさせていただけたので、ずっと楽しんじゃいました。ありがとうございます。

かっこいい健一さん演じる安本の脇でちょこちょこやってるのが僕です。是非、僕が出てるシーンも、少しだけでも注目してみてあげて下さい!よろしくお願いします!

(C)久部緑郎・河合単・小学館/テレビ東京