2020年4月期にTBSの金曜ドラマ枠で放送される綾野剛&星野源W主演の新ドラマ『MIU404』(※読み:ミュウ ヨンマルヨン)の追加キャストが決定。キャリアの新米役に岡田健史、ベテラン班長に橋本じゅん、そして彼らを束ねる女性初の隊長役として麻生久美子が出演する。

本作は野木亜紀子による一話完結のオリジナルドラマで、警察内部で"何でも屋"と揶揄されながらも、犯人逮捕にすべてを懸ける初動捜査のプロフェッショナルである「機動捜査隊」(通称:機捜)が、24時間というタイムリミットの中で事件解決を目指す物語を描いていく。

今回出演が決まった岡田が演じるのは、警察庁幹部の父をもつキャリアの新米・九重世人(ここのえ・よひと)役。今まで何事もうまくこなしてきたという自信から、どこか上から目線になりがちだが、意外に可愛いところもあるという役どころだ。TBSドラマへの出演は、『中学聖日記』(2018年)以来約1年3カ月ぶりとなる岡田は「主役の綾野さん、星野さんをはじめとした錚々たるキャストの皆様のもとでお芝居ができること、大変うれしく思います」と喜び、「全身全霊、九重を生き抜きたいと思っています。これまで見たことのないようなドラマをお届けします」と意気込む。

また、橋本がキャリアやエリートに苦手意識を持ちながらも面倒を見るために九重とバディを組む4機捜のベテラン班長・陣馬耕平(じんば・こうへい)役を、麻生が捜査一課から警察署長を経て女性初となる機捜の隊長に任官した桔梗ゆづる(ききょう・ゆづる)を演じる。

また、本ドラマの劇伴(※主題歌以外で劇中に使われる音楽)を得田真裕が担当することが決定。ドラマをはじめ、映画、アニメ、ドキュメント番組など幅広いジャンルの作品の音楽を数多く手掛けている得田は、『アンナチュラル』でも劇伴を担当しており、"アンナチュラル組"である脚本・野木亜紀子、プロデューサー・新井順子、演出・塚原あゆ子と共に再び作品つくりに臨む。

以下、岡田、橋本、麻生のコメント全文を紹介。

◆岡田健史
この度、九重世人役を演じさせて頂きます岡田健史です。主役の綾野さん、星野さんをはじめとした錚々たるキャストの皆様のもとでお芝居ができること、大変うれしく思います。TBSの刑事ドラマといえば『MIU404』と言われる未来が見えるようで、心躍る気持ちで撮影に挑んでいます。その中のパーツの一部としてしっかり機能できるように全身全霊、九重を生き抜きたいと思っています。これまで見たことのないようなドラマをお届けします。是非、ご覧ください!

◆橋本じゅん
クランクインしたばかりですが、ぶっちゃけ、超超楽しい!
だいたい野木さんの脚本が面白い。塚原監督の世界観、新井プロデューサーの集めたスタッフの皆さん、的確で迅速で優しくて、チャーミング。現場があっという間にドライブします。
そもそも主演の剛くんと源ちゃん。自分がうまい役者になったかのような気にさせてくれます。そして大好きな麻生さん! 岡田健史君とニコニコで過ごしてます。
ワクワクしすぎ。俺、絶対得してます(笑)。皆様どうぞお楽しみに!

◆麻生久美子
私が演じる桔梗ゆづるは、ひねくれたところがない正義感の強い人。私にそういう役のイメージはあまりないかもしれませんが、少しでも近づけるように頑張りたいです。
刑事ドラマなので毎回起きる事件はもちろんですが、個性豊かなメンバーの集まった"4機捜"内の人間関係や徐々に見えてくる人物背景なども見所の一つだと思います。なにより脚本の野木さんと演出の塚原さんの作られる世界観を楽しんでもらえたらと思います。

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