『恋つづ』堀田真由、憧れの先輩・佐藤健との共演に「感慨深い」

エンタテインメント

2020.02.25

毎週火曜夜10：00から放送中、動画配信サービス「Paravi（パラビ）」でも放送終了後に配信中の上白石萌音主演の火曜ドラマ『恋はつづくよどこまでも』。ピュアで真っ直ぐ、何事にも一生懸命な七瀬（上白石）とドSながら患者には真摯に向き合う"魔王"天堂浬（佐藤健）の胸キュンにあふれた恋模様に注目が集まる本作に出演する、七瀬の同期で小児科の看護師・菅野海砂役の堀田真由にインタビュー。前編では、役作りや主演・上白石萌音、事務所の先輩・佐藤健らの印象について聞いた。

――ドラマも中盤を過ぎましたが、菅野海砂を演じることになじんできましたか？

そうですね。今まで演じさせていただいたのが勝気な役が多かったんですけど、その中で海砂ちゃんはとても物腰が柔らかくて芯のある女の子で･･･雰囲気でいうともしかしたら自分に一番近いかなと思いました。なので、役作りをする上であまり大変なことはなく、すんなり役に入っていけたという感じでした。

――海砂をどのように捉えて演じてらっしゃいますか？

海砂ちゃんは中立でいるタイプだなと思っています。みんなが落ち込んで時に「うんうん。そうだよね」って、その時のちゃんと状況を見つつ、話を聞くのが上手なタイプです。大人数で集まったりすると私も聞く方に回ることが多いので、居心地よくそこにいることが出来ます。七瀬ちゃんの部屋は特に居心地良いですね。

――ドラマ放送開始前の制作発表会見で「新人たちの成長にも注目していただけたら」と仰ってましたが、海砂の成長というものはどう表現していますか？

病院でのシーンより七瀬ちゃんの部屋とか居酒屋など同期で集まるシーンが多いので、仕事の上での成長というのはあまり描かれていないんですけど･･･でも同期で集まった時の仲の良さやそれぞれ発言も変わってきているので、そういうところで成長を感じるような演技を意識しています。

――主演を務める上白石萌音さんのご印象は？

常に変わらぬ明るさを持った方だなと思います。きっと忙しいと思うんですけど、久しぶりに現場に入っても「元気～？」って声を掛けてくれたり、座長として真ん中に立ってくださっていて、「萌音ちゃんのためにがんばりたい！」とみんなが自然に思えるような七瀬ちゃんだなと思います。

――撮影現場では上白石さんがムードメーカーだとお伺いしたんですがいかがでしょうか？

そうですね。結構天然な部分が垣間見れたりして･･･例えば、居酒屋のシーンで勢い余って飲み物をちょっとこぼしたり「天然なのかな」って思うことがところどころあって、そういうところがすごくかわいいなって。七瀬ちゃんにも通じるものがあって、そういうところでも場を明るくしてくださっています。この作品の前に、一度一緒の作品に参加したことがあって、シーン的には被っていなかったんですけど初めてお会いした時に「あの作品でご一緒してましたよね」という話をさせていただきました。初めて会った時から「すごい波長が合う方だろうな」と思って、「仲良くなれる気がする！」という確信は不思議とありました（笑）。

――同期の仁志と結華と一緒のシーンも多いかと思うのですが、仁志演じる渡邊圭祐さんと結華演じる吉川愛さんのご印象は？

圭祐さんは同じ事務所なんですけど、今回初めて現場でご一緒しました。ヘタレな仁志君に私はズバッということが多くて、優しさに甘え毎回気持ちよく言わせていただいてるのですが（笑）、圭祐さんならではのあのヘタレ感というのが、絶妙で楽しいです。他の人がやったらまた違うと思うんです。あと、同じ小児科なので仕事の場面で一緒になることが多いんですが、6話で血が出るシーンがあってそこで仁志君が驚かなくなっているんですよね。それに対して片瀬那奈さん演じる結城先生と「ええ～！」って驚くシーンがあるんですけど「仁志君も成長しているから私もがんばろう」って思えるような同期だなという印象です！

愛ちゃんは前に映画でご一緒していて、その時は学園もので地方でも一緒だったので仲良くさせていただいていました。なので、撮影に入る前から知っている人が居るという安心感がありました。結華は"ツン"な部分が多いですけど、たまに同期の中でも"デレッ"とした女の子の姿を見せてくれるのでいつもみんなで「かわいい、かわいい」って癒されています！　萌音ちゃんはもう愛ちゃんがチョコを食べただけで「かわいい」って言ってますね（笑）。

――佐藤健さんも事務所の先輩ですが、現場でのご印象は？

あまりご一緒させていただくシーンはないんですが、朝とか帰る時とかすれ違うことが多いので、その時に笑顔で「おはよう」とか声を掛けてくださいます。「天堂先生だ！」と思ってちょっとドキッとしたり･･･緊張感がありますね（笑）。事務所が同じということで気に掛けてくださっていて、「何かあったら言ってね」といつも気にかけてくださいます。私自身、映画『るろうに剣心』（2012年ほか）を見てこの世界に入りたいと思って目指し始めて･･･もちろん健さんの存在にも憧れていたので、こうやって憧れの方と連ドラでご一緒させていただいてるんだな･･･と感慨深いものがあります。