上白石萌音が主演を務めるドラマ『恋はつづくよどこまでも』がついに1月14日(火)夜10:00から放送開始する(※初回は15分拡大)。本作は、「プチコミック」(小学館)で掲載されていた円城寺マキによる同名漫画が原作で、偶然起きた出来事で運命の男性となる医師と出会い恋に落ちた主人公・佐倉七瀬が看護師になり憧れのドクター・天堂浬と再会するところから物語が始まる。思い描いていた人物とはまるで別人の超ドSな姿に意気消沈しつつも、七瀬が真っすぐに仕事に恋に向き合い次々に起こる困難を持ち前の根性で乗り越えていく姿を描いていく。

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GP帯連続ドラマ初主演となる上白石が演じるのは"新米"看護師の七瀬。1話の冒頭では久々に再会した"王子様"に告白し見事に玉砕する姿が描かれるが、運命的な出会いから容姿端麗・頭脳明晰な超ドSなドクターに恋をし、無謀ながらもまっすぐに想いつづける姿から先輩看護師に"勇者"と名付けられてしまうキャラクターだ。

高校生の時、初老の女性が目の前で意識を失い倒れるところに遭遇し慌てていると颯爽と現れた医師の天堂がスピーディーに処置し女性の命を救う。その姿を見た七瀬は、ぼんやりとしていた未来への道がくっきりと見えるようになる。2人の最初の出会いは七瀬からすればまさに"運命"の出会いだった。冷静にそして的確に状況を見極め命を救い、最後にはほとんど何もできなかった自分に対して優しく「もう大丈夫、ありがとう」と言ってマフラーを巻きなおしてくれる。純朴なうら若き乙女にはかなり魅力的に映っただろう。

そんな七瀬が思いを寄せる超ドSドクター・天堂を佐藤健が演じている。一目置かれるエリート医師でストイックすぎるがゆえに周囲から「魔王」と恐れられている存在だが、患者には真摯に向き合い親しみを持って接するというギャップのある天堂を佐藤が見事に体現し、1月初旬に行われた試写会では会場に集まった観客を早くも魅了していた。

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そんな二人を取り巻く個性的なキャラクター達にも注目だ。まず気になるのは、TBS連続ドラマに初レギュラー出演となる毎熊克哉が演じる、循環器内科の医師・来生晃一。天堂と同期だが性格は正反対の"優男"で「魔王」天堂を唯一いじれる貴重な存在でもあり、天堂とは強い信頼関係がある役どころ。院内での信頼は厚く、失敗続きの七瀬を励ましたり恋の手伝いを申し出たり、この上ない包容力で優しく後押ししてくれる"イイ男"だ。今後、来生は仕事に恋にまっすぐで純粋な七瀬に想いを寄せていく・・・ことになるようなので、"魔王"と"優男"が激突・・・!? そんな展開にも期待が高まる。

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さらに、渡邊圭祐が演じる七瀬の同期の新人看護師・仁志琉星も魅力的だ。患者たちから人気が高いが、看護師でありながら血を見るのが苦手というヘタレキャラの仁志。ひょんなことから謎の美女・流子(香里奈)と出会い、瞬く間に恋に落ち・・・と七瀬の恋愛と並行して仁志の恋愛も描かれていくことになる。かわいい年下男子好きのお姉さまの胸をくすぐること間違いなしな仁志を演じる渡邊は、若手イケメン俳優の登竜門と言われる仮面ライダーシリーズでドラマ初出演を飾り今後の活躍が期待される若手俳優の一人。毎熊同様、今作がTBS連続ドラマ初レギュラー出演となる。

渡邊は元々看護師を目指していたようで、先日行われた舞台あいさつで「高校一年生のときに安定していそうだし、親に言われたこともあって看護師を一回だけ目指したんです。今回、看護師を擬似体験できて役者のうま味みたいなものを感じました」と、役者として昔の夢が叶ったことを喜んでいた。

ドSな魔王と優男とヘタレ年下男子・・・女性の心を射止めるには十分なラインナップではないだろうか。"1粒で3度おいしい"と思ってしまう。そしてそんな魅力的な男性キャラに加え、美しく凛々しくキュートな女性陣も見逃せない。

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香里奈が演じる天堂とただならぬ縁を持つ謎の美女・流子は、ノリは少々古いが見た目は派手なイイ女。天真爛漫で大のお酒好きの流子が七瀬と天堂の恋模様に大きく関わってくるという。1話の最後には流子が天堂に抱き着いているシーンがあるが、佐藤曰く、その時に香りという名のフェロモンが襲い掛かってきたという。香里奈が持つ"フェロモン"が影響しているのか、やはり流子もとても魅力的だ。登場シーンはかわいらしさがありつつもフェロモン大放出で、仁志が見とれてしまうのもとても頷ける。

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そして、七瀬の同期ナースである酒井結華(吉川愛)と菅野海砂(堀田真由)もタイプの違うかわいさを持っている。結華は大学の看護学科を卒業した優秀でクールな新人ナース。お人好しで一生懸命な七瀬とは正反対のドライな考えを持っているため、七瀬と揉めることもあるが、その凛々しさは女性も好むカッコよさがある。また、海砂はキュートな丸縁メガネが印象的な小児科の新人ナースで、七瀬と同級生ながら達観しているところがあり何かと七瀬に頼られている存在。"良妻賢母"のような雰囲気を持ち合わせており、そんな海砂に「自分も甘えたい!」と思う人も出てくるのではないだろうか。

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ラブコメドラマ好きにはたまらない美男美女揃いに、とにかくワクワクせずにはいられないだろう。そんな中、視聴者の癒し的存在になるのはミキ・昴生が演じる沼津幸人かもしれない。沼津は七瀬らの先輩で循環器内科ナースステーションのムードメーカー。関西の地元で介護士をしていたが、好きだった幼馴染を追いかけて上京した・・・ということで、関西弁バリバリの軽妙なノリが特徴だ。

昴生はTBSのとある番組の再現VTRに出演したことがきっかけで本作のオファーを受けドラマデビューとなるが、"ハマり役"なのか全く違和感なくドラマ世界観にしっかりと溶け込んでいる。七瀬との先輩後輩の関係性や瀧内公美が演じる同僚の石原こずえとのちょっとした漫才のようなコミカル掛け合いなども本作の見どころのひとつと言ってもいいだろう。

また、動画配信サービス「Paravi(パラビ)」で独占配信される本作のオリジナルストーリー『まだまだ恋はつづくよどこまでも』も要チェック。七瀬の天堂への猪突猛進な恋のアプローチをより一層楽しめるようにと、登場人物たちの心情の裏側をコミカルに描いたオリジナルストーリーは、ナースたち行きつけの居酒屋を舞台に、そこで働くイケメン店員に七瀬たちが恋愛の悩み相談をする物語を展開していく。

オリジナルストーリーのキーマンとなるのは2.5次元舞台などで活躍する黒羽麻璃央が演じる居酒屋のイケメン店員・猫田。猫田は恋占いが得意で恋愛の悩みを抱える七瀬に "恋のお導き"をするのだが、そのアドバイスをドラマ本編で七瀬が実際に行うなどオリジナルストーリーと本編がリンクするシーンがたびたび登場するとのことで、両方を見ることでさらにドラマの世界観を楽しむことが出来るだろう。

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そして、"医療×愛×冒険"と要素たっぷりの物語を展開する本作。主人公・七瀬がただ一生懸命に「いまここにある命」に向き合い恋にも勇者のように立ち向かっていく姿は、尻込みしがちな現代の人々に刺激や勇気を与えてくれるだろう。劇中の七瀬にとっての天堂のように、何かぼんやりとした道をくっきりと明るく照らしてくれるようなドラマになるかもしれない。

ドラマ『恋はつづくよどこまでも』は1月14日(火)夜10:00から放送開始予定(※初回は15分拡大)。