2020年1月8日(水)よりテレビ東京で、動画配信サービス「Paravi(パラビ)」では1月1日(水)夜9:00より毎話独占先行配信されるドラマ『来世ではちゃんとします』。主演を務める内田理央が5人の男性と関係を持つ性依存系女子に挑戦している。本作はグランドジャンプで連載中のいつまちゃん原作の同名人気コミックの実写ドラマ化。CG制作会社を舞台に、内田が演じる性依存系女子の他、BLオタクや魔性のタラシ、処女厨、風俗ガチ恋など、性と恋愛をこじらせた社員たちの姿を描く赤裸々ラブエロコメディーとなっている。そんなちょっと過激なドラマの主演を務める内田にインタビュー。前編では主人公・桃江を演じる意気込みや共演者の印象、好きなシーンなどを聞いた。
――本作のオファーがきた時のお気持ちを教えてください。
お話をいただいて、まずは原作の漫画を読ませていただきました。きわどい内容とかセリフもあったのですが、共感できる話も多くて。それに同じ職場で働いている恋愛をこじらせたメンバーがとても個性的なんですよ。性や恋愛についてみんながこじらせていて。男性でも女性でも、どこか"はっ!"と刺さる部分がきっとあるなって思いました。
それからすぐにドラマの撮影に入ったんですけど、共演する方たちともすぐに仲良くなれて、本当に楽しい現場です。ただ、みなさん、変なところがある方ばかりで(笑)。
――"変"というのはキャラクターがでしょうか?
キャラクターも変なんですけど、演じているみなさんも変だなって思いました(笑)。
――「みなさん」というのは内田さんが演じる大森桃江が働くCG制作会社スタジオデルタの同僚の方たちですね。BL好きな隠れ処女の高杉梅(太田莉菜)、無責任に女性を弄ぶ松田健(小関裕太)、トラウマから処女しか愛せなくなったセカンド童貞・林勝(後藤剛範)、風俗嬢にガチ恋する檜山トヲル(飛永翼)がいますが・・・。
太田さんはクールに見えるんですけど、面白くて・・・あの面白さを表現するのは難しいんですけど(笑)、太田さんのツボにハマったら「すごくうれしい!」ってなります。小関くんはとても天然でとても良い方。「年内中に小関くんの悪いところをみんなで探そう!」となるくらいです(笑)。後藤さんとは後藤さんの元カノの話でいつも盛り上がっています! 飛永さんは低いトーンでみんなのツッコミをしてくださって。さすがお笑いの方ですよね。ムードメーカーとして低いテンションのまま、現場の雰囲気を回してくれています(笑)。
――劇中で印象に残っていたり、好きなシーンはどこでしょうか?
もういっぱいあり過ぎて! どのシーンも本当に濃いんですよね。キャラクターもとても魅力的だし。うーん・・・特に好きなところだと桃ちゃんがA君って本命の男の子と遊んだ後、天井を見ながらむなしくなる場面があるんです。そのときに「来世ではちゃんとします」って開き直るところがすごく可愛くって。いろいろと大変なことがあっても「まぁ、いっか!」って開き直る強さを持っているんだなと思って良いなと思います。
――実際に演じてみて、大森桃江とはどのようなキャラクターだと思いましたか?
桃ちゃんにはセフレが5人もいるという設定があるので、最初にそのイメージが入ってきちゃうんですけど・・・本当はすごく優しいですし、気遣いも出来る子なんです。そこが桃ちゃんの一番ステキなところです。ハードできわどいセリフが多いんですが、誰にでも優しく裏表のない桃ちゃんを皆さんに見せられたらと思いながら演じています。
――ただ桃江は、5人のセフレの中に本命の男性がいるにもかかわらず、本心を打ち明けることもなく他のセフレとも関係を続けていますよね?
そう、そういう性格なんですよね、桃ちゃんって。男の子の足りない部分を埋めてあげようとして、こういう女の子になっちゃったのかなと思うんです。
――そんな桃江の気持ちは分かりますか?
私、(A君のように)他に本命の人がいる男性を好きになったことがないので分からないんです。桃ちゃんみたいに沼に落ちちゃうと、こういう女性になっちゃうのかなとは思うのですが・・・でも、だからこそ桃ちゃんは切ない担当というか。すべての行為に対して切なく感じている桃ちゃんの姿を、ドラマをご覧になる方たちには伝えたいです。
――後編ではさらに本作への思いを深堀しつつ、プライベートな一面にも迫っていく!
(文:MAIMAI)(撮影:高橋将志)
◆番組情報
『来世ではちゃんとします』
2020年1月8日(水)スタート
毎週水曜深夜1:35からテレビ東京ほかにて放送
また、動画配信サービス「Paravi(パラビ)」では2020年1月1日(水)夜9:00より毎話独占先行配信開始
- 1