毎週水曜深夜0:12からテレビ東京にて放送中の松岡昌宏主演ドラマ『死役所』の第6話(11月20日[水]放送)に、重岡大毅、中島歩、ナイツ・塙宣之、工藤綾乃のゲスト出演が決定。原作ファンの人気が高い異色作、「カニすべからく」という芸人コンビにスポットを当てた原作エピソードである『カニの生き方』を元にした物語を描いていく第6話では、重岡と中島がお笑いコンビ「カニすべからく」を演じ、塙がお笑い監修を務めることに。また、かが屋が「カニすべからく」のネタを作成することも明らかになった。
本作は、累計300万部(電子書籍含む)を超えるあずみきし原作の大人気同名漫画を実写ドラマ化。広瀬すずやきゃりーぱみゅぱみゅなどがSNSで広めて話題になるなど著名人にもファンが多く、インターネット上でもドラマ化キャストを妄想する読者が続出した注目作だ。"生と死"や"天国と地獄"といった深いテーマを、魅力ある個性的なキャラクターたちが、時に軽やかに、時に厳かに魅せる「死役所」は、考えさせられる人間ドラマとして極上のエンターテイメント作品となっている。主演は松岡が務め、黒島結菜、清原翔、松本まりか、でんでんらが出演している。
11月20日(水)放送の第6話のゲストとして、お笑いコンビ「カニすべからく」の高関一文役に重岡、高関の相方でコンビの頭脳でもある"才能"の人だが遺伝性の難病が発症し、人生の岐路に立たされる佐尾高茲役で中島、「カニすべからく」のマネージャー松井役に工藤の出演が決定。また、お笑い監修を務めることになった塙は「カニすべからく」が劇中で参加するお笑いコンテスト「デッドオアコント」のMC役としても撮影に参加する。
さらに、『キングオブコント2019』の決勝へ進出し、お笑い第7世代の急先鋒としても注目を集めるお笑いコンビ・かが屋が「カニすべからく」のネタを作成し、コンテストシーンでは「ジグザグジギー」などお笑い好きにはたまらない芸人総勢17名が大集合。原作ファンだけでなく、全てのドラマファン、そしてお笑いファンにも刺さる布陣となった。
ネタを作る才能はないが万人に愛される男で、相方との悲しい別れを経験することになる高関を演じる重岡は、「芸人さんはやってみたかった役でもあったので、楽しかったです。またナイツ・塙さんがお笑い監修、ネタはかが屋さん、ということで豪華すぎるな、と。芸人さんをすごくリスペクトしているので『こいつしょーもねーな!』とか思われたらどうしようかなとド緊張していました」とコメント。
そして、「そんな中、塙さんは『このネタはここは肝だから』とパパっと決められる。さすが!というか、プロだなと思いましたね。相方・佐尾役の中島くんのことは、もうとにかく大好き!すごく原作の"佐尾"なんです。コンビとして10年一緒にいる絆を表現するには、『とにかくコミュニケーションが大事!』と、初めて会った時に挨拶したら、中島くんの方からハグされて(笑)ギャグセンスも高くて、クランクインの日に『佐尾のネタに俺が爆笑する』という場面で、佐尾が書いてきたって渡してくる小道具のネタ台本に変な言葉が書いてあったんです。それで本当に笑っちゃって(笑)、自然に撮影ができた。しかもそれが恩着せがましくない。『こんな優しい人いないな』って思いました」と、撮影を全力で楽しんだようだ。
松岡昌宏主演ドラマ『死役所』は毎週水曜深夜0:12から放送中。動画配信サービス「Paravi(パラビ)」でも配信中だ。
以下、重岡、塙のコメント全文を紹介。
◆重岡大毅
お話をいただいて、これで今年全クール出ていることになりました。お芝居ができることが本当にうれしいです。すごく気合が入り、原作も読ませていただきました!脚本を読む前から、僕が演じた「カニすべからく・高関一文」は「愛される人」というイメージで、原作でもよくクシャッとした、鳥の足みたいな目で笑っているんです(笑)そして芸人さんはやってみたかった役でもあったので、楽しかったです。
またナイツ・塙さんがお笑い監修、ネタはかが屋さん、ということで豪華すぎるな、と。芸人さんをすごくリスペクトしているので「こいつしょーもねーな!」とか思われたらどうしようかなとド緊張していました。そんな中、塙さんは「このネタはここは肝だから」とパパっと決められる。さすが!というか、プロだなと思いましたね。
相方・佐尾役の中島くんのことは、もうとにかく大好き!すごく原作の「佐尾」なんです。コンビとして10年一緒にいる絆を表現するには、「とにかくコミュニケーションが大事!」と、初めて会った時に挨拶したら、中島くんの方からハグされて(笑)ギャグセンスも高くて、クランクインの日に「佐尾のネタに俺が爆笑する」という場面で、佐尾が書いてきたって渡してくる小道具のネタ台本に変な言葉が書いてあったんです。それで本当に笑っちゃって(笑)自然に撮影ができた。しかもそれが恩着せがましくない。「こんな優しい人いないな」って思いました。
この作品は死を扱ったもので、皆さん「人って死んだらどうなるんだろう」って考えた事あると思うんですけど、そこをすごく興味深く、ミステリアスに描いているし、なおかつ面白い。僕たちの6話はなかなかハートフルな回で、見ている人の心をきれいにするじゃないですけど、それぐらいのパワーがあると思いますのでぜひご覧ください。
◆塙宣之
今回、コントの監修をさせていただいたんですが、なんせ僕は漫才なんでねぇ・・・(笑)どういう風に指導するか悩んだんですが、役者として熱演しちゃうと、やっぱり笑いづらくなっちゃうので、下手にしてほしいと言いました。そこが難しいんですけど、重岡さん、中島さん共に飲み込みが早くてすごく自然体な感じやってたから、良かったなと。
重岡さんの印象は、僕、週に26本全局のドラマ見てるので、『ストロベリー・ナイトサーガ』『これは経費で落ちません!』とかももちろん見ていたんですけど、実際会ってみて一ファンとして「顔小さいなぁ、思ってたより背が大きいんだな」とか思ってしまうという(笑)中島さんは、芸人にいそうなタイプで、なんか味がある感じがいい。ちょっと明るい感じの重岡さんと、暗い感じの中島さんという組み合わせで、いい2人だなと思いました。ちなみに今回、コンテストのMC役としての出演もあったんですが、僕自身は脚本を読んで「カニすべからく」の思いは理解しているんだけど、本来MCはそこまで裏側を知らないだろうから、淡々とやろうと思いました。
みどころは第6話のジャニーズ事務所さんとマセキ芸能社の融合!(笑) 撮影時に何人マセキがいたかって話ですよ(笑)もちろん中身としても、家族でもない、恋人でもない、でも一般の方にはわからない不思議な関係で繋がる相方・・・「もしその相方がいなくなったら」という芸人の永遠のテーマを描いている。ナイツも1人になって何もできなくなる前に「65歳で1回解散しようか」と言っているぐらいで。芸人にとって本当に難しくて、普遍の問題なので、凄くいいテーマだと思います!
(C)『死役所』製作委員会
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