葉山での共同生活が終わる3日前、仕事で東京へ帰ってしまうなつとの別れの日を迎えてしまう。なつへ思いを寄せる崇史の提案で、カフェでお別れパーティーが開催され、なつは「楽しい思い出ばっかりだった。恋んトスに参加してよかったです」と名残惜しそうな表情であいさつした。すると崇史が、「みんなで・・・海の家にウェルカムボードを作って、最後になつの名前を書いてほしい」と、前日に頑張って6人で作っていたボードを取り出す。なつが名前を書くことで世界で1枚しかない"宝物"が完成し、特別な思い出を作った。
そんな中、崇史がとっておきのサプライズとして呼んでいた、テーマソング「青い空」「ボクは、きっと」を歌うD.W.ニコルズがメンバーたちの前に登場。メンバーになじみ深い2曲を披露すると、心強いメッセージとメロディー、ボーカル・わたなべだいすけの歌声を聞いて沖縄から始まった共同生活の日々を思い出したのか、感極まったなつの目から涙が溢れた。
お別れパーティーの後、崇史はなつを呼び出し2人きりに。崇史は「なつに最後言いたいことがあって」と言って立ち上がり、「なつ、好きだよ」とストレートに告白。直後に照れて顔を隠す瞬間がありつつも、「色々気持ち伝わらないことも結構あったと思うけど、それでもなつが好き。『恋んトス』が終わっても、オレと一緒に居てほしい」と再び真っすぐ伝えた。
そんな崇史の告白に、なつは「なつもずっと最初から変わらずに・・・沖縄とか遊んでた時とか、すごい好きだった。ずっと好きだったんだけど、後半(葉山に)来て、なかなか距離が縮まらなくて、もどかしい感じがずっと続いて、あの時の感情に今なれてなくて、そういう気持ちにはなれていないかな」と、好きだった時がありつつも、今は付き合えないと断ってしまう。なつの素直な言葉に、崇史は「ありがとう。なつと出会えてよかった」と男らしく返し、2人は浜辺で最後の"ハグタイム"を行って、さようならした。
残る6人のメンバーはなつとの別れの後、家へと帰ろうとするが、そこでりったんが「一緒に公園に行こう」と征志郎を誘う。りったんは「あの、横浜(豪華客船でのディナークルーズ)からさ、全然話してなかったじゃん」と切り出し、「あの日はすごい盛り上がったよね」と征志郎へ投げかける。征志郎はそんなりったんに「なんかりったんと本当にマジで楽しかったし。りったんと居たら笑顔になれるなと思って。すげぇ素敵な女性だなって思ったし」とその時の素直な気持ちを語りつつ、「でも、やっぱりどうしても、りったんと一緒に居る時でもみずきの事を考えてたりもしてて・・・」と今の思いを明かし、りったんは"友達"だとはっきり伝えた。
その日の夜、夕食作りに勤しむ6人。準備が終わりかけた時、征志郎がみずきを連れ出し久々のツーショットに。気まずげな征志郎は、「改まってみずきと話そうとすると緊張するんだよな」とこぼしつつ、みずきと向き合おうと「沖縄から葉山に来て、いろいろあって、ちょっとみずきとの距離感が分からなくなった時もあって、『え、なんなん?』って思ったかもしれないし、何も思ってないかもしれないけど・・・」と話し出すが、そこにダイが「何してんの?」と言って、割り込んできてしまう。
征志郎は「あと5分ちょうだい。みずきに話さなきゃいけないことがあるから」とダイにお願いするも、みずきと征志郎の仲が進展することを恐れているのか、ダイはその場に留まってしまう。そして、「手短に、俺からちょっと征志郎に言いたいことがあって。みずきにも聞いていてほしいんだけど・・・」と、これから征志郎が話そうとしていたことを汲み取ったダイは、先制攻撃としてある思いを二人に伝える・・・。
美男美女の恋愛が結末を迎え、征志郎が腹をくくって本命をみずきに絞るものの、ダイに邪魔されてしまうというハラハラする展開で幕を下ろした第17話。個性豊かなメンバーたちによるいじらしくも爽やかで切ない恋愛模様に番組MCだけでなく視聴者も心揺さぶられてきたが、10月25日(金)の配信でついに最終回を迎えてしまう。征志郎、ダイ、みずきによる三角関係の結末とは――!?
『恋んトス season9』はパラビで毎週金曜夜10:00から独占配信中。
(C)TBS
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