大反省会では、2012年大会のチャンピオンであるバイきんぐが決勝後、さまざまな思いを抱えるファイナリストに直撃!SNSで集めたファンからの質問などをぶつけつつ本音を聞き出している。また、キングオブコント本番の反省や愚痴、失敗談など、とにかく今叫びたいことを"タラレバBOX"に吐き出していく姿も・・・。さらに、反省会の会場には、決勝後すぐに仕事のオファーが舞い込むファイナリストたちの状況を知らせる「お仕事入りました速報!」というボードを準備。冒頭から早速、GAGの福井俊太郎に全国ネットの番組のナレーションが決まったことが明らかになるなど、ファイナリストたちの注目度の高さが際立った。
バイきんぐは、同率9位だった空気階段、わらふぢなるおから順に直撃。小峠英二から「マネジャーがめっちゃ面白かったって言ってた。もっと上に行ってもいいって。面白かったよ」と声を掛けられた空気階段の水川かたまり。実は、芸歴1年目の時にバイきんぐが優勝した『キングオブコント2012』で、カメラリハーサルの為にネタを覚えて、本番のセットでリハをしていたというエピソードを披露。「バイきんぐさんが優勝している瞬間を生で見させていただいて、そこから絶対決勝出たいなと思っていたのですごい嬉しかったんですけど、こんな結果になって最悪・・・」と悔しさを滲ませた。
他にも反省会では、反省だけではないエピソードも明らかにされた。
決勝で腹話術のネタを披露していたゾフィーの上田航平がいっこく堂の動画を見て腹話術を練習していた・・・、GAGの坂本純一が番組中に視聴者プレゼントとして用意していた「キングオブ昆布」の他に「キングオブコンロ(相方・宮戸洋行の私物)」「キングオブ棍棒」を用意していた・・・、さらにジャルジャルが決勝で披露するネタを変えることになってしまった理由やネタ中に2人の間であった攻防など、様々な裏話が満載だ。
また、4年連続で『キングオブコント』の前説を担当しているバイク川崎バイクも反省会に参加。バイク川崎バイクは「この3~4年で一番面白かった」と大会を振り返りつつ、「前説の仕事は盛り上げておくこと。うるとらブギーズがボカーンと言ったので仕事できたかなと」と自分の仕事に自信を見せる。しかし、9分あった前説の時間のうちラスト1分を持て余したことを明かし、それでも1組目のうるとらブギーズが盛り上がったからと、「"ブギーズが""かなり受けたので""僕は悪くない"! BKB! ヒィーア!」といつもの調子でネタを披露し開き直っていた。
そんな中、生放送後に早速いろんな番組の仕事をこなしていた、うるとらブギーズとどぶろっくは反省会に途中参戦。どぶろっくは早速、雑誌や朝の情報番組、ラジオなどさまざまな媒体からオファーが続々入ったと報告。森慎太郎は「優勝すると本当に怒涛の取材とかあるんですね。それをいっぱいやりながら『あぁ、チャンピオンになったんだな』って」と実感したことを明かし、所属する事務所・浅井企画で初のチャンピオンになったことに、「ネタがネタだけに、事務所からネタを隠されていた時期があったんです。優勝と言う恩返しができた。堂々と歌えます」と喜びの声を漏らしていた。
そして、優勝した喜びを一番伝えたい人に生電話するチャンピオンならではの特別企画を行うことに。事務所の先輩であるずんの飯尾和樹に電話を掛けるも夜中の1時前ということもあり電話に出ず、今度はウド鈴木に電話を掛けることに。奇跡的に電話に出てくれたウドに、森は「ウドさんに直接お礼を言いたくて電話しました」と伝えるも、少し酔っぱらっている様子のウドから「俺の方がお礼を言いたい! ありがとう! 森と江口素晴らしいな! 御礼申し上げます」と感謝されてしまう。
そんなほっこりするような企画の他、GAGの坂本がピンクパンサーに扮して大学生のようなネタをやって小峠から怒られたり、うるとらブギーズの佐々木崇博が相方がネタを作る側でコツコツと作り続けているオリジナルソングを披露するなど、バイきんぐとファイナリスト10組による反省会は芸人らしい賑わいを見せ大盛り上がりとなった。
生配信されていた『キングオブコント2019 生・大反省会』は現在パラビで見逃し配信中。
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