東京・丸の内にオープンしたシェアオフィス「point 0 marunouchi」。運営するのは、ダイキン工業やパナソニックなど9社です。「働き方改革の中、理想のオフィス空間を目指す」として、各社が「仕事の効率化」を目指した最先端技術をオフィスに投入しました。ダイキン工業は、眠気を感知するカメラを設置しています。
うとうとしていると、机に置かれたカメラがまぶたの動きをとらえて眠気を感知。すると、室温を2℃下げ、眠気を防いでくれます。
会議室には、ライオンの技術が見られます。会議の場で生じたネガティブな感情は生産性に影響すると考え、香りで前向きな感情へ持っていこうと開発された機器を机の中央に設置。この機器が会話の音声から感情を解析し、場面に合わせた香りを放出します。熱くなった会議では、リラックス効果のある香りを出すなどして、生産性の向上を図ってくれるといいます。
アサヒビールは、バーカウンターを設置しました。適度なアルコールがアイデアを出す会議などではプラスになると期待しています。
なぜ業種の違う9社が、連携して実験的なオフィスを作ったのでしょうか? 「さまざまな企業との連携によって、先進データが取れる」とダイキン工業の米田裕二執行役員。
多くの一般客に利用してもらうことで課題を洗い出し、未来のオフィスにつなげる狙いです。
この映像と記事はテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」(2019年7月8日放送)の内容を配信用に再構成したものです。
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