テレビ東京で放送中の反町隆史主演ドラマ『リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~』。本作は、「いのちの再建弁護士 会社と家族を生き返らせる」(角川文庫/KADOKAWA刊)が原作で、日本の企業の99.7%を占めるという中小企業を、年間8000件以上に及ぶ倒産から救うことに心血を注ぐ弁護士・村越(反町)の姿を描く物語。

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本著の作者であり今も現役で闘う弁護士・村松謙一氏をモデルに、実話からインスパイアされた熱いドラマを展開していく本作で、村越はこれまでに魚市場や伊豆の老舗旅館、老舗呉服店など、誠実に依頼者の心に寄り添いながら仲間と力を合わせて救ってきた。そんな、"いのち"に真正面から向き合う熱い弁護士の役を熱演する反町の姿に話題が集まっている。

今回、主演を務める反町に、今後のドラマの見どころや個性豊かな事務所の仲間を演じる共演者の印象などについて聞いた。

――重厚な物語が魅力ですが、茜(小池栄子)や伸司(堀井新太)など事務所のメンバーとの軽快なやり取りも面白いですよね。共演者の方々のご印象は?

小池さんとは初共演だったんですけど、茜みたいな役が本当にしっくりくる方ですよね。頭の回転も早いし、だからいろんなバリエーションでお芝居を組まれるから見ていて面白いです。それに頑張ってついていく堀井君のお芝居も見ていて楽しいですね。(村越の師匠である米倉役の)橋爪功さんとは何度か共演させていただいているんですけど、相変わらずの存在感です。味がある話し方ですてきです。事務所メンバーとのやり取りは基本的に監督が調整役をやられているんですけど、僕たちでも「もうちょっとこうしようか」と話ながらやっていました。

――座長として意識していることはありますか?

僕だけじゃなく作品作りにはたくさんの役者さんやスタッフさんが関わっていて、ドラマの撮影って期間が長いですし朝から晩まであって一日が長いので「なんか今つまんないな」って人間だから思っちゃうこともあると思うんです。でもなるべくそうならないように、前向きに現場が明るく楽しくできればいいなと思っていて。待ち時間やちょっとした休み時間に疲れている人がいたりしたら声をかけたりしています。

――依頼人などに向ける熱いセリフも話題ですが、反町さんの心に特に響いているセリフはなんでしょうか?

「命が大切だ」というセリフがやっぱり一番響いていますね。あと、家族がいて、従業員の家族がいて、取引先がいる中で、「会社を簡単には死なせるわけにはいけない」というセリフも響きました。

村松先生と実際にお会いした時にものすごい物腰の柔らかい安心できる方だなと感じたんですけど、この方が仰る「命が大切だ」や「会社を簡単には死なせるわけにはいけない」という言葉にはすごく納得できるなと思いました。現地に足を運んだり、地味な作業も多いと思うんですけど、ひとつひとつ拾っていって、少しずつでも近づきながら、解決に導いていく。会社を再建する前に人を信頼して、その人を励まして生きる力をつけるということも大事にしながら仕事をしている姿を見て、すごい先生だなと思いました。

――今後のドラマの見どころを教えてください。

(8月26日[月]、9月2日[月]放送の)6、7話が続きものになっていています。僕(村越)が訴えられるという話で、実際にあった話なんですけど、この苦難を乗り越えることでより家族や事務所の仲間との絆も深まっていくのでぜひ見守っていただければと思います。また、これまでも素晴らしいゲストの方に来ていただいてとても支えられているのですが、これからも素晴らしい方がいっぱい出てくださるのでそこも楽しみにしていただければと思います。

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◆番組情報
ドラマBiz『リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~』
テレビ東京系/毎週月曜 夜10:00から放送
主演:反町隆史
出演:小池栄子、堀井新太、和久井映見、橋爪功ほか
原作:村松謙一「いのちの再建弁護士 会社と家族を生き返らせる」(角川文庫/KADOKAWA刊)