10月からTBSの金曜ドラマ枠で福士蒼汰主演の『4分間のマリーゴールド』が放送されることが決定。TBSの連続ドラマ初主演となる福士は"死の運命"が視える救急救命士役で、余命1年の義姉を演じる菜々緒と禁断のラブストーリーを展開する。
本作は、小学館の新人コミック大賞(青年部門)で大賞を受賞したキリエによる同名漫画が原作で、手を重ねた人の"死の運命"が視えてしまうという特殊な能力を持つ救急救命士と、命の期限が1年後に迫った義姉との禁断の恋を描く切ないラブストーリー。週刊ビッグコミックスピリッツ(小学館)にて2017年より連載され、「どんどん引き込まれる 悲しい純愛に涙したい人に」(読売新聞)、「作品のテーマは"生"だ、あるいは"死"だ」(毎日新聞)と新聞各紙が絶賛するなど多くの感動を呼んだ。
主演の福士は、幼い頃に母を亡くし、父の再婚相手の連れ子である義姉・沙羅(菜々緒)が28歳の誕生日にこの世を去るという運命を視てしまう主人公・花巻みこと役。一つ屋根の下で暮らす義姉・沙羅に密かに想いを寄せていたみことは、沙羅の幸せを心から願い、 "視える"自分だからこそ、この残酷な運命を変えられるのではないかと奮闘していく。
そんな切ない運命に抗う主人公を演じる福士は、「本作のお話をいただいてすぐに原作を読ませていただきました。ラブストーリーの名作はたくさんありますが、そのどれにも負けないくらいとても感動できる作品だと思います。原作を読んで涙し、台本を読んでまた泣きました」と明かし、「『手を重ねた人の"死の運命"が視える』というフィクションの要素はありますが、物語はとてもリアルで新しいラブストーリーだと思います。主人公が運命に抗って進んで行く中で、人間の本質的な部分が見えてくるところも面白いと感じました」と作品の魅力を語った。
そして、「この作品は、切ないラブストーリーとしての側面を通して、『生』と『死』についても深く考えられる作品になっていると思うので、涙覚悟でぜひご覧ください」とコメントした。
みことと禁断の恋に落ちる余命1年の義姉・沙羅を演じるのは、これまでさまざまな"悪女"を演じてきた菜々緒。今年4月に放送されたドラマ『インハンド』でのハツラツとした官僚役も記憶に新しいが、今作では"ナチュラル系"ヒロインに初挑戦。心優しく天真爛漫な女性を可憐に演じる。
「生」と「死」に向き合う切ない愛の物語。初共演の2人がどんなラブストーリーを見せてくれるのかに期待が高まる。
以下、キャスト、原作者、プロデューサーのコメントを紹介。
◆福士蒼汰
本作のお話をいただいてすぐに原作を読ませていただきました。ラブストーリーの名作はたくさんありますが、そのどれにも負けないくらいとても感動できる作品だと思います。原作を読んで涙し、台本を読んでまた泣きました。
「手を重ねた人の"死の運命"が視える」というフィクションの要素はありますが、物語はとてもリアルで新しいラブストーリーだと思います。主人公が運命に抗って進んで行く中で、人間の本質的な部分が見えてくるところも面白いと感じました。
今回で初めて共演させていただく菜々緒さんは、これまで強い女性の役が多かった方という印象なので、天真爛漫な沙羅というヒロインをどう演じられるのか、ご一緒させていただくのが今からとても楽しみです。
この作品は、切ないラブストーリーとしての側面を通して、「生」と「死」についても深く考えられる作品になっていると思うので、涙覚悟でぜひご覧ください。
◆菜々緒
恋愛ドラマのヒロインで出演させていただくのは初めてのことなので、楽しみな気持ちと不安な気持ちが入り混じっていますが、今までにない新たな一面をお見せできると思うので楽しみにしていただきたいです。
沙羅は天真爛漫でピュアな女性です。周りの人を笑顔にする魅力を持っていて、優しさでできているような人。これまで悪女の役はたくさん演じましたが、"強い"部分が最初から最後までない役を演じたことはほぼないので(笑)、不安な部分もありますが楽しみです。
今回で初めて共演させていただく福士さんは、みこと像にぴったりの爽やかな好青年だと思います。みことが救命士として一生懸命頑張っている姿とかが、福士さんのイメージにとても合います。
この作品は、切ないけど心温まるラブストーリーです。人の気持ちや思いが大事にされていて、運命に立ち向かうみことの姿に勇気づけられる部分もあるので、何かに立ち向かっている方への応援にもなる気がしています。色んな角度から楽しめる作品になっていると思うので、楽しみにしていてください。
◆原作者・キリエ
この度、私共の漫画「4分間のマリーゴールド」を連続ドラマにしていただくことになりました。その夢のようなキャストに私たちは衝撃を受けました。死の運命が視える救命士、みこと役に福士蒼汰さん。そして、ヒロインの沙羅は美しい菜々緒さん。それぞれのキャラクターたちが、素晴らしく輝かしい命を授かるであろうことが、原作者として心からうれしくありがたく思います。1話と2話の脚本を拝見して、笑い、そして泣きました。
読者の皆様とこの感動を分かち合えることを、とてもとても楽しみにしています。 この作品を通して出逢ったすべての方に、心からの感謝を込めて。
◆プロデューサー・橋本芙美
原作を読んで泣き、「命」や「大切な人との時間」は決して当たり前にあるものではないことを改めて考えさせられ、「生」と「死」と「愛」に真正面から向き合う作品として、ドラマ化したいと強く思いました。
主人公・みこと役に真っ先に思い浮かんだのは福士蒼汰さんでした。なぜこの能力が自分にあるのか苦悩しつつ、愛する沙羅のために、死の運命を変えようと立ち向かうみことを、優しい雰囲気の中に芯の強さを持つ福士さんが演じることで、勇気と感動を呼び、たくさんの方々を魅了する新たな主人公が誕生すると確信しました。
そして、太陽のような存在である沙羅には、美しく溢れるような笑顔で周りを照らす力と真っ直ぐな心を感じる方に演じていただきたいと思い、菜々緒さんにオファーさせていただきました。今までのイメージを覆す、余命1年のヒロインを菜々緒さんがどう演じるかも大注目です。
沙羅はなぜ1年後に死ぬ運命にあるのか? みことは愛する沙羅を救うことができるのか? この秋、毎週金曜の夜はテレビの前で切なくも温かい涙をみんなで流す、そんな「命と愛の物語」をお届けするべく、スタッフ&キャスト一同、魂を込めて頑張っていきたいと思います。お楽しみに!!
(C)キリエ/小学館
(C)TBS
- 1